キーワード選定を間違えるとコンバージョンに繋がりません

2022年1月12日

ターゲットユーザーのキーワードを厳密に選定する

ビッグキーワードを狙う必要はありません

SEO対策で重要なことはターゲットユーザーが検索するキーワードをしっかりと見極めて選定することです。ターゲットと合わないキーワードを選定してしまうと、アクセスを獲得できても、コンバージョンはとても低くなってしまいます。

また、多くのアクセスを集めようとビッグキーワードを選定すると、ユーザーが強いニーズを持って来店するわけでは無いので、上位に表示出来たとしてもコンバージョンが低くなります。検索数の多いワードでSEO対策を行うのは、労力もかなり必要なので、作業にかかる工数の割には成果が上がらない施策になりWEBマーケティングに役立つ可能性が低いことがキーワード選定の注意点です。

ビッグキーワードは誰でも思い付くキーワードなので、同じキーワードでSEOを行う競合が多く存在するので、同じキーワードでも特徴のあるコンテンツにしないと上位表示の可能性は低くなる点が大きな問題です。

企業からのSEOの依頼のほとんどは、ビッグキーワードでの上位表示ですが、実際にビッグキーワードで検索しているユーザーは、漠然とキーワードについて知りたいと思っているユーザーが多く、仮に検索結果の上位に表示されたとしても、コンバージョンにはなかなか繋がりません。

SEO対策は1ページ1キーワードが基本ですので、ユーザーのニーズが強いロングテールキーワードを複数集めて、1キーワードで集客できる数は少なくても、複数のキーワードで多くのアクセスを集めるようにすることが効果的です。

ロングテールキーワードを選定すると、競合も少なく、SEO対策の効果はすぐに表れます。あまり労力を掛けずに効果が出て、しかも濃厚なユーザーを獲得できるので、検索数が少ないキーワードを複数選定するのが最も良い方法です。

ロングテールキーワードは、ユーザーが解決したい問題が非常に明確で、すぐに問題を解決したいと思っていることがあります。このようなユーザーを獲得する方が、ビッグキーワードで集客するよりも、コンバージョン率が高く、大きな流入を獲得しなくてもコンバージョンを多く獲得出来ます。

ユーザーは疑問や問題を解決したいと思って検索します。解決したいと思う問題が具体的で明確な程、複合キーワードでどんどん絞り込んだキーワードで検索します。そのようなユーザーのニーズはとても強く、直面している問題も切実なものです。その切実なキーワードで、解決策となるコンテンツを掲載していると、そのコンテンツに辿り着いたユーザーは、解決策に感謝の気持ちを持つようになります。

キーワード

企業のロケーションや技術により最適なキーワードを選定する

企業が持っている強みの技術を求めているユーザーが検索するキーワードをターゲットキーワードにすることが、濃厚でコンバージョンの高いユーザーを獲得することになります。

それは、技術そのものがキーワードの場合もありますが、技術が生み出す製品の「呼称」かもしれません。

ロングテールキーワードはユーザーの疑問や問題を解決できる情報を求めています。その技術や商品を開発する背景にあった考えや発想で、ユーザーが探し求めているものなので、キーワードにピッタリのホームページがヒットするだけで、ユーザーは嬉しく感じます。そのユーザーがホームページに訪れると、コンバージョンに繋がる確率はとても高く、優良顧客になります。

自社の技術やサービスの強みに合った、適切なキーワードを見つけてコンテンツを作成することが重要です。

検索するキーワードによっては、とてもニッチで検索しても検索しても望んでいる情報が出てこないこともあります。このようなキーワードでコンテンツを記載すると、確実にファンになってくれるユーザーを獲得出来ます。

検索されているキーワードを選ぶ

ユーザーが検索していないキーワードでページを作成しても需要の無いキーワードなので、アクセスは得られず、サイト制作する意味は無く、SEO的には有りえません。キーワードを調査すると言う手順は有効なユーザーを獲得する上では避けて通れない内容です。実際にユーザーが検索しているキーワードを調べるには、Googleが提供している、無料ツール、キーワードプランナーを利用すると調べることが出来る便利ナツールです。キーワードプランナーはGoogleの広告運用のためのツールなので、一旦広告のアカウントを作成する必要があります。Google広告にサイト登録すれば使えるようになります。使い方は「検索ボリュームと予測のデータを確認する」にキーワードを入力して確認をクリックすると検索ボリュームが表示されます。キーワードプランナーを活用して実際の月間検索数を確認して、マーケティングに生きる検索キーワードを選定することがポイントです。

キーワードプランナーのデータはダウンロードする機能がありますので、ダウンロードした一覧を見ながら、時間を掛けてじっくりとキーワード選定するのに活用しましょう。

キーワードプランナーで検索ボリュームを取得して、有効なキーワードを選定しましょう。検索数の無いキーワードはおすすめ出来ません。

ユーザーが実際に検索していて、モチベーションの高いキーワードを把握出来れば、良質なユーザーを集めることが可能になりますので、モチベーションの高いキーワードを見つけることが出来ればサイト運営には大きなメリットをもたらします。

