富山県のwebマーケティングならお任せ下さい

2023年12月27日

webマーケティングとはインターネット上で売れる仕組みを作ること

マーケティングとは、販促や販売活動を不要にするもので、販売促進のキャンペーンやイベントや宣伝を企画せずに、お客様が自然に買いたくなるようにするものです。マーケティングと言うと、マーケットリサーチを思い浮かべる方もいるかと思いますが、リサーチはマーケティングの中の一つの手法でしかありません。

富山県内の企業は東京などの大都市圏に比べるとwebマーケティングに本気で取り組んでいる割合は低く、富山県内をサービスの範囲にしている企業であれば、取り組みさえ行えば効果が期待出来ます。

webマーケティングはセリング(売り込み)では無く、インターネット上で、自然に売れる仕組みを作ることで新規顧客を獲得することです。webマーケティングはweb集客が集客数を増やすことを目的としているのに対し、より踏み込んだコンバージョンの獲得を最大化することが目的になるのが大きな違いです。

web制作しただけでは、webマーケティングは出来ません。売れる仕組みを作る上で重要なことは、自社の商品やサービスを必要としているユーザーを様々な媒体を連携して、より多く集客することと、集客したユーザーに対して、自社の技術やサービスの高い専門性や信頼性を知ってもらい、自社のファンになってもらい、適切なユーザー導線を作って、ストレス無く、お問合せやご注文ボタンを押してもらうことです。集客からコンバージョンまでのマーケティング戦略を立てて行う必要があります。webマーケティングを成功させる条件は最大限のweb集客と、コンバージョンページへの誘導とコンバーションページの最大限の簡略化です。

webマーケティングにwebデザインの影響

webマーケティングにwebデザインがどれだけ影響するのかは気になるところで、webデザインにとても拘る企業も確かにあります。

webデザインがweb集客にはほとんど影響しません。webデザインが稚拙で、ユーザビリティがとても悪く、ユーザーが目的のページへの回遊が出来ないようwebなサイトは検索エンジンからの評価が低くなります。

webデザインがあまりにも稚拙な場合は、ユーザーもそのサイトを再び訪れたく無いと思うこともあるでしょう。しかし、webデザインが美しいと言う理由でサイトを訪問するユーザーは基本的にいません。

webデザインが極端に稚拙で、コンバージョンページへ辿り着くのにとても苦労するようなサイト設計の場合は、Googleからも評価されず、検索結果の上位に表示されないので、アクセスの獲得も難しくなりますし、コンバージョンにも繋がりにくいので、webマーケティングには悪影響がありますが、これはあくまでもwebデザインが極端に稚拙な場合であって、一定水準以上のサイトの場合は、webマーケティングに大きな影響はありません。

素人がデザインするサイトでは悪影響が出る可能性はありますが、WEBデザイナーがデザインしたwebデザインであればどのデザインを採用しても大きくwebマーケティングに関わる大きな影響はありません。

ただ、ユーザー導線などのUXやお問合せボタンの表示方法や配置の仕方、コンバージョンページの入力項目を最大限シンプルにするなどの工夫は非常に重要で、この部分は細心の注意が必要ですし、仮説し検証を繰り返す必要があります。

ウェブデザイン

web集客手法

SEO

ネット上で最も多くの集客が可能なのは、検索エンジンからの集客です。特にGoogle対策を行うと、同じデータベースを利用しているYahoo!対策にもなり、検索エンジンの90%以上の対策が可能です。

ホームページを制作しただけの状態では通常、コマーシャル(CM)しか記載されておらず、ユーザーが自然に買いたくなるような内容は記載されていません。

富山でSEOを行うには、専門家に依頼する方法と、自分で行う方法があります。SEOの基本はユーザーにとって価値ある、良質なコンテンツを掲載することで、高い専門性や信頼性を伝えて、その情報をGoogleから評価してもらい、検索結果の上位に表示するものです。

