必要なスキルが身につくWebマーケティングスクールはどこ？

2024年6月9日

今やほとんどの人が新しい商品やサービスの購入・利用を考えた時、インターネットやSNSを検索して情報を収集しています。

そのため、自社のビジネスの周知や集客のためのWebマーケティングの重要性は増すとともに、Webマーケターを目指す人も増えています。

しかしWebマーケティングを行うにはさまざまな知識やスキルが必要であり、就職や転職の際にも求められます。

そのため、まったくの未経験からマーケターを目指すのであればある程度自分で勉強をしなければなりません。

そこで今回の記事では、Webマーケティングに必要なスキルや習得するための方法について解説します。

ぜひ最後までご覧いただき、参考にしていただければと思います。

Webマーケティングの業務で必要なスキル

Webマーケティングは、Google等の検索エンジンやSNS（Facebook、

Instagram、X(旧Twitter）等）プラットフォームを使って自分たちの商品やサービスのプロモーションを行うマーケティング活動のことを言います。

今やどんな分野であっても法人、個人を問わずビジネスを行う上で欠かせない手法でしょう。

主な業務内容としては、Web広告の運用やSEO対策、コンテンツの作成、SNSの運用、LPの作成、アクセス解析など、常にデータと向き合い分析・改善することです。

これらを行うためには具体的にどのようなスキルが必要となるのでしょうか。

主なものを以下、紹介していきましょう。

SEO対策

SEOはGoogleやYahoo!等の検索エンジンで自社のWebサイトやページを検索結果の上位に表示させ、多くのユーザーにアクセスしてもらうための施策です。

SEO対策にはWebサイトの構造やHTMLのマークアップ、キーワードの配置などを行う内部対策と、他のWebサイトから被リンクを獲得するための外部対策、ユーザーに有益な情報を提供できるような品質の高いコンテンツを制作し、ターゲットとなるキーワードで上位表示を狙うコンテンツSEOがあり、Webを使用して集客を行う際の必須スキルと言えます。

Web広告

Web広告は広告費を支払ってWeb上に広告を出稿する施策です。

広告をクリックしてサイトやLPにアクセスさせることで、より購買意識の高いユーザーを集客できるのです。

このWeb広告の運用や管理も、Webマーケターの重要な仕事の一つです。

Web広告の中にもGoogle広告やYahoo!広告等のインターネット広告、リスティング広告やSNS広告、動画広告、ディスプレイ広告等さまざまな種類があり、それぞれ媒体の選定、入稿、予算管理、入稿後のデータ分析等の業務があります。

高い予算がかかりますので、無駄にしないよう商材やニーズに合わせた最適な選定を行えるよう、成果が出せるスキルを身につけることが重要になります。

ライティング

コンテンツ作成を行う場合、ユーザーにわかりやすく情報を伝えるためのライティングスキルも必要です。

たくさんのサイトの中から「読んでもらえるコンテンツ」にするためには、文章力だけでなくレイアウトや見出しの使い方等も重要になります。

スクールや書籍で学ぶほか、自分でブログを開設して運用することも実践的なスキルが身に付きおすすめです。

コミュニケーション

Webマーケターはクライアントの要望のヒアリングやデザイナー、エンジニア等、チームのメンバーに適切に指示を出すディレクションとしての役割も担います。

そのため、コミュニケーションスキルは欠かせません。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキング、いわゆる論理的思考はWebマーケティングを実施する上で最も重要な

スキルと言っても過言ではありません。

Webマーケターには施策を基に顧客の行動を予測、そして結果が出るまでのプランを立てたり、売上が上がる・下がる理由を明確にして施策を絞るといった主要な業務において、論理的に掘り下げて考える力が必要なのです。

具体的にイメージしながら施策を考えること、そして問題や原因を洗い出すロジックツリーを活用してトレーニングしていきましょう。

SNS

SNSを使ったマーケティングは、いかに良質なフォロワーを増やせるかのノウハウが肝となります。

めまぐるしく変化するトレンドをキャッチアップする力も必要となります。

自分でSNSアカウントを運用し、どうすればフォロワーを増やせるか分析しながら練習してみると良いでしょう。

多くのフォロワーを獲得すれば、転職の際のアピール材料にもなります。

アクセス解析

WebマーケティングではGoogle analytics（グーグル　アナリティクス）等の解析ツールを用いて必要なデータを取得し数値ベースで分析を行います。

自社サイトに流入した顧客の動きを分析し効果検証を行うスキルは企業でも重宝されます。

アクセス解析にはGoogleアナリティクス個人認定資格やウェブ解析士といった資格もあるため、取得しておくこともオススメです。

この他にもコピーライティングやWebデザイン、プログラミング、動画編集などのスキルもあると活躍の幅が広がります。

Webマーケティングスキルを身に付ける方法

以上のようなWebマーケティングスキルを習得するためにはどのような方法があるのでしょうか。

主なものを紹介しますので、自分に合った方法をぜひ試してみてください。

書籍

本屋さんに行くとたくさんのWebマーケティングに関連する書籍が並んでいます。

実績と権威のあるマーケターからノウハウを学べること、そして一冊数千円で購入できるため、費用をかけずにマーケティングの専門的な知識を得られるメリットがあります。

特に初めて学ぶという初心者や未経験者の方は、まずは本から学びをスタートしてみてはいかがでしょうか。

動画

最近はYoutube等の動画サービスで無料で情報を配信してくれているマーケターも多くいます。

動画学習ではネット環境が整ってさえいればいつでもどこでも視聴することが可能なので、学校や仕事、家事、育児に忙しい方でも自分のペースで学習を進めることができる点がメリットです。

