営業範囲の市町村名の羅列はキーワードの乱用です
SEO目的で市町村名を羅列するのはキーワードの乱用です
キーワード+市町村名で検索の上位に表示する目的で、営業範囲などと記載して、市町村名を羅列するのは、キーワードの乱用です。
通常、フッターやサイドバーなどに記載されて、全ページで表示されるようになっています。営業範囲は、都道府県名を記載すれば、通常は自分の住んでいる市町村が対象範囲かどうか分かります。このような市町村名で検索結果の上位に表示したい場合は、お客様の声などで、「〇〇市、△△様」と記載して、その後にお客様の声を記載すれば、市町村名でGoogleにヒットするようになります。
さらに、お客様の声は良質なコンテンツなので、サイトの価値を高める効果も期待出来ます。
さらに言うと、営業範囲の市町村名を記載しなくても、検索ユーザーのデバイスの位置情報から、近い企業のホームページの情報をカスタマイズして検索結果に表示されるので、ホームページの企業の所在地の情報が記載されていれば十分です。
このような市町村名の羅列は、不自然な外部リンク程、重大なペナルティにはならず、ペナルティに気付かないことも良くありますが、ランキングに悪影響があるのは間違い無いので、気を付けましょう。
商品のバリエーションをメニューにしても適切に処理されます
商品のバリエーションやカラー違いなどをメニューに記載すると、同じキーワードが連続して表示されます。しかし、このような一見キーワードの乱用に見えるようなキーワードの詰め込みは、Googleが適切に処理してくれるので、あまり気にする必要はありません。
商品のバリエーションやカラー違いなど、どうしても記載しないといけないナビゲーションはランキングを操作する目的でキーワードの乱用をしている訳では無いので、問題無いのです。
Googleが良く言うように、その施策は検索エンジンが無くても同じことをするかを自問してみれば、ペナルティを受けることは無いでしょう。
ただ、実際のECサイトの場合、メニューにカラーバリエーションが表示されることはあまり無く、商品ページでカラーを選択するようになっていると思いますので、カラーバリエーションがキーワードの乱用になることはほとんど無いでしょう。
キーワードの乱用で最も多いのは同じキーワードの連呼
市町村名の羅列が問題になることはあまりありませんが、最も問題のなるのは、メインキーワードの連呼です。
昔は、メインキーワードの出現率が5%程度になるのが最適化の目安でしたが、今では5%の出現率は多すぎます。ほとんどのキーワードで5%を超える出現率のサイトはランキングに悪影響が出ます。
特に、特定のブロックで近接してキーワードが出現するのは、かなり危険です。
キーワードが近接して出現するのは、ページ本文よりもテンプレートで良くある問題です。このようなキーワードの乱用は悪意は無く、自然に記載しているのが、Googleに誤認されてキーワードの乱用になってしまうものです。
例えば「相続相談・依頼の流れ」「相続手続きの報酬」「相続手続き以外の報酬」「相続オンラインサービスのご案内」「相続でよくある質問」のようにメインキーワードが特定のブロックに集中しているような記載です。
Googleからの流入や検索順位が長期低落傾向になっているサイトはキーワードの乱用を疑ってみましょう。
清水 康次
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