個性が無く他社と同化したホームページでは検索結果の上位に表示されない
目次
ホームページは個性的でユニークでなければいけません
他社との違いが分からないようなホームページでは上位表示されません
Googleは検索結果の上位に同じ内容のホームページを並べません。これはユーザーの検索意図が様々で、キーワードで求めている回答がそれぞれ違うからで、上位に表示したページのどれかでユーザーの検索意図に合うページを見つける助けになるためです。
ホームページを検索結果の上位に表示させたいのであれば、すでに上位に表示されているページとは違う切り口のコンテンツにするか、すでに上位に表示されているページと同じ傾向の内容にするのであれば、より詳しい説明を記載した有益なページにする必要があります。
企業はそれぞれユニークな存在なはず
この世に存在している企業はどれも個性的でユニークな存在のはずで、どの企業とも違うはずです。長い業暦で積み上げた社風やお客様第一の姿勢やプロとしての高い専門性など、他社とは明らかに違った個性が蓄積されているはずです。
ところがホームページには、その違いが明確に記載されていません。ホームページはすでに公開されているホームページが基準になって、すでに公開されているホームページと似たような情報しか公開していません。競合他社が公開している情報から自社のホームページでも「この程度」と情報の公開を抑制してしまいます。そのような中途半端な情報しか公開していないと、他社との違いがユーザーに伝わりません。ホームページの元になっている情報は商品カタログなので、掲載スペースの制限などから限られた情報しか公開しないのが当たり前になっています。
しかし、ホームページは掲載できる情報はほぼ無制限です。ユーザーがどんなキーワードでアクセスして来ても十分に満足出来るだけの濃厚な情報を公開すれば、他社と差別化出来ます。他者との違いを明確に表示してターゲットとしているユーザーに強みが十分に伝わるようにしましょう。
社内にある情報は全て公開するつもりでホームページ制作しましょう
ホームページは同業他社とは明らかに違う個性的で、強みがしっかりと伝わるものでないと、存在価値がありません。他社とほとんど同じで、自社の特徴が伝わらないようなホームページでは、ユーザーは何も感じません。ユーザーがホームページを訪れた時に、企業としての強みや個性が明確に伝わるようにしないと、ユーザーの心に残りません。
ユーザーの商品に対する疑問や感じている問題に対する解答を出来る限り公開して、ユーザーからの信頼を獲得することが重要です。ユーザーの疑問に対する明確な回答が記載されていると、そのホームページに対して、プロとしての高い専門性に共感し、ファンになってくれます。
ユーザーはどんな疑問や問題を感じているか分かりません。なので、社内で持っている情報は出来る限り公開するべきです。情報を公開すればするほど色んなキーワードでヒットするようになりますので、アクセスは確実に増えます。その増えた情報にアクセスしてくれたユーザーが自社のファンなってくれて長いスパンで商品購入に繋がるようになるので、情報を公開することはとても有効です。
ユーザーがそのサービスを利用したらどんなメリットがあるのか明確に伝える
ユーザーの悩みや疑問に対する回答を掲載することで、ホームページ運営者の高い専門性を伝えることが可能になります。
しかし、それだけではコンバージョンには繋がりません。自社の商品やサービスを利用することで、ユーザーが得られるメリットを出来る限り詳細に伝えないとコンバージョンは発生しません。
リアル店舗であれば、商品に触れることも出来ますし、サービスについて質問すれば回答が得られます。ところがホームページの場合は、記載されているテキストや画像や動画で得られる情報しか判断材料がありません。
店舗や営業先で、店員や営業マンがしゃべっていることはホームページに余すことなく記載しないと、商品やサービスの魅力は伝わりません。
商品やサービスの表面だけなぞったようなホームページではユーザーがアクションを起こすことは絶対に無いことは肝に銘じておく必要があります。
清水 康次
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