不自然な被リンクの否認が一向に進まない
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元々遅かったリンクのクロール
不自然なリンクを削除したり、否認したりしても、Googlebotのクロールはとても遅く、不自然な被リンクが原因で自動ペナルティを受けた場合の解除期間はとても長く、解除には数ヶ月かかると言われていました。
しかし、ここ最近のリンクを辿るbotの動きはとても鈍くなっていて、不自然な被リンクを否認して、2年経過しても解除の兆しも見えないサイトがあるのが現状です。
実際にSearch consoleから最新のリンクをダウンロードしても、2016年のリンクが再クロールされずにリストに残っているサイトもいくつかあります。
2016年に検出されたリンクが否認対象で、しかもそのリンクが大量に残っていると、絶望的な気分になってしまいます。
Googleはスパム行為を無効化すると言っているが・・・・
現在のGoogleはスパムを無効化するだけと発表していますが、これは最近発見されたスパム行為に対する対応で、過去に犯してしまったスパム行為は、問題を修正したり否認したページを再クロールされなければ無効化もされないと言うことです。
しかも、リンクをクロールするbotは先に述べたようにクロールがとても遅く、待っている方は気が遠くなるような気持ちです。
過去に犯した過ちは、塩漬けにされてペナルティ状態を放置されて、最近犯したスパム行為は無効化するのでは、あまりにも不公平です。
無効化するのであれば、過去に犯したスパム行為も全て無効化して欲しいものです。
2016年の不自然な被リンクが100本も残っていれば絶望的
不自然な被リクンは低品質なので、クロール頻度も低いのは分かりますが、過去を悔いて、ホワイトハットSEOを行い、ユーザーに価値ある情報の公開を続けているウェブマスターにとっては、あまりにも酷な対応です。
スパム行為を行ってランキングを操作しようと思っていたWEBマスターでも、一度の過ちなら、刑罰はもっと軽くても良いのでは無いかと思います。
勿論、何度もスパム行為を繰り返すサイトに対しては厳正な処分が必要だと思いますが、初犯であれば、執行猶予でも良いのでは無いでしょうか?
また、スパム行為を行おうと言う悪意が無く、リンクプログラムを知らずに不自然な被リンクを大量に受けてしまったサイトは故意では無く、過失なので、さらに刑は軽くて良いのではないでしょうか?
Googleが法律なら、もっと公平な法律を適用して欲しい
WEB上の検索エンジンのシェアが90%以上のGoogleはWEB上の法律を作ることも出来れば、Googleの法律に従わないサイトを取り締まる警察の役目もあるでしょう。
そうであれば、もっと民主的で公平な法律を適用して欲しい。一度犯したミスで、2年も禁固刑に処せられるのは、いくら何でも重すぎます。
色んな夢を持ってインターネットに掛けた人たちの夢を奪い、絶望に陥れるような不当な法律運用をすべきではありません。
今のGoogleは、一部の過失を犯したサイトや初犯のサイトを徹底的に痛めつける独裁政治のようなものです。
清水 康次
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