SEOで「やってはいけないこと」とは?

2024年6月22日

ホームページやブログを運営している方の中には、「検索順位が上がらない」「色々試しても検索結果で上位に表示されない」というSEOに関係した悩みを抱えている方が少なくありません。

SEOは様々な媒体で紹介されているため独学も可能な分野ではありますが、実際に成果を出すことは簡単なことではありません。

特に初心者の方は、SEOとして「やってはいけないこと」を気付かずにやっていて順位が上がらないというケースもあります。

そこで今回は、ホームページを運用する上で知っておくべき重要な「SEOでやってはいけないこと」のポイントについて解説します。

どうぞ最後までご覧いただき、皆様の参考になれば幸いです。

SEOでやってはいけないこと知る上で理解すべきSEOの目的

Webからの集客を行う方法は広告をはじめ様々な種類がありますが、SEOは成功すると費用をあまりかけずに継続的に集客を見込めるというメリットで人気があり、多くの企業が取り組んでいるマーケティングの手法の1つです。

そんなSEOの最大の目的は、自然検索から自社のWebサイトへ流入数を増やし、顧客の獲得、更に結果として売上を伸ばすことでしょう。

クリックし閲覧してもらうにはインターネットで特定のキーワードを検索した時に自社のサイトが上位表示されることが重要であり、そのための対策がSEOなのです。

SEOはGoogleのアルゴリズムを理解し、Webマーケティングに関連する知識がある人なら実践することは難しくありませんが、成果を出すまでにある程度の時間がかかるというデメリットもあります。

Googleが宣言する「SEOでやってはいけないこと」

検索エンジンの代表的存在であるGoogleは、Webサイトとして実施するべきではないこと(ガイドライン)を公式に提示しており、これはSEOにおいてやってはいけないことにもつながるため、認識しておく必要があります。

その内容は2022年の時点で以下の12項目となっています。

1.ユーザー生成スパム

2.スパム行為のある無料ホスト

3.構造化データに関する問題

4.サイトへの不自然なリンク

5.サイトからの不自然なリンク

6.価値のない質の低いコンテンツ

7.クローキング、不正なリダイレクト

8.悪質なスパム

9.画像のクローキング

10.隠しテキスト、キーワードの乱用

11.AMP コンテンツの不一致

12.不正なモバイル リダイレクト

SEOでやってはいけないことをやるとペナルティを受けることも

以上で紹介した内容に一つでも該当している場合、Googleからペナルティを受ける可能性があります。

ペナルティには大きく分けて手動ペナルティと自動ペナルティの2種類があります。

手動ペナルティではサーチコンソール(Google Search Console)というGoogleから提供されているツールに警告メッセージが届き、検索順位を下げたり、該当するページのインデックスを削除しGoogle検索しても表示されないといった処置が取られます。一度インデックスが削除されてしまうと、内容を修正してサーチコンソールからインデックスの再リクエストを行い認められない限り、再度検索エンジンに掲載されることはありません。

自動ペナルティは警告メッセージが届かないため、自分で原因を探して改善しなくてはなりません。

ちなみにサーチコンソールはHP運用後に様々なデータを確認することが出来る非常に便利なツールなので是非活用してみて下さい。

SEOでやってはいけないこと

それではGoogleのガイドラインを含め、SEOとしてやってはいけないこと、やらない方が良いことを具体的に紹介していきましょう。

大量の被リンクを集めること

「相互リンク」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、こちらの手法もかつては多くのサイト運営者が行っており、実際にSEOの効果があったため外部リンクをわざわざ業者から購入するという人も少なくありませんでした。

しかし現在はその効果は無いばかりか、ペナルティの対象にもなる可能性があるので注意が必要です。

また、リンク集への登録やリンクプログラムへの参加で不自然なリンクを集めることもペナルティに該当します。

ユーザーが知りたい情報を提供する価値のあるホームページには自然とリンクが集まってきます。リンクを故意に集めることよりも、魅力あるページを作ることに力を注ぎ考える方がずっとSEOに役立ちます。

