Bing URL Submissions Pluginの設定方法
目次
bingにURLの送信を自動化するプラグイン
bingは検索エンジンのシェアでは、完全にGoogleに負けていてシェアは低いのですが、Windows10に標準搭載されているブラウザ、Microsoft Edgeの検索エンジンはbingです。
2019年8月から2020年2月の利用率の調査でも、前回調査から4.1%伸ばして11.27%になっています。
これは、パソコンにあまり詳しくない高齢者がデフォルトのブラウザの設定のままbingを使い続けているためだと思われますが、この傾向は今後も続くと考えられ、bingを無視し続けることは出来なくなりつつあります。
これまで、bingはsitemap.xmlを送信することが必須でしたが、Bing URL Submissions Pluginで最新情報を常に送信出来るようになりました。
Bing URL Submissions Pluginを設定するには、まず、Bing Webmaster Toolsに登録する必要があります。
Bing Webmaster Toolsに登録することが必要です。これはGoogleのSearch consoleのようなツールで、便利なツールもありますので、是非登録しましょう。
複数のサイトを管理している場合は、Search consoleからサイトの情報を取得できますので、便利です。
Bing URL Submissions Pluginの設定方法
「プラグイン」→「新規追加」でBing URL Submissions Pluginを検索して、表示されたプラグインを「今すぐインストール」をクリックして「有効化」をクリックします。
settingsをクリックして設定を行います。ここでAPI Keyの入力を求められますので、再びBing Webmaster Toolsにアクセスします。
Bing Webmaster Toolsの左上の設定をクリックします。
APIアクセス 資格情報を管理をクリックします。
表示されたAIPキーをコピーします。
Start using pluginをクリックすると設定が完了して、更新されたURLが自動送信されます。
念のため「Submit URL」でURLを送信しておくと、Success : URL submitted successfully.と表示されれば確実に送信が完了したことが分かります。
これで、bingからもアクセスを得られるようになります。AndroidもiphonもブラウザにはGoogleが搭載されているので、bingに切り替えて使用するユーザーはいないと思いますが、パソコン経由のアクセスは期待できるので、是非登録するようにしましょう。
Googleはsitemap.xmlが必須では無いので、Bing URL Submissions Pluginは有効
Googleはサイトの規模が巨大であったり、一日に数百件も新規投稿されるような特殊なサイトで無い限りsitemap.xmlは不要です。むしろ不完全なsitemap.xmlを送信することの弊害があることも多いで、sitemap.xmlの送信を行わないサイトもありますので、これまで、sitemap.xmlを送信しない設定にすると、bingにページの更新を知らせることが出来ず、bingのSEOはあまり行えなくなっていましたが、Bing URL Submissions Pluginを利用することで、bingにページの更新を知らせることが出来るので、bingからの流入もある程度期待出来るようになります。
清水 康次
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