安いWebマーケティングスクールの選び方

Webマーケティングスクールに通いたいけれど費用が高くて通えない」

「安いスクールを見つけたけれど授業内容は問題ないのか心配」

このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

できれば質は高く授業料は安いWebマーケティングスクールに通いたいものですよね。

しかしそんなスクールはあるのでしょうか。

そこで今回の記事では、安いWebマーケティングスクールの選び方や費用を安く抑える方法等について解説します。

どうぞ最後までご覧いただき、マーケターを目指す方に向け参考になればと思います。

安いWebマーケティングスクールっていくら?スクールの相場

「安いWebマーケティングスクール」とひと言で言っても、そもそもWebマーケティングスクールの料金の相場がどれくらいなのかを知っておかないと「高い・安い」の判断は出来ませんよね。

Webマーケティングスクールは授業の受け方が通学とオンラインに分けられ、一般的に通学の方が授業料が高い傾向にあります。

そしてスクールの料金には入学する時に支払う入会金と月額あるいは一括で授業料がかかってきます。

以下は主な人気のWebマーケティングスクールの料金の一覧です。詳細な情報については各スクールにお問合せ下さい。※すべて税込み

・WANNABE Academy 入会金:66,000円 授業料:264,000円

・マケキャンby DMM.com 入会金:33,000円 授業料:転職コース330,000円/学習コース165,000円

・デジプロ 入会金:33,000円 授業料:通学330,000円/オンライン385,000円

・SHElikes 入会金:162,800円 授業料:月額10,780円~

・Tech Academy Webマーケティングコース 入会金:無料 授業料:4週間プラン社会人174,900円/8週間プラン社会人229,900円

・DIGITAL MARKETING UNIT 入会金:無料 授業料:オンライン163,900円

・RaiseTech 入会金:無料 授業料:398,000円

・WEBMARKS 入会金:無料 授業料:動画講座348,000円~

以上のように、入会金はかかるスクールとかからないスクールがあり、授業料に関しては通学であれば約25万円から高いところだと70万円程度、オンラインなら約16万円~40万円程度が相場となります。

そこから考えると、通学なら20万円以下、オンラインなら15万円以下の授業料であれば「安いWebマーケティングスクールである」と言えるでしょう。

授業料の安いWebマーケティングスクールを選んで問題ないの?

”Webマーケティングスクールの料金が高いから質の良い学校、安いから質の低い学校”と簡単に一括りにすることは出来ません。

というのも2024年現在、スクールの数は非常に多くなっておりその分競合との競争も激化しています。

そして広告費にかかる費用も高騰していることから授業料が高くならざるを得ない状況になっているケースも少なくないのです。

つまり、授業料が高いからといって質の高い授業を受けられたりサポートが充実している、とは言い切れないわけですね。

一方で広告や宣伝にあまりお金をかけないことで授業料も低く設定しているコスパの良いスクールもあるため、授業料の高いスクールと授業の内容やサービスはほぼ同じレベルなのに安く通える学校というのも存在するのです。

もちろん、中には「安かろう悪かろう」というスクールもありますので、金額が安いからという理由だけでスクールを選んでしまうのは注意が必要。

そこで次に、安いWebマーケティングスクールを選ぶ際にチェックしたいポイントについて紹介します。

安いWebマーケティングスクールの選び方のポイント

安いWebマーケティングスクールを選ぶ際、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか。

スクール選びを失敗しないためにも、以下のポイントについて必ず確認するようにしましょう。

授業のスタイルは?

上記でも説明しましたが、通学とオンラインなら基本的にオンラインの方が安いケースがほとんどです。

教室や設備の使用料がかからないため低価格になるんですね。

自宅にインターネットやパソコン等の必要な環境が整っていること、自分で勉強を進めていくことが出来る人はオンラインのスクールを選ぶと良いでしょう。

しかし独学で学ぶと途中で挫折しそう、続けられるか不安、自宅だと集中できないといった場合はお金をかけてでも通学を選んだ方が結果的にしっかりと知識やスキルを習得できるでしょう。

また、通学の場合は最大5名程度の少人数制の方がしっかり学べておすすめです。

サポート体制は?

Webマーケティングスクールによってサポート体制や内容はさまざまです。

例えば個別のマンツーマン指導や専属のメンターの有無、チャットでの質問はし放題か、対応してもらえる時間は毎日何時から何時までか、現場での実務経験が積めるか、転職や就職活動、卒業後のサポート、書類の作成の支援と添削、面接対策や相談は回数無制限か、求人の紹介など。

充実した手厚い支援があれば嬉しいですが使わないものなら意味がありませんしその分費用が高くなる傾向にもあるため、自身にとって必要なサポートがあるかどうかをチェックしてみて下さい。

何を学べる?

