3ヶ月もnoindexになっていた悲劇

2021年7月22日

ホームページをリニューアルして3ヶ月間noindex

以前は、検索結果の上位に表示されていたけれど、3ヶ月前にホームページをリニューアルして、広告運用でお問合せを確保して来たけれど、自然検索では上位に表示されていないので、どうすれば良いかとご相談がありました。

これまでも色んな人に相談されたようで、「HP内の写真クオリティーアップ」「体験談の追加」などの提案をしてもらって改善済みとのことでした。

検索流入0

まず初めに検索流入を調査してみると、検索流入が0。これは何かおかしいと思い、ソースを確認してみると、何とnoindexになっているではありませんか。Googleでsite:で構文検索しても当然検索結果には出て来ません。詳しく調べて見ると、トップページのみがnoindexになっていて、下層ページはindexになっていました。

検索流入が無かったのは、sitemap.xmlを送信していなかったので、トップページまで来たGooglebotがnoindexになっていたので、下層ページも巡回せずに帰ってしまったものと考えられます。リニューアルに伴ってサイト構造も変わってしまったのか、下層ページへのリンクが全く無かったのも巡回されなかった要因だと思います。

これまで相談を受けてアドバイスした人は何を見ていたんだろうと思います。また、ホームページ制作会社も重大なミスを犯していますが、それに気づかずに放置していたのも大変な問題です。

アクセス拒否

Search consoleに登録していれば防げた問題

3ヶ月も自然検索から流入が無いことをそもそも気付いていないのだと思います。問い合わせが少ないという問題だけを感じていて、漠然とアクセスが減っていると言う認識だけがあったのだと思いますが、これはSearch consoleに登録していれば絶対に分かる問題です。

Search consoleを見れば、検索アナリティクスのデータがずーっと0で推移しているはずですし、カバレッジにも「noindex タグによって除外されました」にトップページが記載されるはずです。

記載はmeta name=’robots’ content=’noindex,follow’ /となっていて、本来の解釈では、ページはnoindexになりますが、リンクは辿る設定になっていますが、Googleはnoindex,followの場合は、ページも一旦インデックスしてリンク先の情報も一旦辿りますが、長期間noindexだと、情報は完全に削除されるとの記載がありました。

このページの例は、まさにその状態で、3ヶ月もの長期に渡ってnoindexになっているとGoogleはサイトをインデックスして欲しくないと考えるようになります。

早期に改善するために行うこと

長期間noindexになっていたサイトをGoogleにインデックスするには、まずページに記載されているnoindexをindexに修正すること。次にSearch consoleに登録して、sitemap.xmlを作成して、Search consoleに送信することです。

また、URL検査からインデックスリクエストを送信することも必要かも知れません。

Googleにインデックスされ始めたが・・・

noindexを修正してGoogleにインデックスされ始めましたが、site:○○○.comで検索するとトップページが最下位に表示されます。通常はトップページが1位に表示されるのが正常なのですが、この症状はペナルティを受けている可能性が高いサイトの症状です。かなり問題を抱えていそうです。

詳細を調べてみると問題が・・・

何でペナルティを受けているのか調べてみることにしました。まず、ペナルティを受ける可能性が最も高い外部リンクを調べてみましたが、外部リンクに不自然なものは発見されませんでした。次にソースを調べて見ましたがトップページには異常はありません。下層ページを調べて見るとh1タグが表示されていないことを発見。これが原因かと思い。やれやれと思っていましたが、Googleにインデックスされているページのスニペットが全て同じなのが不思議に思い、ページを見て見ると、重複ページが大量に見つかりました。

この重複コンテンツは依頼者には記憶が無いようで、制作会社のミスで大量の重複を生成するようになっているのか、検索結果にヒットさせようと思って安易に作成したかのどちらかです。

ホームページ制作会社がいかに納品先企業の新規顧客獲得に無神経かを如実に示す例です

この事例は、ホームページ制作会社が納品先企業の新規顧客獲得に全く意識が無く、検索結果に表示させようとの意識があっても、その手法がGoogleのガイドラインに違反しているかどうかの確認も無く安易に行ってしまう。自分達がデザインしたいホームページを納品するまでが業務範囲と思っていることを如実に示しています。本来であれば、ホームページ制作会社に対して損害賠償を請求しても良い案件だったと思います。

Posted by koji shimizu