パラメータを使った多言語サイトの重複コンテンツと自動生成ページ

2021年4月18日

多言語サイトはサブディレクトリかサブドメインで

多言語サイトを運営する企業は多くなっていますが、多言語化する場合に、パラメータで、?lang=ja?lang=enなどで、多言語のページを生成すると、パラメータが記載されないURLとパラメータが記載されたURLが重複コンテンツがページ数×言語数だけ発生することになり、大量の重複ページが生成されることになります。

パラメータで多言語対応した方が、スマートなようにも感じますが、大量の重複ページはGoogleからの評価を著しく落としてしまいます。私が見ているサイトの場合、サイト名以外のキーワードは軒並み50位以下になっていて、CTRも0.5%程度になっています。

多言語対応する場合は、サブドメインかサブディレクトリで作成して、重複コンテンツにならないようにしましょう。

Googleの自動翻訳も自動生成ページになってペナルティです

多言語対応する場合に、ネイティブな翻訳では無く、Googleの自動翻訳を使おうと考える場合もあるかと思いますが、Googleの自動翻訳を使うと自動生成ページとなってペナルティを受けます。

自動生成ページとならないようにするためには、ユーザーが言語を選択してユーザー自身が翻訳を実行するようにすれば回避できますが、Googleの自動翻訳の精度はそれ程高くなく、自動翻訳されたページをGoogleがindexすると低品質なページと判断します。

どうしてもGoogleの自動翻訳を利用する場合はnoindexにして、Googleに評価されないようにしないといけません。そうなると、多言語ページは多言語で検索結果には表示されないので、集客はほとんど不可能になってしまいます。

多言語対応する場合はネイティブな翻訳で、サブドメインやサブディレクトリに掲載することが最良です。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次