301リダイレクト設定しても浸透に2ヶ月かかる

サイトリニューアルで301リダイレクトを設定

サイトリニューアルによって、コラムのURLが変わっていることを公開後に知り、301リダイレクトを設置しました。

設定は、.htaccessファイルに以下のように記載します。

https://www.Your domain.com/aaa.htmlからhttps://www.Your domain.com/aaa/

RewriteEngine on
RewriteRule ^aaa.html$ https://www.Your domain.com/aaa/ [R=301,L]

と記載してルートディレクトリにアップロードします。

301リダイレクトが正常に機能しているかは、移転前のURLをアドレスバーに打ったら、転送URLが表示されればOKです。

移転したコラムのページ数が多かったので、リダイレクト設定完了まで時間を要した

301リダイレクト

サイトリニューアル後にコラムのURLが変わったので、404エラーが表示される状態でしたので、Googleからの検索流入が激減しました。3月28日にサイトリニューアルを行い、301リダイレクトの設定を完了したのが、4月10日でした。

リダイレクトの設定を開始してから、アクセスの増加が見られましたが、リニューアル前の水準までには戻りませんでした。

301リダイレクトしても以前のページの評価が浸透するまでには時間がかかる

301リダイレクトの設定をすれば、すぐに旧URLの評価が引き継がれる訳では無く、Googlebotが旧URLを巡回して、リダイレクトを何回か認識して、徐々に評価を引き継ぐようです。

301リダイレクトが認識される時間について、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が説明しています。この中でも、認識するのに2ヶ月要する場合もあると記載されています。

実際に301リダイレクトの設定を行って、リニューアル前の水準までアクセスが回復するまで、2ヶ月を要しています。

サイトリニューアル時には出来る限りURLを変えない

サイトリニューアルを行う際には、出来る限りURLを変更せずにリニューアルを行った方がアクセスの一時的な減少を防ぐことが出来ますので、止むを得ず変更しなければいけない場合や、旧サイトのサイトの構造がおかしい場合を除いて、URLはそのままにしておくのが良いと思います。

ホームページが重要な営業ツールとなっていて、企業の売上げをホームページに依存している場合、サイトリニューアルによって、301リダイレクトが設定されると、全く無傷で、移転が出来る訳では無いので、301リダイレクトしなくても良いリニューアルを優先するようにしましょう。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次