ドメイン移転してもペナルティは受け継がれる

2024年6月26日

ドメイン移転してもサイトの内容が同じならペナルティは受け継がれます

不自然リンクなどが原因で、自動ペナルティを受けてしまって、リンク元がなかなかクロールされず、ペナルティが長期化した場合に、現在のドメインをを捨てて、301リダイレクトもせずに、新たなドメインに移管することで、リンクの情報が新たなドメインに転送されないので、ペナルティを回避することが出来ないかと考えると思いますが、ドメインを変更したとしても、サイトの内容が同じ場合は、Googleがペナルティ回避の移転だと判断して、移転先ドメインにペナルティを受け継ぐ措置を取ります。

ドメイン移転でペナルティを回避するためには、全く新たなコンテンツを作り直さないといけません。新規に1から作り直すと言うのはかなりの労力を要するもので、相当大変なことです。

また、新たなドメインを取得して、サイトを作ると、ドメインエイジの問題も起こり、ドメインが評価されて、検索順位が上昇するのにも時間が必要です。

新たなドメインで、サイトの内容を1から作り直して、新たなドメインの評価を待つ時間と元々のサイトのペナルティ解除を待つのかどちらが有効なのかは、十分に検討する必要があります。

現在のドメインの不自然なリンクが否認されれば、自然発生のリンクが残り、良い評価も得られるかも知れません。ドメイン移転をして301リダイレクトも行わなければ、良いリンクの評価も受け継がないので、新たなドメインが良い評価を受けるようになるまでの時間も相当かかるものと考える必要があります。

ドメイン移管してから、ペナルティが解除されないことが分かってから慌てても、捨ててしまったドメインは他人が取得してしまっているかも知れませんので、あまり軽々しく行動しない方が良いと思います。

屋号を変えずにドメインを変更しても移転とバレる?

一番重要がことは、真っ新な状態から作成したサイトにすることだと思います。

以前のサイトから何も引き継がずに新規で作成する必要があります。

屋号などは引き継いで、内容を変えても、ペナルティは引き継がれる可能性があります。ただ、屋号を変えても会社概要の企業名を変えることは出来ないので、ドメイン移転したことGoogleは認識するはずです。

一番重要なことはコンテンツを全く新規で作成することだと思います。

大切なドメインを捨てることになるのは苦渋の選択になると思います。このような判断をしなくてはいけないような状況になるような危険なサイト運営をしないことを肝に銘じて行いたいものです。

出典:「ペナルティ解除が不可能なこともあり、サイトを完全に新規に作り直すべき」とジョン・ミューラー&マット・カッツがアドバイス

新規ドメインに移転してもクロールの統計情報がとても少ない

新規ドメインに移転して、屋号や会社概要は同じでコンテンツを新たに作成しても、「クロールの統計情報」に表示されるデータは極めて少ないことを確認しています。

まだ投稿を始めたばかりなので、少ない可能性はありますが、同時期に公開した全く新規のサイトに比べてもクロールは極端に少ない状態で、「検索パフォーマンス」でも表示回数も0です。

やはり、屋号や会社概要が同じならペナルティを引き継ぐのかも知れません。

もう少し投稿数を増やしてGooglebotのクロールや検索パフォーマンスを確認して行きます。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次