2020年5月4日のGoogleコアアルゴリズムアップデートでリンクの評価が厳しくなった?

ジャンルの統一されたリンク集からのリンクの評価が下がった?

2020年5月4日から開始されたGoogleのコアアルゴリズムアップデートで、これまであまり問題にならなかったジャンルの統一されたリンク集からのリンクの評価が厳しくなり、ランキングに悪影響が出ているようです。

これまでは、ジャンルが統一されていないリンク集のページからのリンクはペナルティを受ける可能性がありましたが、今回のアップデートで順位が下がったサイトのいくつかで共通しているのが、ジャンルの統一されたリンク集からのリンクがあるサイトでした。

アルゴリズムアップデートはこんなに単純なものでは無いと思いますが、一つの要素として、リンク集はどんな形態でもペナルティと評価されるようになったのでは無いかと思います。

Googleが評価するリンク

Googleが評価するリンクはページランクアルゴリズムの基本となっている論文の引用のように本文の中に設置されるリンクが基本で、本文の中のテキストからより詳しい記載のあるページへリンクが設置されていれば、評価されますが、リンク集の形態で、リンクと僅かな説明のみのページからのリンクは評価しないようになったのではないかと思います。

リンクにはリンクでユーザーを別ページへ誘導する必然性が無ければ、どんなリンクも価値は無く、本文を読んだユーザーがキーワードについてさらに詳しい説明が必要な場合にリンクを設置して補足説明に利用するような場合にリンクを設置するのが自然なリンクで、リンク集に設置されているリンクもリンク集のページでは無く、ページ本文からリンクの設置が可能と考えます。

このように、リンクに必然性があって、リンク先ページを紹介しないと、ユーザーにコンテンツの全容を理解してもらえないような場合に設置するのが正しいリンクだと考えます。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次