ホームページは企業の分身です
目次
ホームページは企業の全てを表現するものです
ホームページに掲載するのは企業そのものです
ホームページに掲載する情報は商品カタログに掲載されている情報と同等では全く情報不足です。ホームページが営業マンであれば、「商談成立!」になるまでのセールストークも全て掲載しないと、ユーザーが商品を購入してくれることはありません。
ユーザーにとって価値ある情報を掲載するのであれば、企業で行っている全てのことを掲載する必要があります。それは、企業で行っている事は全てがお客様のためであり、ユーザーファーストであるはずなので、企業内で行っていることは全てコンテンツになるはずだからです。
ホームページはSEOでターゲットキーワードを決めて作成しますが、コンテンツをたくさん掲載すると、ターゲットキーワードに含まれない、予想外のキーワードでのアクセスも得られるようになります。その予想外のキーワードはロングテールキーワードで、ユーザーはその情報を強く欲しています。そのキーワードで訪れたユーザーにとってまさに望む情報が掲載されていれば、ユーザーはその企業に対して大きな信頼感を感じます。そして、長期間かけて色んなコンテンツに触れてファンになって行きます。
全てお客様のための企業活動
企業はお客様に喜んでいただける商品やサービスの提供を常に心がけています。ユーザーにとって価値ある商品やサービスが何かを常に考えているはずです。そのユーザーにとって価値ある商品やサービスを採用するに当たって考えたプロセスの中に、プロとしての商品やサービスに対する高い専門性や見地があるはずです。
単に商品カタログに掲載されている商品説明だけでなく、何故その商品をお客様に勧めるのか、何故その商品を採用したのか、それは、既存の商品とどんな違いがあるのか、社内で議論したプロセスなどもユーザーが知ることが出来ると、とても価値のあるコンテンツです。
さらに自社では扱わないと決めた商品についても、具体的な商品名は挙げる必要はありませんが、どんな特性を持った商品はお客様に勧めないのか、企業としてのスタンスをユーザーに伝えることは企業としての存在理由を明確にすることになります。
ユーザーにとって価値ある商品やサービスを提供しようと言うのは、どこの企業でもほとんど当たり前のことだと思いますが、その根底にある自社にとってお客様に勧める商品の基準やユーザーが得られるベネフィットに対する考え方をホームページでほとんど表明していません。
ユーザーは共感できる企業から商品を購入したいと思っています
ユーザーは商品を購入する時に、少しでも共感度の高い企業から商品を購入したいと思っています。つまりユーザーが応援したいと思っている企業から購入すると言うことです。その応援したい企業は、たまたま商品を購入した時のメール対応や配送の精度だったり、商品に同封された一文がきっかけだったのかも知れません。
しかし、それらは商品を購入してから分かることで、ホームページに発注が無ければユーザーは分かりません。この企業がユーザーを大切に思っていること、ユーザーを大切にしている具体的な行動をホームページ上で公開しないと、なかなか自社のホームページから商品やサービスを購入してもらえません。
インターネットが普及する前は企業が持っている情報は出来る限り隠すものでした。ところがインターネットで情報をユーザーが検索するようになると、情報を公開すればするほどアクセスが増えるようになりました。昔の考えで情報を公開しない企業はホームページを開設しても、アクセスは伸びず開店休業状態に追い込まれます。
それは、どれだけ美しいデザインや動画を配置したホームページであっても、情報を公開していなければ、検索キーワードにヒットしないからです。
情報は出せば出すほど、予想外のキーワードでのアクセスがどんどん伸びて行きます。予想外のキーワードで来店するユーザーは競合他社と比較することはあまりありません。予想外のキーワードで来店するユーザーは捜し求めていた情報にやっと辿り着けたユーザーなので、その情報について詳細な中身を公開しているホームページをとても貴重なサイトだと思ってくれます。
そのようなユーザーにとって価値ある情報を掲載している企業は、そのユーザーにとって応援したい企業なのです。ユーザーは一度応援したいと思った企業は継続して商品を購入してくれます。
つまり、コンテンツを公開すればするほどリピート顧客が増えて行くのです。ですから、企業内部で行っていることはほぼ全て公開するつもりで、ホームページを作成しましょう。これまでのホームページのようにただ美しいだけで、情報が薄っぺらいホームページでは無く、情報がびっしりと詰まった濃厚なホームページを目指しましょう。
そのためには、企業内でもホームページの情報を追加出来る担当者を是非選任して下さい。
清水 康次
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