今ではあり得ないSEOを意識した単語の羅列ページ

2024年6月30日

現在では考えられない単語羅列ページ

SEOの目的で単語を羅列したページなど、もう存在しないと思っていましたが、まだ、実際には存在していました。

テクニックに頼らないユーザーファーストのコンテンツ作成を言われてかなりの時間が経過しているので、単語を羅列したページがあって、それがSEOに効果があると思っている人がいるとは思ってもいませんでしたが、仕事としてSEOを行っている人間と、一般の人でホームページ運営している人との意識の差はとても大きいと実感しました。

ユーザーのためでは無いページは存在させてはいけない

ユーザーのために作ったページでは無く、検索エンジンのために作ったページは、今となっては存在してはいけないページです。

Googleはユーザーにとって良いページを検索結果の上位に表示しようとしているので、検索エンジンのために作ったページが評価されることは有り得ません。

単語を羅列すると言うのは、ユーザーに読んでもらうためでは無く、検索エンジンからの評価を高めたいと思うからで、ユーザー本位の手法ではありませんし、今となっては、単語の羅列で検索結果に良い結果を生むことなど絶対に出来ません。

キーワード

SEOの目的のページは誰にとっても価値が無い

SEOの目的で作ったページはGoogleに対して価値があると思っているから作成されたのだと思いますが、Googleに対して作ったページはGoogleにはもちろんユーザーにとっても価値の無いページです。

誰にとっても価値の無いページはネット上に存在してはいけないページです。今のGoogleはキーワードを羅列したりした過去には効果があった手法は全く効果が無いどころか、ペナルティを受ける可能性さえあります。

ユーザーにとって価値ある情報を掲載することに集中する

現在のSEOでは、Googleのために行うことはほとんど無く、ユーザーにとって価値ある情報の掲載に集中することが最も有効なSEOです。Google自身がユーザーが検索するキーワードに対して、ユーザーが最も求めているページを検索結果の上位に表示しようとしています。このようなGoogleの考えに合うサイト運営とは、Googleのためにページを作ることでは無く、ユーザーにとって価値あるページを作成することです。

ホームページを運営する立場では、Googleから評価されるためでは無く、ユーザーが検索するキーワードで何を解決したいのかを考えて、その疑問や問題に対するベストの回答を記載することが本当のSEOです。ユーザーを無視したGoogleのためのページは結果的にGoogleからもユーザーからも評価されないページになってしまいます。

Googleからの評価を高める目的のページがあるサイトは直ぐにそのページを削除することをお勧めします。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次