ホームページが検索に表示されなければ意味が無い
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条件が合わなければ検索結果に表示されません
生命が存在する惑星には条件があります
宇宙には無数の星があります。その星の中から生命が存在する可能性のある惑星を見つけ出すには、生命が存在する条件を満たす星を見つけ出す必要があります。その条件には、恒星からの光や地熱などのエネルギー源が存在すること、そして、もう一つは、なによりなくてはならないもの、液体の水の存在です。液体の水が惑星上に存在するためには、惑星の大きさと恒星からの適切な距離が必要です。さらに、重力や地表温度が液体の水の存在を可能にする程度でなければなりません。
このような条件を満たす星を見つけ出し、より生命の存在の可能性が高い星から順番に天文学者は観測して行きます。
検索キーワードにヒットするのにも条件があります
ユーザーが特定のキーワードで検索した時に、Googleは検索キーワードの条件により合ったページを順番に並べます。Googleはユーザーが入力したキーワードの検索意図を読み取って、どんな情報を求めているのか考えます。そして、その検索意図に合ったWEBサイトを表示するのです。
そのキーワードに合う条件を見つけ出すのに利用するのは、ホームページに書かれているテキスト(文章)です。そして、Googleが特に重視するテキストの部分は、title、hタグです。例えばtitleタグに企業名だけなど、固有名詞しか記載されていないと、ユーザーの検索意図に合ったホームページの条件を放棄しているようなものです。
titleに企業名しか記載されていないと、企業名でしかGoogleにヒットしません。そうなると、ホームページを訪問する人は、すでに企業を知っている人か、名刺交換をした人などに限られてしまい、新規ユーザーを獲得することは不可能になります。
検索結果に表示されない原因を確認しましょう
検索結果に表示されるためにGoogleが行うことは以下のような内容になります。クロール→インデックス→評価→検索結果に表示。
インデックスされているのか確認する
Googleにインデックスされているのか確認する方法は、site:https://mydomain.comで検索してみます。
これで検索結果に表示されれば、Googleにインデックスはされていると判断出来ます。
その他の方法としては、Search consoleの「ページ」→「登録済み」に記載されているURLを確認すれば分かります。
インデックスされていない原因を調べる
インデックスされていない場合は、どこかに問題があるので、その原因を調べるようにします。インデックスされていないページは、Search consoleの「ページ」の「未登録」のどこかにURLが記載されているはずです。「noindex タグによって除外されました」に分類されていたら、noindexを解除すればインデックスされます。
「検出-インデックス未登録」に分類されている場合は、ドメインパワーが弱いか、リンク構造が弱いか、サイト全体の価値が低いと判断されている可能性があります。
「クロール済み-インデックス未登録」に分類されている場合は、コンテンツが低品質と判断されている可能性が高いので、リライトして、インデックスリクエストを送信しましょう。
どんなに美しいホームページでもテキストが無ければ検索に表示されません
どれだけ美しい画像で埋め尽くされたホームページでも、人間には訴求できるかもしれませんが、Googleには白い紙が貼られているのと同じなのです。今後GoogleのAIが進歩して画像の品質も判断するようになる可能性はあり、今後検索アルゴリズムに画像の品質が加わる可能性はありますが、今現在では、画像は検索の対象にはなっていません。人間に見てもらえれば説得力のあるホームページでも、白い紙しか貼られていないホームページをGoogleは評価しません。評価されないWEBサイトは検索で上位に表示されることは無く、検索でヒットしなければ、人間に見てもらえる可能性は限りなく0に近くなってしまいます。お客様に見てもらえる可能性が限りなく0に近いホームページに投資するのは、無駄でしかありません。
交通量のある通りにショップを出さなければ来店客もありません
リアルの店舗のことをイメージしていただければ分かり易いですが、店舗を出店する場合には、出来るだけ人通りの多いところに店舗を出店したいと考えるものです。これは通行量が多い程、来店客も多いと考えるからです。インターネットでも同様で、交通量のある通りにWEBサイトを掲載しないと、顧客の流入は期待できません。インターネット上で顧客の流入を決定するのは、検索キーワードです。商品の情報を検索しているであろうキーワードで適切に上位に表示されることが、良質な顧客の獲得になります。
さらに検索キーワードは、複合キーワードのような絞込みをされている場合は、さらにユーザーの購買の確率が高くなり、コンバージョン(購入数÷訪問数)の高いユーザーを獲得できます。
実店舗でも最初から都会の大通りでお店を開く人はいないように、ホームペーシジもいきなりビッグキーワードで上位を目指してもなかなか結果は出ません。
特にサイトを公開して間もないうちは、ビッグキーワードで上位を狙っても全く表示されません。最初は、検索ボリュームが小さく、ユーザーの購買意欲の高いスモール(ロングテール)キーワードを狙いましょう。
まずは、小さな成功体験から初めて、少しずつ大きな目標にチャレンジすると、モチベーションを維持し続けることが可能になります。
自社にとって最も良い顧客を獲得するキーワードを選定して、検索エンジンで上位に表示させることがSEOの重要なポイントです。
検索に表示さなければ、広告を使うことになります
Googleの検索結果で望むキーワードで上位表示されないと、そのまま諦めてしまうか、リスティング広告を使って、アクセス数を確保する方法もありますが、広告のクリック単価やコンバージョンの関係から広告費が売上総利益を上回ってしまう場合もあります。売上総利益を上回らないとしても、アクセスを得るためには、広告を掲載し続けなければいけないので、広告費で疲弊してしまうことがよくあります。
広告を利用するには、売上総利益率がすごく高いか、コンバージョンが高いなど、特殊な条件が揃わないと難しいので、あまりお勧めできません。
WEB制作会社を選定する場合は、検索エンジンで上位に表示してくれる会社を選びましょう
ホームページは制作コストも維持管理費も低く抑えることが出来るので、多くの企業がすでに公開していますが、ほとんどが自己満足でお客様に来店してもらえていないものが多いように感じています。検索エンジンに狙ったキーワードで上位に表示できなければ、どんなに美しいホームページを作ってもムダなことで、単に経費を浪費しただけになってしまいます。
清水 康次
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