「検出-インデックス未登録」の原因と解決方法

2024年6月14日

会社のWebマーケティングやサイト運用担当者、あるいは自身でサイト運営をされている方の多くはGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)というツールを活用されているかと思います。

その中でWebページのインデックス状況を確認する際、「検出-インデックス未登録」というエラーを目にしたことはありませんか?

これは放置してしまうとサイトへの検索流入に大きな影響を及ぼす可能性があり、早急に対処しなければなりません。

そこで今回の記事では、「検出-インデックス未登録」の概要と表示される原因、そして解決するための対処法については解説してまいります。

ぜひ最後までご覧いただき、サイト運用の参考にしていただければと思います。

「検出-インデックス未登録」とは

まずは「検出-インデックス未登録」の概要を説明します。

「検出-インデックス未登録」とは、簡単にいうと検索エンジン(Google)がコンテンツのURLは検出=認識しているもののインデックスはされていない状態を言います。

表示されているかどうか確認できる場所は、サーチコンソールの「ページ」→「未登録」からです。

Googleはページをインデックスする際、クローラーがURLを見つけクロールし、インデックス登録を行うという流れになっています。

インデックスされないと検索結果に出てこないということですから、せっかく制作してもアクセスにつながらないことはもちろん、ユーザーに見つけてもらうことすら出来ません。

「検出-インデックス未登録」と「クロール済み – インデックス未登録」との違い

「検出 – インデックス未登録」とよく似たものに「クロール済み – インデックス未登録」があります。

この2つの違いはその名の通り”クロールがされたか否か”という点にあります。

「検出 – インデックス未登録」はクロールがされていない状態であるということを理解しておくことは、下記で説明する原因究明と対策において重要なポイントとなります。

「検出-インデックス未登録」の原因

それでは「検出-インデックス未登録」が表示される原因にはどんなことが考えられるのでしょうか。

例えば、サーチコンソールでページがインデックスに登録されなかった理由が

・代替ページ(適切なcanonicalタグあり)

・noindexタグによって除外されました

・ページにリダイレクトがあります

・robots.txtによりブロックされました

等の場合、サイトの管理者が意図して設定しているケースが多いため問題ありません。

しかし「検出-インデックス未登録」の状態というのは想定外に起こっているため、早急に原因を特定し適切な対処を行うことが大切です。

そこで考えられる主な原因を以下に紹介します。自社のページやコンテンツに該当するものはないか確認して下さい。

Webサイトが過負荷の状態である

Webサイトが過負荷の状態であると予想される場合クロールを一時的に中断する可能性があるといった旨の内容がGoogleのページインデックス登録レポートに記載されています。

例えばクロールを行う対象となるコンテンツが何千、何万と存在しているような大規模なサイトを運営しているケースが該当します。

しかしこのようなサイトは稀ですし、多くの一般的なサイトの場合は別の原因が考えられます。

コンテンツの質が低い

Googleのクロールは無限に行われるわけではなくリソースが限られている上、最近では、AI生成コンテンツが大量に増加しているため、最近は1サイト当たりのクロール数も少なくなっています。

そのため、Googleが設けている一定の基準を満たしていないと判断された低品質のWebサイトに対してはクロールを行わず「検出-インデックス未登録」となる可能性が高いです。

また、ディレクトリ(階層)が深い、アクセスが少ない、内部リンクが貼られていないページについては重要なページだと認識されずクロールの優先度が低いと見なされ「検出-インデックス未登録」になるケースもあります。

ページの状況を確認し最適な運用方法に見直しましょう。

画像だけのページをインデックスしようとしている

画像だけのページはテキストが無いので、低品質なページと判断され「検出-インデックス未登録」に分類されることがあります。

画像だけのページが大量に検出されていると、確実に低評価になりますので、インデックスしないように適切に対応しましょう。

Webサイトの評価が低い

例えば新規のドメインを取得したばかりであまり時間がたっていないようなサイトの場合、ドメインパワーが低くGoogleからサイト全体に対する評価が低いことが多いです。

新規ドメインの場合、特に掲載するコンテンツが良質でないと、「検出-インデックス未登録」が大量に出ます。サイトを公開して、クローラーが巡回した時に、低品質なコンテンツばかりだと判断されると、ページがあることは認識しているけれどクロールしない状態になってしまいます。

