切迫しているキーワードでコンバージョンを獲得する

2021年12月19日

ビッグキーワードは切迫していない

SEOを行う場合に、ビッグキーワードやミドルキーワードのようなある程度大きな検索ボリュームのあるキーワードを狙いがちですが、大きいキーワードで検索しているユーザーは問題解決の強い欲求は無く、何となく調べて見たと言う程度なのです。

このような大きなキーワードで検索結果の上位に表示されても、アクセス数は獲得出来ますが、コンバージョンは獲得出来ません。

ロングテールキーワードの中に切迫しているキーワードがある

サジェストキーワードを調べてみると、ユーザがかなり切迫していて、必死に解決策を探していると思われるキーワードを見つけることが出来ます。

例えば、歯科医院なら「歯 詰め物 取れた 放置 痛い」。相続なら「相続 認知していない子」。ビザなら「ビザ 面接 落ちた e2」のように、専門家の回答を必死に探していると思われるキーワードを見つけることが出来ます。

このような切迫しているキーワードで、専門性の高いページを見つけると、その専門家に相談してみようと思い、コンバージョンに繋がります。

切迫しているキーワードは、ユーザーの解決したい問題が明確で、回答を掲載しているサイトをいろんなキーワードの組み合わせで、何度も検索して、最後に辿り着くキーワードです。

このキーワードでユーザーが求めている回答に出会うと、そのコンテンツを記載した専門家に対して、信頼を感じ、相談してみようと思います。

切迫

サイトのコンバージョン率が低い場合は、切迫したキーワードに対応したコンテンツを掲載する

サイトのコンバージョンが低い場合は、漠然として大きいキーワードばかりで集客している可能性があります。ユーザーが切迫していて、誰にも相談出来ないキーワードを見つけ出して、コンテンツを記載すると、コンバージョン率が高くなります。

サジェストキーワードを見つける方法

サジェストキーワードを見つける方法は、ラッコキーワードでメインキーワードを入れて検索すると、サジェストキーワードを表示してくれます。

検索ボリュームは表示されないので、上位に表示された時に期待出来るアクセス数までは分かりませんが、検索数は少なくても確実に検索されいるキーワードなので、切迫しているキーワードを見つけてコンテンツを作成することは有効です。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次