価値のない無意味なページを大量に生成すること

ひと昔前は、とにかくページ数を増やすことで検索順位を上げる方法が流行っていましたが、現在は通用しないばかりかガイドラインに違反することになりかねません。

例えばキーワードの地域名や人名を変えただけの同一の内容のページを大量に作っているサイトがよく見られますが、これらは自動生成されたコンテンツや重複コンテンツ、無断複製、誘導ページ等と判断されやすく、手動ペナルティによってインデックス削除の対象となる可能性が非常に高いです。

ユーザーに価値のある情報を届ける、高い品質を保つということをしっかりと意識してページ作成を行うようにしましょう。

重複コンテンツについては、代理店や不動産会社など全く同じ商品の販売や物件を紹介する場合もあります。Googleは同一の会社であるかどうかも見ているはずですが、このような場合、タイトルや見出し、説明する文言を変えるといった対応をした方が安心かと思います。

無駄な更新をすること

SEOとして「更新頻度」を保つことは有効です。これはGoogleが最新の情報=有益な情報と判断し、評価される要素となるからです。

しかしそれを逆手に取って内容の薄いページを頻繁に追加したり、価値のないページを更新しても評価されないばかりか、上記で挙げたように無意味なページをたくさん作ることで順位を落としたり、場合によってはペナルティを受ける恐れもあるのです。

クローキング、不正なリダイレクトを行うこと

「クローキング」とは、Googleクローラー用とサイトに訪問したユーザー用に、表示させるコンテンツを別のページにすることを言います。文章だけでなく画像や動画のコンテンツも同様です。

注意点としては、例えば特定のユーザーに対して有料と無料のコンテンツを提供しているオウンドメディアでは、Googleのクローラーが巡回する無料部分との差分をクローキングと見なされる場合があります。このような場合には構造化マークアップを行って、クローラーが区別できるようにする対策が必要です。

隠しテキスト、キーワードを詰め込みすぎる

コンテンツ内に隠しテキストを記載すること、検索キーワードを意味もなく羅列したり乱用することもSEOとしてやってはいけないことの1つです。

Googleもこれらの行為について明確に禁じており、手動ペナルティの対象としています。

正当な理由があってこれらの記述が必要があり、ペナルティを回避するためにはそれぞれにURLをリンクする等の対応を行いましょう。

また、隠し文字や画像のalt属性に対しても頑張って大量のキーワードを詰め込みすぎないよう注意しましょう。

キーワードはタイトル、見出しのタグごとにせいぜい1回ずつ、本文中に数回入れれば十分に効果を得ることができます。

「やってはいけないこと」を回避し適切なSEOを行うためには

以上で紹介したSEOでやってはいけないことはほんの一部です。

SEOについては様々なな本や資料、セミナー、メディア等でその方法について紹介されており、多くの方がチェックされているかと思いますが、特にWebの初心者の方にとってはこれらを利用して仕組みを理解し気を付けること、そして適切なSEOや施策を行うことは簡単ではありません。

そこでホームページ制作はマーケティングや技術の他、公開後トラブルが発生した際にサポートのサービスや対応に応じてくれるWeb制作のコンサルティング会社に依頼をしたり、SEO専門会社を活用していただくことをおすすめします。

実績のある制作会社であれば、お客様のホームページを制作する意図を把握し、予算を考慮しながらSEOに強いサイトのデザインを構成してくれるはずです。予算があればシステムの構築からプログラムの設計にも対応してもらえます。

SEO専門会社では、なぜ上位表示されないのか現在の状態を調査し最適な提案を行い、運用後もプロの目線からアクセス解析を行ってデータを分析し、目標の達成のための戦略を実施します。また、ブログの書き方のアドバイスや書く際のキーワード選定を行ったり、ライターとしてSEOを行ったコンテンツの作成も行います。

Find contentもSEO専門会社として初心者の方に向け丁寧に対応し、アクセスを伸ばすためにサポートさせていただきますので、もしサイトの上位表示や集客にお困りなら、お気軽にお問合せ下さい。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後うつ病と自己破産により縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。 自己破産を経験していることから、売上げや利益が伸びない経営者の気持ちは痛い程分かりますので、出来る限り低価格で企業経営の改善のため最大限の貢献をさせて頂きます。

SEOとは?

Posted by 清水 康次