ブログが上位表示されないのはなぜ?その原因と対策を解説します
「ブログを始めてみたがインターネットで検索をしても表示されない」「上位に表示させるには何をしたらいいの?」
ブログを書いて公開している皆さんの中には、そんなお悩みを抱えている方が少なくありません。
そこで今回の記事ではこれらの悩みを解決したい方に向け、ブログが上位表示されない理由、自分のブログを上位表示させるための方法についての基本を分かりやすく解説します。
どうそ最後までご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。
目次
ブログが上位に表示されない原因4選
ブログが特定のキーワードを検索しても上位に表示されない、あるいは検索結果に表示されない場合、いくつかの理由を考えることが出来ます。その主な原因を以下、紹介します。
ブログを公開したばかり
Webサイトやページが検索結果に表示される仕組みを簡単に説明すると、世界で最も利用者数の多い検索エンジンであるGoogleの場合、インターネットの中を巡回しているクローラーと呼ばれるロボットが公開、更新された新しい記事を発見するとデータベースに登録を行い、その内容を評価して検索順位を決定しています。(クローラーとはGoogleが開発したWebサイトを発見し情報を解析するシステムのことを言います。)
日本国内ではネットで検索する際にGoogleかYahoo!のどちらかを利用している方がほとんどかと思いますが、どちらもほぼ同じシステムも使用しているため検索結果の表示順は同じと考えていただいて問題ありません。
このクローラーが公開されたブログ記事を見つけるまでにある程度の時間がかかるため、開設や公開して間もないブログは検索結果や上位に表示されないことがあります。
ただし、規模が大きくドメインパワーが強いサイト内にブログを掲載していたり、トレンド性の高いニュースについて書かれている記事については他の記事と比較してクロールが行われる頻度が高いため、検索エンジンに反映されるのが早い傾向にあります。
ブログを作成し公開してから少なくとも3日~1週間程は待ってみると良いでしょう。
検索エンジンに登録されていない
「ブログを作って公開すれば、勝手にネットの検索結果に表示されるもの」と思われている方が意外と多いのですが、ブログ自体が検索エンジンに登録されていなければ、上位表示はおろか、そもそもいくら検索しても結果に表示されることはなくクリックされることはありません。
該当のURLが検索エンジンに登録されているかどうかデータを知りたい場合は「Google Search Console(サーチコンソール)」というGoogleが提供している無料のツールを使ってチェックすることが可能です。使い方は簡単で、調べたいURLを検索窓に入力して検索するだけで調べられます。
そこで登録されていないことが分かった場合は、インデックス登録をリクエストしたりxmlサイトマップを送信するという対策をとり、クローラーの巡回を促します。
また、ブログのTOPページや関連記事、twitterやinstagram等のSNSにクローラーに見つけてもらいたい記事のリンクを設置して様子を見るという方法もあります。
また、nonindexというタグが設定されているとインデックスしないよう指示していることになってしまうので必ず外してください。
Googleからペナルティを受けている
ブログが上位表示されない原因として、Googleペナルティを受けていることに気付いていない可能性というのもあります。
Googleのペナルティとは、自動生成やコピーコンテンツ、不正なリダイレクト、隠しテキスト、隠しリンク、付加価値のないアフィリエイトサイト等、Googleが掲げているルールに違反するような行為を行うWebサイトに対して、そのペナルティとして順位を下げたり、検索エンジンの登録から削除するといった対処が行われます。
Googleペナルティには自動ペナルティと手動ペナルティの2つがあり、自動ペナルティについては確認することが出来ませんが、手動ペナルティであれば上記で紹介したGoogleサーチコンソールでその内容を調べることができます。
そこでペナルティの対象になっていることが分かれば、Googleから指摘されている問題点を把握し改善しましょう。その後、再審査のリクエストを送信してペナルティが解除されることを待ちます。
リンクスパム
海外から意図せず大量に設置される、自身が関与していないスパムリンクは無効化されますが、自身が関与している不自然なリンクは今でもペナルティがあります。リンクの購入は勿論ですが、自身が運営する無料ブログなどからのリンクや自社で複数のサイトを運営している場合のフッターやサイドバーなどのテンプレートからのリンクもランキングに悪影響が出ます。
