営業範囲の市町村名の羅列はキーワードの乱用です

2021年4月18日

SEO目的で市町村名を羅列するのはキーワードの乱用です

富山県キーワード+市町村名で検索の上位に表示する目的で、営業範囲などと記載して、市町村名を羅列するのは、キーワードの乱用です。

通常、フッターやサイドバーなどに記載されて、全ページで表示されるようになっています。営業範囲は、都道府県名を記載すれば、通常は自分の住んでいる市町村が対象範囲かどうか分かります。このような市町村名で検索結果の上位に表示したい場合は、お客様の声などで、「〇〇市、△△様」と記載して、その後にお客様の声を記載すれば、市町村名でGoogleにヒットするようになります。

さらに、お客様の声は良質なコンテンツなので、サイトの価値を高める効果も期待出来ます。

さらに言うと、営業範囲の市町村名を記載しなくても、検索ユーザーのデバイスの位置情報から、近い企業のホームページの情報をカスタマイズして検索結果に表示されるので、ホームページの企業の所在地の情報が記載されていれば十分です。

このような市町村名の羅列は、不自然な外部リンク程、重大なペナルティにはならず、ペナルティに気付かないことも良くありますが、ランキングに悪影響があるのは間違い無いので、気を付けましょう。

商品のバリエーションをメニューにしても適切に処理されます

商品のバリエーションやカラー違いなどをメニューに記載すると、同じキーワードが連続して表示されます。しかし、このような一見キーワードの乱用に見えるようなキーワードの詰め込みは、Googleが適切に処理してくれるので、あまり気にする必要はありません。

商品のバリエーションやカラー違いなど、どうしても記載しないといけないナビゲーションはランキングを操作する目的でキーワードの乱用をしている訳では無いので、問題無いのです。

Googleが良く言うように、その施策は検索エンジンが無くても同じことをするかを自問してみれば、ペナルティを受けることは無いでしょう。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次