キーワード出現率は重要か?

2024年7月10日

昔は出現率で上位表示が出来た

Googleの性能が低い昔は、キーワード選定したキーワードの出現率を5%程度にすると、検索結果の上位に表示出来た時代がありました。

キーワードが一定の比率以上記載されると、そのページがそのキーワードについて記載されているとGoogleに伝える効果があり、その基準が5%とされた時代がありました。

これは、Googleの性能が低く、ページに記載されているコンテンツの内容をGoogleが理解出来なかったために、ユーザーが検索しているキーワードとページに記載されているキーワードがどの程度合っているかによって検索順位を決めていたからです。

しかし、その当時からかなり進化したGoogleはページに記載されているコンテンツの内容をかなり理解出来るようになっているので、キーワードの出現率を考える必要はありません。

Goolgeは出現率を計算していない

しかし、ある時、Googleは「そもそもキーワードの出現率とはどんな計算式で算出されるのか」と発言したことがありました。

Googleはキーワードの出現率をランキングの決定要素としては利用していないと公式に認めたものと理解されました。

ただ、キーワードの出現率をランキングに利用していないとは言うものの、キーワードとの一致度を何かの基準で評価していたことは間違いないと思います。

自然にコンテンツを作成すれば、キーワードは含まれる

特定のキーワードについて、コンテンツを記載すれば、自然にキーワードが含まれて、一定の出現率になります。検索順位を上げようとして、意図的に出現率を高めようとする必要はありません。キーワードを盛り込もうとして、不自然な文章になることの方が、ランキングに悪影響となり、逆効果です。

あくまでも、ユーザーに対して、キーワードに関するコンテンツを記載することが重要で、自然なコンテンツの記載に集中すれば、そのコンテンツをGoogleが正しく評価してくれると信じてコンテンツを記載することに集中すれば、自然と検索順位も高くなります。

自然に記載すれば、ターゲットキーワードは2%程度にはなります。キーワードが1%台以下になると、ターゲットキーワードできランクインしなくなると思います。自然に記載すれば最低限のキーワードの出現率にはなるはずですが、極端にキーワードの使用を控えるとキーワードで検索結果に表示されなくなるので、あくまでも自然に記載することが重要です。

キーワードの出現率を考えるよりも、ユーザーの疑問や質問に対する回答として、自社が記載出来る最良の回答を掲載することが最優先です。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

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Posted by 清水 康次