良質なコンテンツの事例としては、UCC上島珈琲です。このサイトの「知る・楽しむ」は、売込みでは無く、コーヒーについての高い専門性を感じることが出来、ユーザーの疑問に対して明快な回答が記載されています。このサイトのように仕事で商材を扱うことで蓄積された知識の詳細をユーザーに提供して、ECサイトでも信頼を獲得して、WEB上の営業にプラスの作用になります。

このような専門性の高い情報を惜しみなく公開している企業はユーザーも好印象を持ちます。ユーザーフレンドリーな情報を公開することが検索結果の上位に表示される大きなポイントです。検索エンジンのための対策では無くユーザーフレンドリーな運用を続けることが結果的にはSEOに繋がります。

同じ業界の他のサイトでは公開していないオリジナルなこだわりを情報として掲載して、差別化された情報で構築されたサイトにすることがとても重要です。ECサイトに限らず企業サイトでも、競合他社を上回るユーザーにとって価値のある詳細な情報が大量にある充実したサイトに成長させることが何よりのSEOです。日々の業務の中で行っていることはユーザーのためにより良い商品やサービスを提供するために行っているはずなので、その詳細を掲載することは、ユーザーの学びになる価値ある情報で、企業としての強みでもあります。

また、ターゲットキーワードが実際に検索されているキーワードでなければ、検索結果の上位に表示されても検索流入は獲得出来ず、全く集客出来ません。キーワード選定についても十分な検討が必要です。

また、一度公開したページがターゲットキーワードで何位に表示されているか確認し、順位が低い場合は、編集や更新が必要です。

SEO

SNS集客

SNSで集客を行う場合、手当たり次第に全てのSNSを活用する企業もありますが、SNSにはそれぞれ特徴があり、キーワードによって利用したら良いSNSが違って来ます。

Googleで自社のメインキーワードで検索して、検索結果の下に表示されるタブの並び順を確認します。

SNS

上記の、画像のように検索結果のタブは常に左が「すべて」になりますが、その次のタブはキーワードによって入れ替わります。

この順序は、キーワードによって見ているユーザーが多い順番に並びます。2番目のタブが「動画」の場合は集客するSNSはYouTubeです。2番目のタブがニュースの場合は、twitter、2番目のタブが地図の場合はMEO、2番目のタブが画像の場合は、Instagramが集客に適しているSNSです。

Facebookは、際立った特徴がありませんが、利用者が経営者や個人事業主が多いのでBtoBの取引を求めている場合はFacebookを利用すると良いでしょう。

富山県内でサービスを提供している業種の場合は、Googleマイビジネスを利用したMEOもとても重要な集客施策です。来店したいとか、地域の業者を探しているユーザーに向けてGoogleマイビジネス内に詳細な情報を記載する必要があります。

このようにSNSには特徴があり、各SNSの特徴とキーワードが合うメディアで集客を行うことが重要です。

広告による集客

広告による集客は、集客にお金を使うもので、お金を支払い続けないと集客は維持出来ません。コンバージョン率が極端に高いか、粗利がすごく高いか、一度購入されればリピートの獲得の可能性が高いなどの見込みが無いと広告による集客は採算が合いません。一般的なリスティング広告の場合、1クリック約150円です。コンバージョン率は0.5%~2%と言われるので、間を取って1%とすると1件のコンバージョンの獲得に15,000円かかることになります。

この数値からすると、売価の安い商品では、広告での集客はほぼ無理になります。広告による集客を行うかどうかはクリック単価とコンバージョン率を考えて採算が合うかを十分に検討した上で行うようにしましょう。

コンバージョンを高める

Google analyticsによる改善

analytics

Google analyticsでアクセス解析を行い滞在時間が極端に短いページや直帰率や離脱率が極端に高いページは何が問題なのかを仮定して、対策を行い検証します。これを繰り返しながらユーザーをサイト内の回遊を高めます。

