大量にある低品質なコンテンツへの対処法
目次
200文字から500文字程度しかないブログが大量にあるサイト
サイトの更新は頻繁に行われていますが、コンテンツが非常に低品質で、更新されているブログは500文字以下のページがほとんどで、内容は一般的なことしか記載されておらず、閲覧したユーザーに何も価値を提供しないコンテンツのページばかりのしか無いサイトを見掛ることがあります。
また、お知らせのカテゴリーに超短文の告知が記載されていることも良くある事例です。
Googleはユーザーの疑問や質問に対する回答を検索結果の上位に表示しようと常にアルゴリズムの更新を行っています。しかし、このような超短文の投稿は、ほとんどの場合、ユーザーの疑問や質問の回答にはなっておらず、運営者の独りよがりの情報のため、検索結果に表示されないどころか、インデックスもされず、低品質なサイトと判断される可能性が非常に高いです。
リライトして良質なコンテンツにできれば最良の解決策ですが
このような低品質なコンテンツを大量に持っているサイトはGoogleからも評価されず、検索順位が上位になることはありません。むしろ低品質なサイトと評価されれば検索結果から排除されます。
このサイトは不自然な被リンクが無くても、メインキーワードで50位程度から上昇することは無く、低品質なコンテンツが悪影響を与えていることは明らかです。
低品質なコンテンツは、1つ1つ情報を追記して、ユーザーの疑問や問題の解決になるような良質なコンテンツへと変えることがベストの対応ですが、現実には、低品質なコンテンツしか記載したことが無い人に、良質なコンテンツを記載してもらうことはとても難しく、簡単にリライトは出来ません。
低品質なコンテンツをnoindexにする
リライト出来ないコンテンツをそののまま残しておけば、サイトの評価は低いままです。サイトの価値を高めるためには、低品質なコンテンツをGoogleに見せないことです。
低品質なコンテンツはSearch consoleの「カバレッジ」→「除外」→「クロール済-インデックス未登録」や「検出-インデックス未登録」の中から文字数の少ないページを見つけ出し、noindexにします。
Googlebotがクロールしてページに記載されている内容を把握してもインデックスされていないページは時間が経過すればインデックスされる場合もありますが、クロールされてかなり時間が経過していてもインデックスされていていページは、Googleが低品質と判断していると考えて間違いありません。
noindexにしてもGooglebotがクロールしてnoindexを検知してくれないと効果が出ません。
noindexにしてもすぐに効果が出るわけではありませんが、時間をかけて、低品質なコンテンツが減れば検索順位は改善すると思います。
低品質なコンテンツを別ドメインに移す
もう一つの対策として、ニュースなどのカテゴリーを全く別のドメインに移してしまうことです。
.comや.jpなどのトップレベルドメインだけが違うドメインでは無く、全く違うドメインに低品質なコンテンツ全てを移してしまい、メニューなどのテンプレートからのリンクをnofollowにすることです。
メニューからリンクを設置してしまうと、リンクスパムの「さまざまなサイトのフッターやテンプレートに埋め込まれて広く配布されるリンク」に該当して、ペナルティを受けてしまう可能性がありますので、nofollowにすることはとても重要です。
別ドメインでリンクもnofollowにすることで、メインサイトとは無関係なコンテンツとなり、メインサイトの評価に悪影響が無い状態にすることが出来ます。
低品質なコンテンツのリライトが出来ず、今後も同様のコンテンツの掲載を続ける別ドメインに移してしまうのが、最も良い方法です。
清水 康次
最新記事 by 清水 康次 (全て見る)
- 富山でホームページを活用した効果的な集客方法 - 2024年10月14日
- 「検索しても出てこない」と感じたときの対処法とその理由を徹底解説 - 2024年10月9日
- SEO対策の外注は高すぎる?費用の内訳とコストを抑えるポイント - 2024年10月4日