内部リンクのキーワードスタッフィング

2020年2月1日

内部リンクで同じ意味のキーワードを複数回使うとキーワードスタッフィングになります

titleのキーワードスタッフィングでも説明したように、ほとんど同じ意味のキーワードを複数回使ったアンカーテキスト、例えば「薬剤師独立・薬局開業」をアンカーテキストにして内部リンクにすると、過剰SEOとキーワードスタッフィングとなって順位が大きく下がる場合があります。

アンカーテキストは、リンク先のページの内容が予想できるような記述にする必要があります。キーワードのみのリンクはリンク先のページが予想できず、ユーザーにとって親切なリンクとは言えません。検索エンジンの順位を操作しようとして設置したリンクと判断され、過剰最適化で順位が落ちます。

また、「薬剤師独立・薬局開業」は同じ意味のキーワードを繰り返し使っているので、キーワードスタッフィング(キーワードの詰め込み)になります。

内部リンクがキーワードスタッフィングになるのは、グローバルメニューやサイドバーなどの共通テンプレートからのリンクでは、ほとんど問題になりませんが、本文からのリンクの場合は問題になります。

Googleはグローバルメニューやサイドバーなどの共通テンプレートからのリンクは殆ど評価しませんが、本文からのリンクは評価していますのでSEOの効果もあります。SEOの効果があると言う事は、過剰に行うとペナルティが発動すると言うことも言えるのです。

何気なく使うキーワードを注意して使う

キーワードスタッフィングは検索エンジンを欺く手法ですが、検索エンジンを欺くつもりは全く無くても、意図せずにキーワードスタッフィングになってしまうことがあります。同じような意味のキーワードを続けて使うアンカーテキストには特に注意するようにしましょう。

ほとんど同じ意味のアンカーテキストが2つある場合は別々のアンカーテキストにする

先ほど説明した「薬剤師独立・薬局開業」のアンカーテキストの場合、「薬剤師独立」「薬局開業」の場合、「薬剤師独立」の記事から「薬剤師独立」を含むアンカーテキストでリンクを設置し、「薬局開業」の記事から「薬局開業」を含むアンカーテキストでリンクを設置するようにしましょう。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次