また、行動フローでコンバージョンページまでのユーザーの動きを確認して、コンバージョンページへより多くのユーザーを導くための施策を考え、実施します。

Microsoft Clarityによる改善

Microsoft Clarity

Microsoft Clarityでは、ユーザーがページのどこをクリックしているのかが分かります。ページを訪れたユーザーが設計通りユーザー導線で動いているのかを確認します。

ユーザーが望んでいるページへ移動していない場合は、リンクの設置を増やしたり、リンクの位置を変えるなどの改善を行います。

ページがどこまで読まれているのかを調べます。通常、最後までの読了率は低いものですが、ページの最初での離脱が高い場合は、ユーザーが求めているコンテンツがページの始めに無い可能性がありますので、ユーザーが求めているコンテンツが何かを考えて、最適なコンテンツをページの最初に記載するように変更します。

コンバージョンページの改善

コンバージョンページ(お問合せやご注文ページ)の離脱についても同様に分析して、離脱を極力減らすように改善を行って、コンバージョンを高めます。

コンバージョンページまで来ているユーザーはお問合せや注文ボタンを押すだけなのに、そこで離脱する理由は、記入項目が多いとか、必要の無いリンクが設置されていて、他のページへ移ってしまっているなどの問題があります。このような様々なユーザーの詳細な動きを分析し、対策を立案して、問題を修正して、webマーケティングをより改善するような対策と支援を含めたコンサルティングを行いweb事業の改善をいたしますので、是非お任せ下さい。

富山県新世紀産業機構の専門家派遣をご利用下さい

富山県新世紀産業機構の専門家として登録しています。専門家派遣事業は企業の抱える問題を解決出来る専門家を紹介して、地域の企業に適切なアドバイスをするものです。ご依頼の際は、専門家派遣事業の申し込みをしていただければ、1回10,000円と交通費の1/3で上記の改善を行うことが出来ます。1回の訪問で約3時間でほぼ1ヶ月に1回の訪問なので、月額10,000円と交通費の1/3とお考えいただいて結構です。この事業を利用すれば、相場より、かなり費用を抑えて有効な改善が出来るのでおすすめです。

必要であれば、これまで培ったノウハウを生かしてGoogleアナリティクスの解析やマイクロソフトクラリティも設定して、プロとしてwebマーケティングに役立つ有効な内部施策のポイントをアドバイスいたします。また、社内の人材教育や体制の整備も必要に応じていたしますので、クライアント企業の担当者のスキル向上やプロジェクトの推進などにもお役立て下さい。

専門家派遣を利用しない場合の料金プランはリンク先に記載いたしております。キーワードの検索ボリュームや対策キーワードが多岐に渡る場合は、別途お見積りさせて頂きます。

まとめ

webマーケティングを行うには、ターゲットキーワードの選定と、キーワードで検索結果に上位に表示されるようにするための方法や、キーワードによって活用すべきSNSのご提案。そして、これまでの様々な経験と、Google analyticsやMicrosoft Clarityなどの各種ツールを活用して情報を取得し、ユーザーのサイト内の動きを調査し、具体的なデータとして確認して問題を解決し、最良の導線を確保する戦略の作成して、様々な改善を行いサイトを活かす成果の上がるwebマーケティングを目指すサポートや管理をいたします。

ただ、インターネットの集客の重点はGoogleやYahoo!等の検索エンジンからの集客を中心にすべきと考えております。SNSは基本的に個人同士が結び付くツールなので、SNSの中で企業が積極的に投稿することはあまり好意的に受け取ってもらえない可能性もあるので、あまりSNSに重点を置く集客戦略はお勧めいたしておりません。また、広告も広告費とコンバージョンの兼ね合いで、十分に利益が残る商材でないと、利用は控えるべきです。短期間で認知度を高めたいとか、Googleから評価されてオーガニック検索からの流入が確保できるまでの期間限定など、特殊な事情が無い限りはお勧めしません。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。