ドメイン移転してもペナルティは受け継がれる

ドメイン移転してもサイトの内容が同じならペナルティは受け継がれます

不自然リンクなどが原因で、自動ペナルティを受けてしまって、リンク元がなかなかクロールされず、ペナルティが長期化した場合に、現在のドメインをを捨てて、301リダイレクトもせずに、新たなドメインに移管することで、リンクの情報が新たなドメインに転送されないので、ペナルティを回避することが出来ないかと考えると思いますが、ドメインを変更したとしても、サイトの内容が同じ場合は、Googleがペナルティ回避の移転だと判断して、移転先ドメインにペナルティを受け継ぐ措置を取ります。

ドメイン移転でペナルティを回避するためには、全く新たなコンテンツを作り直さないといけません。新規に1から作り直すと言うのはかなりの労力を要するもので、相当大変なことです。

また、新たなドメインを取得して、サイトを作ると、ドメインエイジの問題も起こり、ドメインが評価されて、検索順位が上昇するのにも時間が必要です。

新たなドメインで、サイトの内容を1から作り直して、新たなドメインの評価を待つ時間と元々のサイトのペナルティ解除を待つのかどちらが有効なのかは、十分に検討する必要があります。

現在のドメインの不自然なリンクが否認されれば、自然発生のリンクが残り、良い評価も得られるかも知れません。ドメイン移転をして301リダイレクトも行わなければ、良いリンクの評価も受け継がないので、新たなドメインが良い評価を受けるようになるまでの時間も相当かかるものと考える必要があります。

ドメイン移管してから、ペナルティが解除されないことが分かってから慌てても、捨ててしまったドメインは他人が取得してしまっているかも知れませんので、あまり軽々しく行動しない方が良いと思います。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次