各スクールのカリキュラムを確認し、自分が学びたい内容があるかどうかを必ず確認しましょう。

例えばどのような内容のことが学べるのか紹介しますと、

「インターネット・アカデミー」なら、Google社の協力を得たカリキュラムでGoogle広告を学べたり、Web広告の基礎(種類、特徴、サービス、承認など)から運用のノウハウ、トレンド事情、動画広告も学ぶことが可能です。

「WANNABE Academy」なら、実務を通してGoogleやFacebook広告の運用方法、Google AdWords認定資格の試験対策が。

「デジプロ」なら、リスティング広告やGoogle広告、Yahoo広告、Facebook広告、Twitter広告(現X)、ディスプレイ広告等のWeb広告全般を実践を通して学べたり、資格取得の補助制度があります。

他にもSEOやプログラミング、アクセス解析、市場調査、提案資料の落とし込み、Webデザイン、動画編集、WebサイトやSNSのアフィリエイト、Web制作に必須のillustratorやPhotoshopの実習等を学べるスクールやコースもあります。

ITコンサルタントやデジタルセールスといった職業を目指せるコースもあるスクールもありますので、無料面談などで適職診断を受けてみるのもおすすめです。

講師の質は?

安いWebマーケティングスクールを選ぶ場合、どんな講師が担当するのかも確認しておきたいポイントです。

というのも、講師の多くは現役あるいは元Webマーケターである方が多いのですが、中には指導資格を取得しただけで実務経験は持っていない講師であるケースもあるのです。

それが悪いというわけではありませんが、Webマーケティングの業界というのは常にトレンドや分析技術の変化が激しい世界であるため、最新の現場の知識を持たない人が講師だと「今」求められているスキルを学べない可能性があるのです。

出来れば現場での様子や情報、クライアントとのやりとり等を教えてくれる等メリットの多い現役のWebマーケターで、魅力ある講師のいるスクールを選びましょう。

学習期間は?

安いWebマーケティングスクールの場合、受講できる期間が短いという場合があります。

早くマーケターとして活躍するために最短で学びたいという方にはおすすめですが、短い期間の中でどこまで学べるのか、週に何回、1回の授業の時間はどれくらいか、課題の料は?等スケジュールに無理はないかといった点はしっかりと確認しておきましょう。

特に働きながらや子育てしながら、他の学校に通いながら学ぶ方はスケジュール管理を徹底しなくはならないため注意しましょう。

保証はある?

Webマーケティングスクールの中には、転職保証や受講後の返金保証を設けているところもあります。

例えば転職コースを受講しているにも関わらず6ヶ月以内に転職が決まらなければ受講料の半額を返金、受講開始日を含む7日以内に満足できなければ全額返金などです。

学習目的がはっきりしていて目指すゴールも明確な場合、このような保証制度を設けているスクールを選ぶと安心です。

スクールの実績は?

スクール卒業生の数や就職先の企業、転職成功率、案件獲得率などもチェックしたい項目の一つ。

大手が運営するスクールであれば当然卒業生の数も多く、それなりの実績を出していることが多いでしょう。

多くの場合ホームページに過去の実績は記載されていますが、なければ無料相談などで聞いてみましょう。

口コミは?

最近はWebマーケティングスクールに限らず、何を選ぶにも前もって口コミや評判をチェックするという人が多いかと思います。

口コミサイトに書かれていることが全て本当のことかは分からないため鵜呑みにするのは良くないですが、実際に通った卒業生、体験した人の声は参考になるのは確かです。

あまりに悪い評価が多く投稿されているスクールは、それなりに何か理由がある可能性が高く、避けた方が無難でしょう。

また、「少し料金は高いけれど評判がとても良く自分が求めている知識や経験を学べそうだ」と思えるスクールを見つけられることもありますので、念のためチェックしてみることをおすすめします。

無料体験はできる?

授業のお試し体験や無料相談を実施しているスクールであればぜひ参加しましょう。

実際の授業を体験することでホームページや口コミの情報だけでは分からない授業の雰囲気などを感じることが出来ますし、いざ入学した際にどのように授業を受けるのかをイメージすることも出来ます。

また、無料相談やカウンセリングでスタッフや先生の対応が親切であればそれもまたスクール選びの大きな材料となります。

Webマーケティングスクールには安い時期がある!?

安いWebマーケティングスクールは分かったけれど、できればもっと安く抑えたい!

そんな方におすすめなのが、割引やキャンペーンを調べる方法です。

スクールによってさまざまなものがあり、例えば現役の大学生であれば学割があったり、友人と一緒に入会すれば1万円割引、早めの申込で5%割引、他のコースとセットで受講すれば数万円の割引、先着100名様に〇〇プレゼント、期間までに入会すれば入会料なしになるなど。

このような割引やキャンペーンを設定しているスクールがあればそれを活用することで更にお得に入会することが出来ますので、自分が行きたいと思っているスクールで実施されていないか必ず確認しましょう!

まとめ

以上のように、Webマーケティングスクールは安いからといって質の低いスクールというわけではなく、例えばオンライン授業のみであったり受講期間が短い、広告費をかけていない、カリキュラムが限定されている等の理由があります。

それが自身の希望に合っていたり納得できるものであれば何の問題もありません。

それよりもスクールで学び卒業した後に自分はどうなりたいのか、ということを重視して実現できそうなスクールを料金も比較しながら選ぶことがおすすめです。

Webマーケティングスクールで学ぶことを検討されている方というのは、就職や転職、副業、フリーランスとしての独立、職場の研修、仕事のキャリアアップなど、さまざまな目的を持ってマーケターを目指している方かと思います。

もちろん全くの未経験から学び始めるという方も少なくありません。

それぞれ自分の状況に合ったコースがあればそれを利用することで、より目指しているゴールを実現しやすくなるでしょう。

本サイトでは他にもSEOやWebマーケティングに関連した情報を発信しています。どうぞ合わせてご覧ください。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。