リンク元のtitleで検索しても検索結果に表示されない場合はそのリンクが原因でペナルティを受けています

2024年6月28日

リンク元を調べる方法

サイトに向けて貼られているリンクを調べる方法は色々あります。

Search consoleの「リンク」→「外部リンクをエクスポート」→「最新のリンク」→「CSVをダウンロード」でリンク元の一覧を取得することが出来ます。

bingのウェブマスターツールでも「バックリンク」→「ページ」→「すべてダウンロード」でもCSVファイルで取得可能ですが、件数はSearch consoleに比べるとかなり少ないので、あまりお勧め出来ま。

他には「SEO FREE」や「Lynx」が無料で制限なく使えるツールです。

一見問題の無さそうなリンクでもサイトtitleで検索しても検索結果に表示されない場合はリスクが高い

外部リンクはランキングに大きな影響を与える要素です。良質なリンクを多く獲得出来れば、Googleからの評価が上がり、検索順位が上昇して、アクセス数も大きく伸びます。

自然なリンクに見えるリンク元でも、リンク元のサイトtitleで検索しても100位以内に表示されない場合は、リンク元サイトがペナルティを受けている可能性が高いです。

ペナルティを受けているサイトからのリンクは当然、低品質なリンクとなり、ランキングの向上には寄与しません。Googleがスパムサイト又は悪質なサイトと判断しているサイトからのリンクは当然良質なリンクとは判断されず、ランキングには悪影響があります。

サイトtitleで検索する方法

リンク元のサイトtitleで検索して順位を確認する方法は、特にツールなどは必要ありません。

調べるのはサイトtitleなので、リンク元のページからトップページへ移動します。

ブラウザ上で右クリックして「ページのソースを表示」を選ぶと、ソースが表示されますので、<title></title>で囲まれたテキストを検索窓に入れて検索し確認します。

この検索結果で100位以内にも無い場合はかなりの確率でペナルティを受けていると言えます。1位に表示されない場合も疑わしいと思います。

サイトタイトルには通常、会社名などが含まれるので、固有なタイトルになりますが、そのようなタイトルで検索した時に、タイトルと完全に一致したページが1位に表示されず、別のページが1位に表示されるのはかなり不自然なことです。

難しいのは、カテゴリー別の評価サイトの大元のトップページが別ドメインで、そのドメインがペナルティを受けている場合

評価サイトやレビューサイトで、リンク元は何も問題が無くても、リンク元がカテゴリーや都道府県になっていて、そのサイトは問題無く、不自然なリンクと判断されていないと判断出来ても、さらにそれらのカテゴリーや都道府県をまとめたトップページが別ドメインになっていて、そのドメインのtitleで検索してもGoogleの検索結果に表示されない場合は、カテゴリーのサイトもペナルティを受けていて、そのサイトからのリンクもペナルティの原因になっていると判断するのが自然です。

評価サイトやレビューサイトは、アフィリエイターが運営していることが多く、その記事は、実際に商品やサービスを購入して評価していない場合が多く、別のサイトに記載されているコンテンツを参考にして記載されていることが多く、実質的な中身の無いページであることが多いです。このようなサイトからのリンクは元々評価の高いものではありませんが、アフィリエイトの収入を増やそうとして、スパム行為を行っている可能性もあるので、注意が必要です。

リンク元の評価はとても難しいものがありますが、リンク元ドメインを否認して、そのドメインをGooglebotがクロールした後しばらくして順位が落ちれば、リンクの否認は間違いと判断出来ます。

逆に、リンク否認したドメインをGooglebotがクロールしてしばらく時間が経過した後に順位が上昇すればリンク否認は正しかったと判断すれば良いでしょう。

ただ、同一ドメインから大量にリンクがある場合は、リンクの否認が進んで、順調に順位が上昇していても、ある日突然順位が大きく落ちたりするので、単純に判断出来ません。

外部リンクの評価がどのように行われているのかはGoogleにしか分からず、何が正しいか、間違いかは色々行った施策の結果を長期的に評価するしかありません。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次