リンクで辿れないページは作らない
目次
htmlはHyperText Markup Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)
ホームページの内容を記載するhtmlはHyperText Markup Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)と言われ、複数の文章を相互に関連付け、結び付ける仕組みのことです。
つまり、相互のページをリンクで結び付けることが出来るのがhtmlの大きな特徴です。ユーザーはリンクを辿って、ホームページに記載されているさらに自分が興味のあるページを訪れることが出来ます。
クローラーも世界中に蜘蛛の巣のように張り巡らされたリンクを辿ってページを収集します。
リンクを辿れないページはユーザーもクローラーも見つけられない
リンクが無く、孤立しているページはユーザーもクローラーも見つけることが出来ません。
クローラーにはsitemap.xmlを送信すれば、リンクが貼って無いページでも見つけてもらうことは出来ますが、どこからもリンクされていないページは価値の高いページとは認識されず、検索結果にも表示されない可能性が高くなります。
このような誰にも見てもらえないページを意図的に作成することは合理的ではありません。
実際に、どこからもリンクの無いページは、他のページとの重複コンテンツであったり、一覧ページを別の方法で編集したページで類似コンテンツであったり、その一覧に記事が1つか2つしか無く、低品質と判断されるページである可能性が高いのです。
サイト内に作成するコンテンツは必ずどこかのページと関連がある
一つのサイトが特定のテーマに基づいて作成されていれば、どんなページもすでに作成されているどれかのページと関連があるはずです。関連があるページにはどこかのページから必ずリンクを設置することが可能です。
サイト内のどのページからもリンクが貼れないページはサイトテーマと合っていないページなので、公開すべきではありません。
リンクの無いページは何のためのページか自問する
リンクの無い孤立したページがある場合は、そのページが何のためのページなのかを自問してみて下さい。本当にユーザーのためのページであれば、絶対にリンクを設置出来るはずです。
孤立しているページがユーザーのためでは無く、検索エンジンのために作ったページであれば、削除しましょう。ユーザーのためでは無く、検索エンジンのために作ったページはSEOの効果は無く、むしろSEOには悪影響になります。
孤立しているページがある時には、何故孤立しているページがあるのか良く考えましょう。普通に運営していれば、孤立したページが出来ることはありません。孤立したページが存在することはかなり不自然なことです。
ユーザーにとって価値のある情報を公開し続けていれば孤立したページが発生することは有り得ません。
設定によって生成される孤立ページ
WordPressの設定によって生成される孤立ページもあります。例としては日付アーカイブ、投稿者別のauthorページ、tagページなどです。
日付アーカイブは月日によってまとめられたページですが、例えば月の投稿が1件しか無い場合、その月のアーカイブ(一覧)は、1ページしか掲載されないので、低品質なコンテンツになります。
投稿者別のauthorページは投稿者が一人しかいない場合は、投稿一覧と完全な重複コンテンツになってしまいます。
tagページは作成されているキーワードが少ない場合は、ユーザビリティの改善に寄与することもありますが、乱発されたtagページはユーザーにとっても無意味なtagが設定されていてり、その結果tagページに1記事も無いページが作られたりします。
このようなページはどれもGoogleからの評価を落としてしまうので、インデックスしないように設定したり、tagページを乱発しないように気を付けましょう。
清水 康次
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