不自然なリンクがあってGoogleよりbingで複数のキーワードで検索順位がかなり上位の場合は自動ペナルティで間違いない

自動ペナルティの判定は難しいがbingと比較することでペナルティの判断が出来ることもある

bingは被リンクによるペナルティはほとんど無い

一つのサイトで複数のキーワードでSEOを行っていても、順位がなかなか上がらないことがあります。

そこで外部リンクを調べて見ると、ブラックハットSEO業者が付けたような明らかに不自然なリンクでは無く、コンテンツは作り込まれた自作自演リンクが大量にあることがあります。

コンテンツは一見充実しているように見えますが、類似コンテンツの可能性もあります。

Search consoleの検索アナリティクスを見ると、平均掲載順位が上昇した日の表示回数が減り、平均掲載順位が落ちた日の表示回数が上昇する不自然な動きをしています。

この現象は、ペナルティを受けているサイトに良くある動きです。

そして、GRCでターゲットキーワードの検索順位を調べると、Googleの検索順位は圏外か極端に低い順位ですが、bingは10位以内や20位台の検索順位です。

Googleのペナルティが深刻な状態の時には、bingの順位も圏外になっていたりしますが、Googleのペナルティが軽くなるとbingが先にランクインすることは多くあります。

Googleのペナルティ解除の先行指標としてbingの順位を見ることが出来る

Googleのペナルティ対策が正しく行われているかどうかの判断材料として、bingの検索順位が先行して順位が上がることがあります。

ただ、Googleとbingのアルゴリズムは全く違いますので、必ずしもGoogleよりも先にbingの順位が上昇するとは限りませんが、被リンクのペナルティはGoogleよりもbingの方が緩やかなので、外部リンクがペナルティの元凶として疑わしい場合は、bingの順位も確認してみると良いです。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次