隠しテキスト
隠しテキストはソースにテキストを表示しながら、ブラウザには表示させないようにするものです。今では悪意を持って隠しテキストを行うことはほとんどありませんが、制作会社のミスで隠しテキストがあったり、PCのページとスマホページをレスポンシブで表示しているのに、スマホページの内容を省略している場合、ソースに記載されているテキストがブラウザでは表示されないことになり、隠しテキストになります。
一般的に隠しテキストは大規模で無ければ悪影響は無いと言われますが、私の経験では、小規模な隠しテキストでも悪影響があった例を幾つか確認しています。
キーワードの乱用
メインキーワードを不自然に多用することで発生する問題です。特に近接しているブロックでキーワードが連続して記載されているとランキングに悪影響が出ます。
キーワードの乱用も悪意を持って行われることはほとんどありませんが、テンプレートのようなメインメニューやフッターメニューなどで起きやすい問題です。
古からサイト運営をされている方の中には、今でもキーワードの出現率をある程度高めた方がGoogleからの評価が高くなると思っていらっしゃる例もありますが、ターゲットキーワードの出現率を上げることはGoogleの評価を上げることにはなりません。
ブログ記事の質が低い
Googleがブログをクロールした結果「読者に有益ではない=品質が悪い」と判断した場合、インデックスを行わない場合もあります。
主に、情報量が少ない、オリジナル性がない、他のコンテンツと重複しているといった内容ですとGoogleから評価してもらえず、インデックスされない傾向にあります。
ブログやサイトを立ち上げたばかりの時はどうしてもコンテンツのボリュームや専門性が低い状態ですので、地道にユーザーが求め、役立つ独自性を持った記事を制作し増やしていくことが大切です。
Search connsoleの「クロール済み-インデックス未登録」を確認
Search consoleの「クロール済み-インデックス未登録」は、Googleがページを見たけれどインデックスする価値は無いと判断したページなので、低品質なコンテンツの可能性の高いページです。
クロール済み-インデックス未登録の中身を確認して、リライト出来るページはリライトして価値を高めるようにしましょう。
ブログの上位表示を目指すためにはSEOを行うことが重要
以上のように、ブログが上位表示されない原因にはいくつかの理由が考えられますが、上位表示を狙うために最も重要で有効的な対策は「正しいSEO」です。
SEOとはマーケティングの一つであり、日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。Google検索では上位表示を決めるアルゴリズムとして、いかにユーザーに役立つ情報を提供しているかどうか、という点を重要視しており、そのために行う対策がSEOであると言えます。
コンテンツの内容、文字数、目的や検索ボリュームを踏まえたキーワードの選定、タイトルや見出しの付け方など、SEOにおいて抑えたいポイントやコツはたくさんあります。
2022年現在、SEOについては様々な媒体でその考え方や具体的な手法等のガイドや情報が提供されていますが、これからブログを書くことを始める初心者のブロガーの方が実際にやってみようとすると検索エンジンの機能や構造、マーケティング全体を理解していないとなかなか成果につなげることが難しい部分もあります。
他の広告のように費用をかけ続ける必要がない分、効果が出るまでにある程度の期間がかかるという特徴もありますので、それを待てずに諦めてしまうというケースも少なくありません。
そこでブログを上位表示させてアクセス数を伸ばしたい、集客や収益の獲得といった目標がある方は、SEO専門の対策会社に相談するという方法もおすすめです。
Find contentは全国の企業様のサイトに対し現状の課題を徹底して調査、分析し、最適な施策を提案、実践することで大幅なアクセス数の増加に成功しております。
SEOに必要な知識と多くのノウハウを使って実績を重ねておりますので、もしブログやサイトの運営にお悩みがありましたら是非お気軽にお問合せください。
現在のSEOの状態をチェックできるWEBサイト診断サービスも無料で行っておりますので活用していただければ幸いです。
清水 康次
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