Googleのバグか?ページのインデックスが不完全。原因はWPtouch
5月3日から特定のページが圏外に!
5月3日から「サイト診断」で10位台まで上がっていたページが圏外に落ちました。site:でGoogleにインデックスされている情報を調べてみると、ページに記載されている情報を短くまとめたような内容になっていて、目次などのページ内リンクも表示されません。
Search consoleのURL検査でクロール済みページを表示でも、ページに記載されている内容とはかなり違う状態。このままインデックス登録をリクエストしても、適正に評価されないので、このままでは再びランクインすることは望めません。
他のページで同じように調べても問題は無さそうで、問題が起こっているのは、このページだけのようです。
5月5日にGoogleがコアアルゴリズムのアップデートを開始していますが、この問題はアップデートよりも前に起こっているので、アップデートで起こったバグでも無さそうです。
Googleで検索して同じような症状についての投稿が無いかも調べてみましたが、該当する投稿も発見出来ませんでした。
タグも問題無さそうです。他にしたことはサーバーのphpのバージョンアップくらいです。phpのバージョンアップが悪影響を与えるとも考えられず、今は途方に暮れている状態です。
プラグインの更新が影響している可能性も考えられるので、プラグインをバックアップから更新前の状態に戻して、しばらく様子を見てみます。
原因はWPtouchの代替モバイルコンテンツ
原因が分かりました。原因はWPtouchの代替モバイルコンテンツでした。WordPressの編集画面の下にWPtouch代替モバイルコンテンツがあって、そこにGoogleがインデックスしている情報と同じものが記載されていました。
この情報を削除して、インデックスを待ちます。
今ではWPtouchを利用するサイトはほとんど無いでしょう
WPtouchはレスポンシブデザインが普及し始めた頃、WordPressのテンプレートがレスポンシブに対応していない場合に、モバイルページをレスポンシブで作成してくれるプラグインです。
現在では、WordPressのテーマのほとんどはレスポンシブデザインに対応しているので、スマホ対応するためにプラグインをレ用する必要も無く、WPtouchを利用するユーザーはほとんどいないと思いますので、このような問題に遭遇することもほとんど無いと思います。
スマホサイトの情報の省略には注意が必要
WPtouchの問題は今ではほとんど発生しないと思いますが、PCのコンテンツに対してスマホの情報を省略するようなホームページを作成している場合は注意が必要です。
これは、ホームページ制作会社がスマホのスクロールが長くなることを嫌って、スマホの情報を省略してしまうものです。しかし、このサイトのソースにはPCの情報が記載されていて、CSSでスマホサイトには非表示にしているので、隠しテキストに該当します。この隠しテキストが小規模な場合は大きな問題は発生しませんが、サイドバーやフッターを非表示にするなどした場合は悪影響が出ます。また、小規模で悪影響を感じないとしても、隠しテキストがGoogleからポジティブな評価がされていることは無いので、表示が省略されている場合は、ホームページ制作会社に連絡して表示するように修正してもらいましょう。
隠しテキストは問題を修正すればアクセスは上昇に転じますが、ペナルティが無い状態まで戻るには数ヶ月は必要です。
清水 康次
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