ベネフィットを明確に伝える
目次
ベネフィットはユーザーが得られるメリットです
ベネフィットが伝わらないとコンバージョンには繋がりません
例えばゴルフのドライバーを買うお客様は、金属製の棒を求めているのではありません。OBが出ず、飛距離が伸びることを求めています。
求めるベネフィットはユーザーの置かれている状況によって違います。ゴルフの初心者であれば、スイートスポットが広く、多少打点がズレてもそこそこ飛んでくれるクラブを求めるでしょう。上級者は、ピンポイントで狭いスイートスポットでも、そのスイートスポットで球を捉えた時には抜群の飛びを期待できるクラブを求めます。
ターゲットにするユーザー層によって求めるベネフィットが違うので、初心者にスイートスポットが小さいクラブを勧めても買う人はいません。
ターゲットが求めるベネフィットをしっかり理解して、誰にも分かり易く伝えることが大切です。
ターゲットとするユーザーがどんなベネフィットを求めているのか、明確にしてWEBサイトを制作する必要があります。ターゲットに対して打ち出しているベネフィットが合っているかどうかは、常に確認する必要があります。
伝えるベネフィットを変えるとコンバージョン率が変化します。ベネフィットの表現を変えてみて、コンバージョン率の変化を見ながら最適なベネフィットの伝え方を決定します。
商品そのものを紹介して、ベネフィットを伝えていない例は意外と多い
商品そのものとスペックを紹介するだけで、ユーザーにとってどんなベネフィットがあるか伝えていないホームページは意外と多いものです。特に自社商品では無く、メーカーの商品を扱っているショップの場合は、メーカーから得られるスペックや紹介以外のベネフィットを勝手に表現出来ないこともあるのだと思います。
しかし、ユーザーにとってはベネフィットが分からないと、どの商品を選んで良いのか全く分かりません。リアルの店舗であれば、店員さんに聞けば、ある程度のアドバイスはしてくれますが、ホームページは記載されている情報しかユーザーの判断材料はありません。
ホームページは店員さんがアドバイスする内容も掲載しておかないと、ユーザーフレンドリーなサイトとは言えません。ホームページはユーザーファーストを徹底したサイトがユーザーから支持され、人気サイトになって行きます。ユーザーファーストのホームページはリンクももらえるようになり、SEOでも有利になり、検索順位でも上位を獲得して、売上げが右肩上がりになって行きます。
ユーザーが何を求めていて、自社では何が解決出来るのか具体的に掲載する
ユーザーには、ホームページに記載されているテキストや画像や動画で分かる情報以上のことは伝わりません。ユーザーによっては掲載されている情報から推測してくれる可能性はありますが、ユーザーが推測する必要が無い程まで具体的に得られるベネフィットを掲載しないとユーザーがアクションを起こすことはありません。
自社のホームページを訪れるユーザーは、どんな悩みを持っていて、自社の商品やサービスで具体的に何が解決出来るのか、詳細に記載しないと、ユーザーはその商品やサービスを利用した時の変化をイメージ出来ません。
ユーザーが恐らく自分が期待する効果が得られるだろうと思わなければ、お問合せなどのアクションは起こしません。
清水 康次
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