送信されたURLにnoindexタグが追加されていますの対処法

2023年1月30日

Search consoleのカバレレッジに表示されるエラー

Search consoleのカバレッジのレポートには様々な情報が掲載され、サイトの改善に有効な情報が多く得られます。

Search consoleのエラーに「送信された URL に noindex タグが追加されています」が表示される場合があります。このエラーが表示される理由は、sitemap.xmlにnoindexが記載されているページを送信していることが原因です。

sitemap.xmlに記載されているページはGoogleにインデックスして欲しいページを送信するもので、noindexのページは本来送信するべきではありません。noindexが本当に正しい場合はsitemap.xmlにそのURLを記載しないようにすることで、エラーは解消します。

sitemapsにクロールして欲しいページとして記載してあって、Googlebotがクロールするとindexするなと記載してあれば、明らかに矛盾する情報を送信しているので、対処する必要があります。

しかし、エラーとして表示されるのは、Googleが本来はindexすべきページでは無いかと判断しているので、エラーとして表示されます。

送信された URL に noindex タグが追加されています」でエラーになっているページは1ページ1ページ確認して、本当にnoindexが正しいのか調べて見る必要があります。通常、エラーとなっているnoindexページは、他のページとの重複ページでは無く、固有の情報を記載していることが多く、本来であればindexさせるべきページであることが多いです。

indexすべきページの場合は、noindexの記載をindexに変更して正常にindexするように修正して対応しましょう。

エラーとして検出されているページを確認して、noindexが正しい場合は、sitemap.xmlから記載を削除します。noindexが間違っている場合は、noindexを外してindexに変更しましょう。

sitemap.xmlの設定でnoindexになっているページが正しいか確認して、noindexを解除すべきページは解除します。noindexを解除したらSearch consoleの「送信された URL に noindex タグが追加されています」のページで、「修正を検証」で修正をGoogleに知らせることが出来ます。

エラー

「noindex タグによって除外されました」との違い

一方、除外の中の「noindex タグによって除外されました」は同じようにnoindexが記載されていのすが、エラーでは無く、除外に表示されます。このページはnoindexが記載されているページですが、Googleもnoindexが適当と判断したものです。feedやtagページなどはindexする必要が無いので、noindexの記載が適当なので、エラーでは無く、除外に表示されるのです。

しかし、「送信された URL に noindex タグが追加されていますは、noindexのページをsitemap.xmlに記載しているから起こる問題で、sitemap.xmlにはindexさせるべきページのみを記載すべきです。sitemap.xmlを自動生成して作成するツールやsitemap.xmlのプラグインなどを使うと、データベースにある全てのページをsitemap.xmlに記載してしまうので、大量のエラーや除外が発生する結果になるのです。

このように大量の除外が発生する場合は、sitemap.xmlの送信を止めて、FTPでもファイルを削除してしまえば、Googlebotはリンクを辿って適切にページを収集するので、大量の除外は発生しません。

サイトマップ

sitemap.xmlの送信は必須では無い

インデックス

sitemap.xmlの送信はSEOにおいて必須だと考えている人も多いですが、実際に有効の中に「送信して登録されました」と「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」がある場合は、sitemap.xmlが正しいページを送信していない状態と言えます。sitemap.xmlを送信する場合は正規化したページのみを含めるように記載内容をチェックしてから送信するようにしましょう。

sitemap.xmlはGoogleに対してインデックスの催促をするものなので、sitemap.xmlに記載されたページを優先的にクロールします。優先的にクロールされたページの理解は進みますが、「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」のページのクロールの優先度は低くなりますので、クロールが進みませんので、ページの理解はなかなか進みません。

このような偏ったサイトの理解の状態を放置すると、サイト全体の適切な評価がされず、サイト全体の適切な検索順位を獲得出来ない可能性があります。

不完全なsitemap.xmlを送信するくらいなら、sitemap.xmlの送信を止めてしまった方が良いことがとても多いので、サーチコンソールの除外がとても多い場合は、思い切ってsitemap.xmlの送信を停止するか、sitemap.xmlを正規化しましょう。

The following two tabs change content below.

清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

Posted by 清水 康次