デザインとアートは違います
アートは芸術作品です
アートは自己表現であって、人に伝わらなくても関係ありません
アートは明確な目的やターゲットは無く、作者の美的感覚で作られたもので、作者の感覚でしかありません。アートは全く制限の無い中で自由に自己表現するもので、表現したことに対する結果を求めるものではありません。
ECサイトでアートを行ってしまうと、作者の自己満足になってしまい、成果を求めることは出来なくなります。ECサイトでアートを行うと、ユーザーが求める情報では無く、作者が表現したいことになってしまい、コンバージョンとは無縁のものになってしまいます。
デザインは明確な目的を人に伝えるものです
デザインは物やサービスの価値を最大限にユーザーに伝えるものです。なので、ターゲットに合わせた見せ方や色使いや情報の配置が必要です。
例えば、関連する項目をグループ化する。他のグループとは十分な隙間を空ける。視覚的に関連した配列にする。など、出来上がりを見たときの統一感を確保することです。
タイトル、見出し、本文のコントラストを使い分け、デザインにメリハリを付け、異なる要素をはっきりと違わせること。
情報に優先度を付け、分かり易く配置すること。
色使いはベースカラー、メインカラー、アクセントカラーなどを組み合わせて、ユーザーに商品や企業を伝える重要な要素です。
サイト全体のデザインを統一してユーザーに安心感を持ってもらえるようにするとか、ユーザーが怪しいと感じてしまうようなデザインを避け、信頼感を得られるデザインにすることも重要です。
また、ユーザーに対して、自社の強みをさり気なく伝えるようなデザインにすることで、コンバージョン率を高めることも出来ます。
さらに、ユーザーにとってその企業のサービスや商品を利用する理由を明確に伝えるように、どんな順番に情報を掲載して、お問合せフォームへ誘導するかの導線設計もとても重要なので、ユーザーのことを考えたホームページデザインを行う必要があります。
清水 康次
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