ホームページには企業全てを掲載する

2024年8月17日

企業のホームページは、単なる情報発信の場に留まらず、その企業の全体像をユーザーに伝える重要な媒体です。単に商品カタログを掲載するだけでは不十分であり、企業の価値や強みを包括的に表現することが求められます。このコラムでは、企業のホームページにどのように企業の全てを表現し、ユーザーに信頼感を与えるかについて詳しく解説します。自社の強みを深掘りし、ユーザーが知りたい情報を豊富に提供することで、どのようにホームページを効果的に活用できるのかを探ります。

 

ホームページは企業の全てを表現するものです

ホームページに掲載するのは企業そのものです

ホームページは単なる商品カタログではありません。それ以上に、企業そのものを表現する重要なツールです。もしホームページが営業マンだとしたら、商品の価値を伝え、「商談成立!」に至るまでのセールストーク全てを含めなければ、ユーザーに商品を購入してもらうことは難しいでしょう。

企業が提供する商品やサービスがユーザーにとってどのような価値を持ち、他社製品と比較した際にどれだけの優位性があるかを、確実に伝えることが必要です。ユーザーにとって価値ある情報を提供するためには、企業が行っている全ての活動をホームページ上で公開することが求められます。企業活動はすべてお客様のために行われているはずですから、それら全てがコンテンツとして有用なものとなるのです。

ホームページ作成の際、SEOを意識してターゲットキーワードを決めることはもちろん重要です。しかし、多くのコンテンツを掲載することで、ターゲットキーワード以外の予想外のキーワードでもアクセスを得られるようになります。これらの予想外のキーワードは「ロングテールキーワード」と呼ばれ、ユーザーが強く求める情報です。そのようなキーワードで訪れたユーザーにとって、期待に応える情報が掲載されていれば、その企業に対する信頼感は大きくなります。時間をかけて多くのコンテンツに触れることで、ユーザーは次第にその企業のファンとなっていくでしょう。

ユーザーにとって価値ある情報

全てお客様のための企業活動

企業は常に、お客様に喜ばれる商品やサービスの提供を目指しています。ユーザーにとって価値ある商品やサービスを選ぶ際には、プロとしての高い専門性や視点が必要とされます。単に商品カタログに記載されている情報だけでは不十分です。なぜその商品を選び、ユーザーに勧めるのか。既存の商品と何が違うのか。このような企業内部での議論やプロセスも、ユーザーにとって非常に価値のあるコンテンツとなります。

さらに、自社で扱わないと決めた商品についても、具体的な商品名を挙げる必要はありませんが、なぜその商品をお勧めしないのか、企業の方針やスタンスをユーザーに伝えることは、その企業の存在意義を明確にすることになります。ほとんどの企業は、ユーザーに価値ある商品やサービスを提供することを目標としていますが、その基準や考え方をホームページでしっかりと表明している企業は少ないのが現状です。

 

ユーザーは共感できる企業から商品を購入したいと思っています

ユーザーが商品を購入する際、少しでも共感を覚える企業から購入したいと考えるのが一般的です。これは、ユーザーがその企業を応援したいと感じることでもあります。たとえば、商品を購入した際の丁寧なメール対応や、迅速な配送、商品に同封された心のこもったメッセージなどが、ユーザーに好印象を与えることがあります。しかし、これらの要素は実際に商品を購入してから初めて分かるものであり、ホームページを通じてその企業の価値観や姿勢を伝えることができなければ、ユーザーがその企業を選ぶ機会を逃してしまうかもしれません。

インターネットが普及する前、企業は情報をできる限り隠すことが一般的でした。しかし、インターネットの普及により、情報を公開するほどアクセスが増えるようになりました。情報を公開しない企業は、どれだけ美しいデザインや動画を取り入れたホームページを作成しても、アクセスが伸びず、事実上の「開店休業」状態に陥ることになります。情報は公開すればするほど、予想外のキーワードでアクセスが増えます。そうしたキーワードで訪れるユーザーは、その情報を求めていたため、詳細な情報を提供しているホームページを非常に貴重なものと感じます。

このように、ユーザーにとって価値のある情報を公開する企業は、そのユーザーにとって応援したい存在となります。一度応援したいと思われた企業は、その後もリピート顧客として商品を購入し続ける可能性が高くなります。ですから、企業内部で行っている活動はほぼ全て公開するつもりで、ホームページを作成しましょう。これまでのように、ただ美しいだけで情報が薄いホームページではなく、情報が豊富で濃厚なホームページを目指すべきです。そのためには、企業内にホームページの情報を追加できる担当者をぜひ選任してください。

 

得意分野は深堀した情報を掲載

企業にはそれぞれ得意分野があり、競合との差別化を図るための強みがあるはずです。その得意分野に関する情報は、特に深掘りして提供し、ユーザーの疑問に対する具体的な回答を掲載することが重要です。

深掘りされた情報が、ユーザーの日常生活や仕事に役立つものであれば、それに関連するキーワードでのアクセスを効果的に集めることができます。企業の強みとユーザーが解決したい問題が一致すれば、そのユーザーは、問題解決に役立つ詳細な情報を提供している企業のファンになるでしょう。

このように、ユーザーの疑問やニーズに応えるために深く掘り下げた情報を提供することで、ホームページ経由での売上向上が期待できます。企業の強みを最大限に活かし、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを発信することが、成功への鍵となるのです。

 

まとめ

ホームページは、企業の全体像を正確に反映し、ユーザーにとって有益な情報を提供するための重要なツールです。企業の全てを表現するためには、単に商品情報を掲載するだけでなく、企業の強みや取り組み、ユーザーへの価値提供の姿勢を徹底的に示すことが必要です。得意分野に関する深掘り情報を掲載し、ユーザーの疑問に応えることで、企業の信頼性を高め、ファンを獲得することができます。

ホームページを通じて、自社の強みを最大限に活かし、ユーザーにとって価値のある情報を提供することが成功の鍵となります。これからホームページの改善を考えている企業様は、自社の全てを表現するための戦略を練り、情報を豊富に掲載することを心がけてください。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後うつ病と自己破産により縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。 自己破産を経験していることから、売上げや利益が伸びない経営者の気持ちは痛い程分かりますので、出来る限り低価格で企業経営の改善のため最大限の貢献をさせて頂きます。

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Posted by 清水 康次