ハッキングされたサイトは大量に低品質なページがインデックスされる

2024年4月13日

書き換えられたページは低品質

パスワードが単純で使いまわしされていたりすると、ホームページがハッキングされることがあります。ハッキングされるとサイトにあった情報は完全に書き換えられて、全く違うサイトになります。

まだ、大量のページが生成されるのが普通です。

大量に生成されたページはとても低品質なページでこの情報をGoogleがインデックスするとサイト全体が低品質なサイトと評価される可能性があります。

復旧が遅れれば遅れる程被害は大きくなります

ハッキングされたサイトの復旧に時間がかかればかかる程、大量に書き換えられた低品質のページがGoogleにインデックスされます。大量の低品質なページは元々のサイトの情報とは関係が無く、これまでのサイトテーマとも全く違うサイトに書き換えられます。

ハッキングされると数千ページが生成され、そのページがGoogleにインデックスされます。

ハッキング

ハッキングされたサイトは低品質なサイト

ハッキングされたサイトを復旧しても、Googleにはハッキングされたページをすでにインデックスしていて、サイトを復旧しても長期間、ハッキングされたページがGoogleのデータベースに残ります。

ハッキングされたページが大量に残っている状態で、復旧してページが再度インデックスされても、Googleには低品質なページと元々のコンテンツが混在している状態になってしまいます。

ハッキングされたページの情報は長期間Googleのデータベースに残り、サイトの評価が低くなります。

Search consoleからURL削除を行っても、検索結果から削除されるだけで、Googleのデータベースには残り続けるので、回復にはやはり長時間を必要になります。

GoogleのインデックスをURL削除でデータベースから削除する

一度ハッキングされて、大量の低品質なページがGoogleにインデックスされた場合は、その低品質なページがGoogleのデータベースから消えるのを待つしか無く、Googleのデータベースから消えないと、Googleから正当な評価はされず、ペナルティを受けているのと同じような状態になります。

インターネット経由の売上げが多い企業にとっては、サイトをハッキングされることは重大なダメージを受けることになるので、パスワードを複雑なものにしたり、定期的にパスワードを変更なるなどの対策を取っておくことが重要です。ハッキングされてから後悔しても手遅れです。

サイトのセキュリティを最新に保ち脆弱性の問題を少しでも回避するようにしましょう。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。