広告でペナルティ。否認しても中国サイトはなかなか巡回されない

2020年2月1日

広告はnofollowを付与しないとペナルティです

サイトを立ち上げて間もない時には、特に広告を掲載することがあると思いますが、広告はリンクを買うことになるので、Googleのガイドラインに違反します。

https://support.google.com/webmasters/answer/96569?hl=ja

しかし、一般の人は広告にnofollowを付与しないといけないことは知らず、アクセスアップのために広告を購入します。ところがこのアクセスアップのために購入したリンクがペナルティになって逆効果になりアクセスが集まらなくなってしまうことがよくあります。

アクセスアップのために購入したリンクにnofollowが付いていない場合は、広告元に連絡してnofollowにしてもらいましょう。

リンク否認しても、リンク元にGooglebotが巡回してデータベースに格納して再評価が行われないとペナルティは解除されません

不自然なリンクによって自動ペナルティになった場合は、GoogleのSearch consoleからリンク否認を行えば良いのですが、リンク否認を行ったらすぐにペナルティが解除さける訳ではなく、リンク元にGooglebotが巡回して、データベースに格納されて、リンクの再評価が行われないと、ペナルティは解除されません。

また、同一ドメインのサイドバーやフッターから大量にリンクを受けてペナルティになった場合も、ドメインの否認をしたとしても、リンク元を一度Googlebotが巡回したら、ドメインからのリンク全てが否認される訳ではなく、リンク元を1件1件Googlebotが巡回しないと、ペナルティは解除されません。

Googleは現在、中国から撤退しているので、中国のサイトの巡回をあまりしていない?

今回、問題になったのは、中国のサイトに広告を掲載して、その広告にnofollowが付与してなかったために、自動ペナルティを受けた案件です。リンク否認を行っていても、一向にGooglebotが巡回しません。

トップページに広告を掲載しているサイトでも、前回のクロールが2017/08/02です。Googleは一時中国に進出していましたが、中国共産党の検閲に嫌気が差して、現在は撤退しています。そのためか、中国のサイトへのGooglebotの巡回が極端に少なくなっているのかも知れません。

このまま待っても、ペナルティ解除の見通しが立たないので、無料ブログに良質なコンテンツを掲載して、本文からリンクを設置して、スパムリンクと相殺することにしました。

無料ブログからのリンクは自作自演リンクと判断されれば、ペナルティがさらに強化される恐れもありますが、このまま待っているわけにも行かず、苦肉の策でやって見ることにしました。

SEO無料サイト診断

The following two tabs change content below.

清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次