意図せずに大量に作られる低品質なコンテンツは危険です
目次
価値あるコンテンツとはユーザーの疑問や質問の回答を掲載したページです
事務的に表示されるページは低品質なページです
会員専用ページがあって、非ログイン時に表示される「このページは会員登録が必要です」のページやお問い合わせフォームのようなページはページそのものにユーザーにとって価値ある情報が掲載されていませんので、低品質なページです。
このようなページはサイトの中に一定数存在するもので、ある程度は問題ありませんが、例えば「このページは会員登録が必要です」が商品ページと同じURLで非ログイン時に表示されると、商品ページと同数の低品質なページが存在することになります。
Googleは会員ページにはログイン出来ないので、「このページは会員登録が必要です」のページしか認識出来ず、商品ページと同じURLで表示されると、大量の低品質なページが存在することになります。
このようなページはnoindexにして、Googlebotがページを収集しないようにすることが重要です。
noindexを忘れていてペナルティを受けると、解除されるまでには、低品質なページをもう一度クロールしてnoindexをGoogleに伝えないと解除されませんので、時間を要します。
サイトを公開する時には、どのページをnoindexにするのか十分に検討するようにして下さい。
情報が不十分なページ
サイトオーナーとしては、コンテンツとして公開しているページでも、あまりにも文字数が少なく、ユーザーに対して十分な説明の無いページは低品質なページです。
ユーザーに対して価値ある情報を提供しようと思うと、いろんな角度からの説明が必要になったり、どんどん掘り下げた説明が必要だったりします。そのようなコンテンツを掲載しようと思うと、ある程度の文字数になるのは自然なことです。
これが結論だけを記載しているページだと、ユーザーにとっては何も疑問は解決されず、サイイトに対して不満を感じるでしょう。
いろんなサイトを見ていると、サイトオーナーの考え方で、ユーザーに対して丁寧な説明を記載しようとしているサイトはどのページも丁寧で、十分な文字数になっていますが、簡潔でシンプルなサイトにしたいとサイトオーナーが考えている場合は、どのページもほぼ結論だけしか記載されていない傾向があります。
このような結論だけしか記載されていないサイトはサイト全体が低品質なページで埋め尽くされているので、Googleから評価を大きく落としてしまいます。
このような低品質なページは情報を追記してコンテンツの質を上げるようにしましょう。
新着情報も低品質の可能性が高い
「ホームページ公開いたしました」や「年末年始休業のご案内」などの新着情報のページもユーザーにとって解決したい問題や疑問に対する回答では無いので、低品質なページです。
新着情報のページのほとんどは、事務的な報告で、企業側の都合で公開されるページで、ユーザーのためのページではありませんので、低品質と判断される可能性があります。
会員企業の紹介ページも低品質なコンテンツです
会員企業が登録されている共同受注サイトなどで、会員企業を紹介するページは、ほとんどの場合、リンク先のページの内容の一部をコピーしたものです。このようなページには価値は無く、低品質なコンテンツです。
このような会員企業を紹介するページを作るなら、サイトオーナーが独自に会員企業の実態を調べて、サイトとしてオリジナルな紹介コンテンツを掲載する必要があります。
それが出来ないのであればnoindexにしてGoogleにページを収集させないようにするのが無難です。
清水 康次
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