ただし、発信者や発信されている内容が信頼できるのかどうかは自身で見極めなくてはなりません。

古い情報や誤った情報を覚えないよう注意しましょう。

セミナー

Webマーケティング企業などが開催するセミナーに参加する方法もあります。

主にWebマーケティングの基礎知識や業界の現状などのリアルな話を第一線で活躍しているマーケターから聞くことができ、疑問・質問にも応じてもらえることが多いため知識を深めることができるでしょう。

ただしセミナーによっては高い費用がかかる場合もありますので、内容をよく調べてから参加を決めるようにしましょう。

Webマーケティングスクール

独学ではなく料金を払ってしっかりと学べるため、この中の方法では一番スキルが身に付きやすいと思います。

学習スタイルはオンラインか通学、受講する期間やコース、講師の質や在学中・卒業後のサポート等、スクールによってさまざまなので慎重に選びたいところ。

特に最近は需要の高さからWebマーケティングスクールの数は全国で増えているため、どこを選んでよいのか分からないという人も多いでしょう。

そこで以下の項目をチェックしてみることをおすすめします。

・実践的な運用を学べる

・現役の実績豊富なWebマーケターが講師である

・卒業生が業界で活躍している

・相談できるメンター制度が導入されている

以上のポイントを押さえていれば、比較的質の高い満足できるスクール生活を送れるはずです。

Webマーケティングスクールの選び方

既にお伝えしましたが、Webマーケティングスクールを選ぶ際にいくつか抑えたいポイントがあります。

実践的な運用を学べる

せっかく高いお金を支払い学ぶわけですから、参考書を読んでわかるような内容や知識を詰め込むだけではもったいないですよね。

上記で紹介したようなスクールのように実務でそのまま使える内容を学べてこそスクールに通う価値があると思います。

実績豊富なWebマーケターが講師である

スクールの中には実際に大手企業ですさまじい実績をあげてきたプロのマーケターが講師をしているところもありますが、中には業界未経験者やただのアルバイトが講師をしているケースもあります。

講師がどんな人なのかも調査して選ぶと安心です。

教材がずっと使える

受講期間が終わると教材が見られなくなるスクールもあります。

教えてもらったことの振り返りや参考にしたい時に見れないのはとてももったいないですよね。

スクールの中には卒業後でも教材が使えるところもあるので、スクール選びで悩んだ際、このようなサービスの有無も検討材料の1つにすると良いでしょう。

無料説明会、個別相談会に参加する

多くのWebマーケティングスクールでは、無料の説明会や個別の相談会が実際されています。

気になるスクールがあればどんどん参加してみましょう。

ホームページや資料だけではわからない講師の雰囲気などもわかります。また、不安なことや疑問があれば直接スタッフに聞いて説明を受けられるため入学する前に解消することができますし、他のスクールとの比較やどんな対応をするスクールなのかを見ることもできます。

どのスクールにするかは決まっていてもコースに迷っている場合は個別でカウンセリングを受けて最適なものを教えてもらうこともできます。

卒業生の声

近年、新しいサービスを利用する前にほとんどの人がネットで評判や口コミの検索を行います。

それらがすべて真実であるとは限らないため見極めは必要ですが、実際に通った人や卒業生の話は参考にしても良いかと思います。

あまりに評判の悪いスクールは何かしら問題がある可能性が高いので避けた方が無難。

卒業生の進路から、自分の希望のキャリアが実現できそうなカリキュラムを学べるスクールを選ぶと良いでしょう。

まとめ

Webマーケティングに限らずデジタルマーケティングの業界はどんどん需要が高まり目指している母数も増えていることから、その中で成功し活躍するためには高いスキルが必要です。

Webマーケティングのスキルを身に着ける方法はいくつかありますが、やはりおすすめなのは基礎の徹底から実践まで幅広く学ぶことができるWebマーケティングスクールで学ぶこと。

多くのスクールがありますので、今回の記事で紹介したようなポイントを確認し、自身のライフスタイルや目指すキャリアに合わせて最適なスクールを選びましょう。

このサイト内では他にもSEO対策を中心に、Webに関連した役立つ情報を発信しています。

ぜひ合わせてご覧いただければと思います。

この記事を書いた人
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清水　康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。

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