そのためクロールされる頻度も低くインデックスされるまでのスピードも落ちますので、「検出-インデックス未登録」となってしまうケースがあるのです。

新規ドメインの場合、特に掲載するコンテンツを良質に保つことを意識することで、「検出-インデックス未登録」を低く抑えることが出来ます。

サイトの評価が低い原因がスパムポリシー違反の場合もある

「検出-インデックス未登録」に分類されているページを確認しても、低品質では無い場合は、サイトが何かのスパムポリシー違反を犯している可能性もあります。

スパムポリシー違反を犯しているためにサイトの評価が低評価になっていることもありますので、サイト運営が長いのに「検出-インデックス未登録」に多くのページが掲載されている場合は、スパムポリシーを遵守しているかも確認しましょう。

「検出-インデックス未登録」の解決方法

次に、上記のように何らかの理由で「検出-インデックス未登録」が表示された場合の対処法をいくつか説明してまいります。

インデックス登録のリクエストを行う

Googleサーチコンソールの中に「URL検査」という項目があります。

ここからインデックス登録を希望するコンテンツのURLを送信することでクロールしてくれる可能性が高まります。

ただし、「検出-インデックス未登録」となった原因を改善することなくリクエストをしてもほとんど意味がありませんので、原因を調べ改善してから再度リクエストを行ってください。

XMLサイトマップを送信する

「検出-インデックス未登録」を直接解決する方法ではありませんが、XMLサイトマップを送信することでWebサイト全体をGoogleに認識してもらえる可能性が高くなります。

XMLサイトマップとは、サイト内の全てのページのURL、最終更新日といった情報が記述されたファイルです。

方法としてはサイト内に特定のファイル名を付けてXMLサイトマップを生成しURLを取得しましょう。

その後、サーチコンソールの「インデックス作成」から「サイトマップ」を開き、URLを入力して「送信」ボタンを押せば完了です。

必ずインデックスされるとは言えませんが、作業も簡単なので試す価値はあります。

WordPressを使用して運用している場合は、XMLサイトマップの送信が可能なプラグインが複数存在しているので、好きなものを使いましょう。

但し、生成されるXMLサイトマップがインデックスする必要の無いページを大量に記載している場合もありますので、送信されているサイトマップの内容は必ず確認して、インデックスする必要の無いページを大量に記載している場合は、設定などで調整しましょう。

インデックスする価値の無いページをsitemap.xmlに記載したり、内部リンクの無い孤立したページを記載すると、「検出-インデックス未登録」に大量のページが記載されることがあります。

正しいXMLサイトマップを送信出来ない場合は、サイトマップを削除した方が良い結果になることもあります。

内部リンクを実装する

原因でも説明した通り、サイト内でリンクが張られず孤立しているようなページはクロールの優先度が下がり「検出-インデックス未登録」となる可能性があります。

そのため、サイトの内部リンクを見直し、追加でリンクを実装すれば改善できるかも知れません。

ただし闇雲にリンクを貼るのではなく、関連性の高いページをリンクでつなぐように注意して下さい。

メインメニューやフッターリンクやパンくずリストなどは当然ですが、ページの本文から設置されるリンクは特に効果が高いです。

こうすることでSEO対策にもなり、サイトの評価が高まる効果も期待できます。

ECサイトの場合は商品ページに「この商品を購入された方はこちらもオススメです」のような内部リンクをさせると良いでしょう。

低品質コンテンツの削除と重複ページの改善

先述したようにGoogleのクローラーは1日あたりでクロールできる上限が設定されています。

そのため、質の低いコンテンツは思い切って削除したり重複ページがあれば改善し、クロールバジェット(クロールの上限数)の対策を行いましょう。

Indexing AIPを利用する

Google社が提供している「Indexing API」を利用してインデックスを促す方法があります。

APIとはGoogleが開発した機能の一部をサービスの利用者が利用できるようにしたもので、これを使うことでWebページをインデックスする機能をプログラム上で実行できるようになります。

この方法は知識と技術力が必要となるため、会社の社員に詳しいエンジニア等リソースがあるのであれば実装してみても良いかも知れません。

まとめ

以上のように「検出-インデックス未登録」はGoogleにURLが発見されているもののクロールされていない状態で、原因としてはコンテンツが低品質であったり重要なページだと認識されずクロールの優先順位が低くなっている場合が考えられます。

「検出-インデックス未登録」が表示された場合は、今回紹介した対処法を試していただき、早めに解決するようにしましょう。

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本ブログでは他にもSEO対策やマーケティングに関連した役立つ情報を発信しております。どうぞ合わせてご覧くださいませ。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。