SEOの疑問はGoogleに聞く
SEO対策に取り組む中で、わからないことがあった時、その疑問をどのように解消していますか?
多くの方はインターネットで調べて解決しようとするでしょう。
しかし、インターネット上の情報には常に信頼性の問題がつきまといます。
そこで今回は、SEOに関する疑問を解消する際の注意点について解説していきます。
目次
疑問を解消する際の注意点
SEOのことで疑問があると、Googleで検索して回答を探す人が多いと思います。
しかし、新型コロナの情報と同様に、SEOに関する情報にも間違いが多く存在します。
実際、自分でSEOを行っている人は、ネット上の情報を鵜呑みにしてさまざまな施策を試み、結果的に悪循環に陥っている人が多いです。
twitter・facebookなどのsnsや一般の個人ブロガーなど、信頼性が不明確な情報源からSEOの疑問を聞くことは特に注意が必要です。
これらの情報源は正確性や専門知識の有無が保証されていないため、誤った情報や古い情報を提供する可能性があります。
特にSNSでは、意見や情報が広く流布されることがありますが、その中には正確性を確認せずに拡散された誤った情報も含まれる可能性があります。
ネット上の情報を参考にする際には、信頼できる人物を数人選んで、その情報を参考にすることが重要です。
ネット上の情報を参考にする場合は、自身が信頼出来ると思う数人の情報のみを採用しましょう。信頼出来る数人の情報だけを参考にしていれば、参考に行う施策も一貫性を保つことが出来ますが、色んな情報をつまみ食いすると、玉石混交になってしまって一貫性が無くなり、一方であることを強化していて、もう一方でそれを打ち消すような施策を行ってしまうことがあります。
一貫したルールを設けて改善を行うことで、誤った対策をとらずに済みます。
ネット上の情報を疑わずに受け入れると、逆効果の施策を実施したり、ガイドラインに違反した施策を積み重ねたりすることがあるので、注意が必要です。
信頼性のある情報源や専門家からの情報を優先し、複数の情報源を比較して判断することが重要です。
また、自身で情報を検証し、実践してみることも大切なポイントです。
おすすめの疑問解消法はGoogle検索
誤った情報を取り入れてしまわないためにおすすめなのが、Googleの発言を最優先することです。
Google自身がウェブマスータ向けガイドラインなど、さまざまな情報を提供しています。
ネット上の情報を鵜呑みにする前に、Googleが解説している情報を確認しましょう。
Googleの品質に関するガイドラインの基本方針には、「検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。」と記載されています。
つまり、自分のサイトが競合やGoogleに対して正当な手段で対策を行っているかを確認することが重要です。
ネットでSEOの情報を検索する場合、検索順位を上げる方法よりも、Googleが許可している方法かどうかを確かめる方が有益です。
Googleの発表を100%信用できないこともある
ただし、必ずしも100%の信頼を置いてよいわけではわけではありません。
たとえば、「スパムリンクは無効化する」という情報を見た場合、その定義や影響範囲を検証する必要があります。
ネガティブSEOのような他人のサイトの順位を下げるためのリンクは無効化されますが、自作自演リンクなど、自分で設置したリンクがどのように影響するかは確認が必要です。
また、Googleの発表以前に設置されたリンクについても同様です。
Googleが禁止していること
- 自動生成されたコンテンツ
- リンク プログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- 無断複製されたコンテンツ
- 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- 構造化データのマークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
検索エンジン用にサイトを最適化する
「検索エンジン用にサイトを最適化する」の記事には、webサイトをより良くするための手法が記載されています。
特に重要なのは、「完全な情報を提供する」ことです。
Googleはページ内容を推測しませんので、すべての必要事項を記載し詳細な説明を入力することが重要です。
情報を発信する側は常に商品やサービスに常に触れているため、記載された内容からイメージを膨らませることができますが、Googleやユーザーはその情報を知らないため、詳細な記載が必要です。
ページにコンテンツを記載する際には「こんなことまで?」と思うような情報も含めて詳細に記述しましょう。
Google検索セントラルにはさまざまな情報が記載されているので、不明な点があればまずそこで情報を入手しましょう。
ただし、抽象的な情報も多いため、判断が難しい場合は信頼できる情報源から情報を入手し、誤った方向に進まないように注意しましょう。
Google以外に信頼できる情報源
Google検索セントラルの情報だけで具体的な解決策が見つからない場合は、信頼できる他のSEO専門家や情報源からできるだけ詳細な情報を入手しましょう。
誰が情報を提供しているのか不明確な情報を鵜呑みにするのは危険です。
検索エンジンだけでなく、ユーザーにとって最善の施策を取ることが重要ですが、判断が難しい場合は、信頼できるサイトを見極め、そこで得られる情報を元に判断しましょう。
以下に、信頼できる情報源をご紹介します。
海外SEO情報ブログ
鈴木謙一氏が運営するSEO情報サイト。
ほぼ毎日更新され、Googleの最新動向などが提供されます。
海外SEO情報や世界のウェブマスターの質問にGoogleの社員が回答する情報など、とても参考になるサイトです。
WEB担当者フォーラム
WEB担当者フォーラムも質の高い情報が提供されるフォーラムで、さまざまな疑問に対する幅広い回答が掲載されています。
サイト運営していて素朴に感じる疑問に対する回答など、多角的に幅広い情報が掲載されるので、定期的にチェックすると良いでしょう。
SEO検索エンジン最適化
Googleの黎明期からSEOを行っている住太陽氏のサイトで、「自分で実施するためのSEO情報」を掲載されています。
完全にホワイトハットの情報が掲載されているので、このサイトに記載されている情報に従って対策を行えば間違いはありません。
JADE
このサイトもSEOの権威である辻正浩さんが関わっているサイトなので、信頼性が高いです。
JADEのサイトでは、SEO以外にも幅広くwebマーケティングに関する情報が掲載されています。
正しいインターネット検索
ここでは、インターネット検索の際に意識してほしいことをご紹介します。
情報源の信頼性を確認する
情報を提供しているサイトや個人の信頼性を確認しましょう。
公式サイトや信頼できる専門家、学術機関が提供している情報は、信頼性が高い場合が多いです。
複数の情報源を参照する
一つの情報源だけでなく、複数の情報源を参照して情報を総合することが重要です。
異なる視点や情報源からの情報を比較検討することで、より客観的な見解を得ることができます。
情報の更新日時を確認する
情報が最新かどうかを確認しましょう。特に急速に変化する分野やニュースに関する情報は、最新の情報でなければ価値がありません。
バイアスや偏りを考慮する
情報提供者の意図や立場、バイアスを考慮して情報を評価しましょう。
特定の意見や立場に偏った情報源からの情報は、客観性に欠ける可能性があります。
批判的思考を持つ
情報を鵜呑みにせず、批判的思考を持って情報を評価しましょう。
主張や根拠が明確で、客観的な情報源から得られた情報を重視しましょう。
プライバシーやセキュリティに注意する
個人情報や機密情報を提供する場合は、安全なサイトやプライバシー保護が確保されたサービスを利用しましょう。また、ウイルスやマルウェアに感染するリスクがあるサイトからの情報提供は避けましょう。
まとめ
以上、SEOに関する疑問を解消する際の注意点についてご説明しました。
インターネットは、情報を仕入れるうえで非常に便利ですが、信頼性の低い誤った情報もたくさん掲載されています。
ネット上で調査を行う際には、十分注意してくださいね。
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SEO対策についてお悩みでしたら、お気軽にご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
清水 康次
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