重複コンテンツでペナルティを受けてしまうのはsitemap.xmlを送信しているから

2021年10月26日

sitemap.xmlは生成された全てのページを送信する

SEOに有効だと思われているsitemap.xmlですが、sitemap.xmlが必ずしもSEOに有効とは言えません。sitemap.xmlは生成されたページ全てを検索エンジンに送信してしまいます。Search consoleのカバレッジで「重複しています」が大量に指摘された場合に、身に覚えの無いページが大量に重複と指摘される場合があります。

sitemap.xmlを送信していなければ、Googlebotはリンクを辿ってページを収集するので、リンクが貼られていないarchivesやfeedなどは収集しないので、重複は基本的に発生しません。

大量の重複コンテンツでGoogleからペナルティを受けてしまうのは、sitemap.xmlを送信しているからとも言えます。

sitemapは重複ページの掲載を避けて正規ページのみ送信しましょう。

重複を指摘されたページはsitemap.xmlから削除して送信する

Search consoleに大量の重複を指摘されてペナルティを受けた場合は、sitemap.xmlの中から重複しているURLを削除して送信します。sitemap.xmlに従ってGooglebotがページを収集すると、重複は解消されます。

重複が解消したら、sitemap.xmlを削除してしまいましょう。

Googleは必ずしもsitemap.xmlの送信を推奨していません

GoogleのSearch consoleのヘルプでも「サイトの各ページが適切にリンクされていれば、Google は通常、サイトのほとんどのページを検出できます。」と記載されています。ページが完全にリンクされていて、大規模なサイトで無い限り、sitemap.xmlの送信は必要ありません。

重複ページが大量に検出されてペナルティが発生するのは、sitemap.xmlの功罪とも言えます。

サイトを開設したらsitemap.xmlの送信を妄信するのは、むしろ危険だとも言えます。Search consoleに登録すれば、sitemap.xmlを送信しなくてもGooglebotがサイトをクロールしてくれますし、リンクされていないページをインデックスしないので、無用なページをインデックスする心配もありません。

 

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次