ホームページを制作する目的

2024年4月19日

「webサイトを作りたいけど、どうしたらいいかわからない」「どのようなwebサイトが効果的かわからない」等、悩みを抱えていませんか?

インターネット上で情報収集する人が増加傾向にある近年において、ホームページ制作は企業活動を成功させるために必要不可欠です。

しかし、目的やコンセプトが不明瞭なままホームページを制作してしまうと、失敗に終わるケースもあります。

そこで今回は、ホームページ作りにおいて重要なポイントについてご紹介いたします。

ホームページ制作に必要な4つのポイント

そもそも、一口にホームページといってもさまざまな種類があります。

以下、企業活動にかかわる3つのホームページとそれぞれの役割や効果について、簡単にご説明します。

コーポレートサイト

コーポレートサイトには、顧客に対して企業のビジネスやブランドに関する情報を提供し、事業内容・製品・サービスに関する情報を公開する役割があります。

ブランドイメージを形成する他、企業の透明性と信用度を向上させることができます。

また、企業のビジョンや成果を公開することで、社員のモチベーションアップや組織の一体感醸成など、社内の雰囲気改善にも効果的です。

ECサイト

自社の商品やサービスをオンライン上で販売し、顧客が購買を行うプラットフォームを提供します。

売上を増やすだけでなく、顧客との関係を構築し、維持するための重要な役割を果たします。

時間を問わずに商品やサービスを簡単に購入できることで、顧客満足度を向上させ、リピート購買や口コミによる顧客獲得につながります。

採用サイト

企業が求職者に対して自社の文化、働き方、福利厚生、キャリアパスなどの採用情報を紹介します。

適切な情報提供や魅力的なコンテンツの紹介を通じて、求職者が企業に興味を持ち、求人に応募するきっかけとなります。

ここからは、これらのホームページの開設を成功させるための4つのポイントをご紹介します。

①ターゲットを明確にする

ホームページを作成するにあたって、明確な目的を定めていない企業もあると思います。

「知り合いの企業がホームページを開設しているから」「単に企業を紹介したいから」などの理由でホームページを開設してしまうと、誰にも見てもらえないサイトになりかねません。

なぜならば、そのホームページはユーザーの疑問や問題解決に役立たないからです。

多くの人の目に留まるwebサイトを作るためには、「そのページを見てほしいのは誰で、その人にどんなベネフィット(メリット)を与えられるか」を検討する必要があります。

それがブレていると、最適なユーザーも集まりませんので、当然成果も上がりません。

そのため、まずは自社のホームページを閲覧するユーザーが、どんなキーワードで検索するのか考えてみましょう。

そのキーワードには、ユーザーが解決したい問題が含まれているはずです。

ユーザーが抱えている問題の解決策が記載されたコンテンツを作ることで、Googleからもユーザーからも高く評価されるでしょう。

もしも、貴社の商品がユーザーの問題を解決できるのであれば、「どの機能が、あるいはどのスペックが他社の商品より優れているのか。それがどのように作用して問題が解決できるのか。」を、詳細に記載する必要があります。

ターゲットが明確になっていないホームページは、本来狙うユーザーを集めることができませんし、集めたユーザーに対して、情報を十分に伝えることができません。

ホームページ制作会社に発注する場合も、「どんなターゲットに対してホームページを見てもらいたいのか」を明確に伝え、そのターゲットに対して適切なキーワードで上位に表示できる制作会社に依頼しなければ、ホームページへの投資は無駄に終わってしまいます。

②ターゲットが求める情報を掲載する

ホームページを漠然とした企業イメージのために作成する企業もありますが、それは、ホームページをコマーシャルツールと考えているからです。

コマーシャルは、コンテンツの間に挿入することでユーザーに強制的に視聴させ、商品やサービスに全く興味がない人にも印象付ける効果があります。

相することで、実際に商品の購入を検討する時に心の片隅に残っていれば、商品購入の候補となり得るのです。

対して、ホームページは強制的に見せるものではありません。

ユーザーは明確に知りたい情報があって、能動的に情報を求めて検索するのです。

ホームページに訪れるユーザーは、自身が知りたいと思う情報については、出来る限り詳細を見たいと思っています。

そのユーザーに対して、漠然とした企業イメージのホームページを見せても、全く満足しません。

むしろ、全く自分の問題解決に役立たないサイトに対して不満を感じてしまうでしょう。

このような不満をユーザーに感じさせてしまうと、ブランドイメージを高めたいと思う企業の意図とは逆に、ユーザーに対して不親切な企業だとイメージを低下させてしまう可能性さえあります。

インターネットのユーザーの検索行動と言うのは、ユーザー自ら情報を積極的に求める行動なので、検索結果にホームページを表示させたければ、ユーザーの疑問や質問に対する具体的で詳細な回答を記載する必要があります。

ユーザーは長文を読まないと思っていらっしゃる経営者もありますが、ユーザーが探し求めている情報を掲載することで、長文のコンテンツでも最後まで読まれます。

目的

③ユーザーファーストのホームページ作り

ホームページを作成する企業の立場とすれば、売上げ向上・認知度向上が目的かと思いますが、それを実現するには、ユーザーファーストのホームページを制作することが重要です。

というのも、企業が掲載するホームページとユーザーとの間にはGoogleが存在するからです。

Googleは常にユーザーファーストです。

検索結果には検索キーワードの回答として、ユーザーにとって最もよいと思われる検索結果から順番に表示します。

検索エンジンの90%以上はGoogleが占めていますので、お客様に認知してもらうにも、売上げを上げるにも、まずは、Googleと同様にホームページもユーザーファーストにするべきです。

自社のホームページがユーザーに提供できる価値は何なのかを十分に考えて、ユーザーの疑問や問題点の解決策を徹底して掲載していきましょう。

④物理的な目標を明確にする

ホームページは、商品やサービスの販売・資料請求・サンプル請求・問い合わせなどの物理的な目標も設定できます。

ホームページ開設後、半年、1年後などにどの程度の数値を達成するのかを目標として設定することも重要です。

実店舗では、データを取ることがとても難しいことですが、ホームページはGoogle analyticsやSearch consoleからいろんなデータを取ることがてきます。

データが簡単に取れると言うことは、何を改善すればアクセスや問い合わせが増えるのか簡単に分かると言うことです。

データを元に改善を続ければ必ず良いサイトになって行きます。

まとめ

以上、ホームページ作りにおいて重要な4つのポイントをご説明しました。

まずはホームページを開設する目的やターゲットを明確にしましょう。

そして、ターゲットが求める情報を継続的に掲載することで、アクセス数も徐々に向上するでしょう。

ホームページを制作する際は、ターゲットが求める情報は何か・その中で企業の魅力をどのように盛り込むかを検討しながら進めていくことが大切です。

すでにホームページを開設している企業でも、今一度目的やターゲットを見つめなおし、リニューアルを検討してみてもよいかもしれません。

当社は、富山県でSEOの専門として、富山県内の企業をはじめ全国の企業のサイトアクセスを大幅に改善してきました。

ユーザーの視点に立って、ユーザーが求めている情報を丁寧に掲載するサポートを行っています。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。