広告でペナルティ。否認しても中国サイトはなかなか巡回されない
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広告はnofollowを付与しないとペナルティです
サイトを立ち上げて間もない時には、特に広告を掲載することがあると思いますが、広告はリンクを買うことになるので、Googleのガイドラインに違反します。
https://support.google.com/webmasters/answer/96569?hl=ja
しかし、一般の人は広告にnofollowを付与しないといけないことは知らず、アクセスアップのために広告を購入します。ところがこのアクセスアップのために購入したリンクがペナルティになって逆効果になりアクセスが集まらなくなってしまうことがよくあります。
アクセスアップのために購入したリンクにnofollowが付いていない場合は、広告元に連絡してnofollowかsponsoredにしてもらいましょう。
リンク否認しても、リンク元にGooglebotが巡回してデータベースに格納して再評価が行われないとペナルティは解除されません
不自然なリンクによって自動ペナルティになった場合は、GoogleのSearch consoleからリンク否認を行えば良いのですが、リンク否認を行ったらすぐにペナルティが解除さける訳ではなく、リンク元にGooglebotが巡回して、データベースに格納されて、リンクの再評価が行われないと、ペナルティは解除されません。
また、同一ドメインのサイドバーやフッターから大量にリンクを受けてペナルティになった場合も、ドメインの否認をしたとしても、リンク元を一度Googlebotが巡回したら、ドメインからのリンク全てが否認される訳ではなく、リンク元を1件1件Googlebotが巡回しないと、ペナルティは解除されません。
Googleは現在、中国から撤退しているので、中国のサイトの巡回をあまりしていない?
今回、問題になったのは、中国のサイトに広告を掲載して、その広告にnofollowが付与してなかったために、自動ペナルティを受けた案件です。リンク否認を行っていても、一向にGooglebotが巡回しません。
トップページに広告を掲載しているサイトでも、前回のクロールが2017/08/02です。Googleは一時中国に進出していましたが、中国共産党の検閲に嫌気が差して、現在は撤退しています。そのためか、中国のサイトへのGooglebotの巡回が極端に少なくなっているのかも知れません。
中国のサイトもGoogleがサービスを展開しておらず、SEOを行う対象は「百度」なので、リンクの質よりも量が評価されるため、nofollowやsponsoredの意識はほとんど無いのでしょう。
Googleのアルゴリズムとはかなり違う百度を利用している中国のサイトに広告を掲載する場合はかなり注意が必要です。
中国のサイトに広告を掲載してペナルティを受けると、ペナルティの解除には国内のサイトからのリンクよりも長い時間を要する可能性が高いので、広告の掲載にはかなりの注意が必要です。
清水 康次
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