「外部リンクを張ります」と言う業者に発注してはいけません

2024年7月9日

不自然な外部リンクはペナルティのリスクが高いので注意が必要

外部リンク設置は時代遅れです

外部リンクの設置はペンギンアップデートが行われる前までは効果があったSEO施策でしたが、ペンギンアップデートで不自然な外部リンク設置サイトは軒並み順位が下落しました。ペンギンアップデートが初めて実施されたのが、2012年4月ですので、すでに不自然な外部リンクの設置はとてもリスキーなものであることは業界では十分に認識されているはずです。

それにもかかわらず外部リンクを設置すると言うような業者は、Googleの動向を知らない業者で、全く時代遅れの施策をしている業者です。そのような業者に発注してしまうと、Googleからペナルティを食らい、検索経由のアクセスを期待出来なくなります。

外部リンクを設置するのは、複数のドメインとサーバーさえ用意するば誰でも出来るので、SEOの本当のノウハウが無くても出来る施策です。このような業者は良質なコンテンツの作成やテクニカルSEOが出来ないので、被リンク営業に集中するのです。

より多くのユーザーに自社を知ってもらいたくて作成するホームページがペナルティでアクセスがほとんど無いホームページになってしまっては本末転倒です。

ペナルティ

外部のサイトから張られるリンクはGoogleがランキングを決定する重要な要素になっています。その重要な要素をランキングの操作を目的にリンクを設置することに対して、Googleはとても強いペナルティを課します。

本来、サイトのコンテンツを充実させ、ユーザーが疑問に思うこと、解決したい問題に対する適切な回答を掲載することに労力を注ぎ、サイトの価値を高める努力をするべきなのに、安易に、リンクを購入して検索順位を操作することは、抜け駆けのような行為で、このようなことがまかり通れば、真面目にコンテンツの充実に心血を注いでいる人がバカを見ることになります。

そのような不正は許さないと言うのがGoogleの一貫した態度です。ただ、この態度が強すぎて、善意のリンクであっても、設置の仕方によってはペナルティになると言う弊害も起こっています。

それでも、Googleの基本的な姿勢は正しく、これに対抗するようなことはしないことが重要です。

Googleのウェブマスター向けガイドラインに反するようなWEB制作をするような業者に発注することは絶対に避けて下さい。

ウェブマスター向けガイドラインの基本方針は

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

ユーザーのことを第一に考えたWEBサイトの制作をすることを最優先にすることです。不自然な外部リンクはユーザーのことでは無く、Googleを騙そうとする行為で、とても厳しいペナルティが課せられます。最悪の場合、インデックス削除されると、社名で検索しても表示されなくなります。Googleはそのドメイン自体をデータベースから削除してしまいますので、回復にはかなりの労力と時間を要することになります。Googleを騙すようなことは絶対にしない業者を選ぶようにしましょう。業者の選定を間違えるとホームページ制作の目的が全く果たせなくなります。

「外部リンクを張ります」と言う会社を選ばないことが、良いWEB制作会社を選ぶ方法の一つです。

こんなホームページ制作会社に依頼すると集客できません

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。