検索ボリュームが小さく、ユーザーのモチベーションの高いキーワードは、サジェストキーワードツールで調査して、サイトテーマに合ったサジェストキーワードを抽出して、関連性のあるロングテールキーワードで対策出来ると、コンバージョンに繋がりやすいキーワードになります。

ロングテールキーワードは、競合も少なく、ユーザーのモチベーションが高いので、WEBマーケティングに繋がり易く、重要性の高いキーワードです。

ただ、検索ボリュームが数千件にもなる大きく誰でも思い付くキーワードは難易度が高いので、初めのうちは難しいキーワードを狙わず、検索ボリュームが小さく、自社の強みを記載出来るキーワードを使用してコンテンツの作成を行いましょう。

自分の思い込みで、キーワードの検索ボリュームをチェックせずにページを作成してしまうと、全く検索されていないキーワードで大量にページを作ってしまうことになるので、注意しましょう。キーワードプランナーを参考にキーワード選定することはSEOを行う上では優先順位の高い項目です。キーワード選定を行わずにSEOは出来ません。ページを作成する際には、初心者でも必ずキーワードプランナーやサジェストキーワードツールを使うことが重要で、キーワードの分析は必ず行いキーワードを決めることが大切です。

キーワードの検索意図を十分に考えましょう

決めたキーワードはtitleタグやh1タグにも設定しましょう。また本文にも自然な文脈でキーワードを網羅して記載するようにしましょう。ただ、上位表示を意識して、過剰に意識して過剰に含まれ過ぎて、過剰な表示回数にならないようにしましょう。

キーワード候補として幾つかのキーワードを選んだら、そのキーワードでユーザーが何の問題や課題に直面していて、何を解決したいのかを推測しましょう。この検索意図をしっかりと考えたキーワードの選び方をしている限り、サイトテーマは統一された強固なサイトになるはずです。

検索意図を徹底して考えて、サイトが集客したいユーザーが検索しているキーワードでコンテンツを作成していれば、自然にサイトテーマが統一されたサイトとして成長して行くので、関連した多様なキーワードで集客出来るようになWEBマーケティングに繋がります。

キーワードで記載したコンテンツがインデックスされない場合はリライトする

キーワードで記載したコンテンツがなかなかGoogleにインデックスされないことがあります。インデックスされないコンテンツはGoogleが低品質なコンテンツと判断している可能性がありますので、ユーザーの検索意図をもう一度考えてリライトしましょう。

また、内部リンクが少なく、Googleが重要なページと認識していないか、リンクが少ないためにクロールがあまり行われていない可能性もありますので、関連のあるページからリンクを設置して、Googleがページを理解するようにしましょう。

ユーザーの状況によって求める情報は違う

ユーザーの置かれている状況によって、求める情報も違います。まだ、漠然としていて、幅広く情報を求めている段階では、ビッグキーワードで検索して、色んな商品やサービスを探しています。

これが、さらに自分の解決したい問題が明確になってくると、複合キーワードで絞り込んで、自分の疑問や問題を解決出来るページを探します。

このように幅広く情報を求めている段階では、ユーザーは購入やお問合せなどの行動に移すことはあまり無く、将来購入する候補になるだけです。

これに対して、明確に解決したい課題がはっきりして来て、複合キーワードで検索した時に上位に表示されたページに対しては、購入やお問合せのアクションを起こす可能性がとても高いものなのです。

複合キーワードでモチベーションの高いキーワードで検索しているユーザーはとても少ないですが、中小企業の場合、商品やサービス自体もニッチなマーケットで活路を見出そうとしているはずなので、集客するユーザーもニッチでとてもこだわりのあるごく少数のユーザーを集客出来れば十分なのです。

また、複合キーワードを色々組み合わせて検索しても、ユーザーが望んでいる情報が見つからないキーワードもあります。このようなキーワードを見つけることが出来れば、ユーザーの疑問に対する回答を記載した、検索意図に合ったコンテンツを作ることが出来れば、コンバージョンに繋がる可能性は高くなります。コンテンツが記載されていないキーワードでコンテンツを作成出来れば、ユーザーの悩みに対応出来る企業だとユーザーに訴求出来、webマーケティングが成功します。

さらに、ニッチなマーケットを狙っている企業は少ないので、競合性も低いので、比較的簡単に上位表示が可能で、ランキングの上位に表示されれば、クリックしてサイトを訪れるユーザーも増えるので、検索ボリュームの小さいキーワードで対策することはアクセスもコンバージョンの獲得にも役立ちます。比較的簡単に上位に表示出来るキーワードで成功事例を作って、コツを掴んだ上で、さらに難易度の高いキーワードへと挑戦を続けて行けば良いでしょう。

このようなニッチなキーワードのコンテンツを増やすことが出来れば、とても濃いユーザーを獲得することが出来ます。ユーザーのモチベーションが高いキーワードを集めてホームページを制作して、コンテンツの追加も行って行けば、コンバージョン率の高いサイトになります。

ビッグキーワードをひたすら追い求めて、コンバージョンに繋がらない集客は行わず、自社の強みを生かして勝てる土俵にユーザーを集めるようにしましょう。

無料サイト診断

The following two tabs change content below.

清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。