ドメインパワーを上げるには?

2024年4月13日

ドメインパワーとは?

ドメインパワーという言葉を聞いたことはありますか?

ドメインとは、インターネットにおけるWebサイトの住所のようなもので、URLにおいてはドメインは「https://」の後ろから「.com」や「.co.jp」などの部分までが該当します。

ドメインパワーとは、Webサイトの検索エンジンからの信頼度を数値化したもののことを言い、”ドメインオーソリティ(Domain Authority)”や”権威性”と呼ばれることもあります。

ドメインパワーは基本的に、Mozやahrefs等が提供している専用ツールで算出してる「ドメインオーソリティ(Domain Authority・DA)」「ドメインレーティング(Domain Rating・DR)」を使用してそこで出た数値を元に確認していきます。

ドメイン

ドメインパワーの主なチェックツール

ドメインオーソリティ(DA)

Moz社が開発し提供している計測ツールで有料版と無料版があります。ドメインオーソリティとは、そのWebサイトが検索エンジンにおいてどの程度評価されているのかを示す指標の1つで、DAはMozの「Link Explorer」で調べることができます。

Googleの検索結果で上位に表示される可能性を1~100の数値で評価し、100に近いほど評価が高いと判断されます。

ちなみに、このドメインオーソリティが扱われる以前は、Googleが提唱する「Page Rank[(ページ ランク・PR)」が、ドメインパワーの代替指標でした。

ドメインレーティング(DR)

ドメインオーソリティ(DA)と並んでドメインパワーの代替指標としてよく扱われるのが、ahrefsが提唱するドメインレーティング(DR)です。

有料のサービスで、ドメインパワーだけでなく競合サイトの被リンク、想定流入キーワードの分析、SNSの反応等を分析する際にも役立ちます。

パワーランクチェックツール

上記の2つ以外にも、株式会社アクセスジャパンが提供している無料のツール「パワーランクチェックツール」でも簡単にドメインパワーの目安を知ることが可能です。

ドメインパワーのチェックをまず試してみたいという方におすすめです。

ドメインパワーの目安

チェックツールを使って自社のサイトのドメインパワーの数値を測定してみたものの、一体目安や平均となる数値はどれくらいなのか疑問を持たれるかと思います。

それを知るためには、いくつかの競合サイトのドメインパワーを調べて算出する必要があります。

ちなみにGoogleやFacebook、Twitterといった世界的に有名なメディアのサイトは、ahrefsのDR(ドメインレーティング)の数値が100(最大値)に近いです。

ドメインパワーを上げるメリット

検索上位に表示されやすい

ドメインパワーを上げることで、公開したページの記事が検索上位に表示されやすくなります。

ドメインパワーが高い=メディアが検索エンジンに信頼されているということですから、優先的にアクセスされやすい状況になります。

例えば異なるドメインで同じ内容の記事を公開した場合、ドメインパワーの強い方のサイトの記事が検索結果で上位に表示されやすくなるのです。

検索エンジンの登録が早い

ドメインパワーが強いと、クローラーと呼ばれる検索ロボットが頻繁に訪れるようになります。そのため、記事が公開されるとクローラーが検索エンジンに情報を持ち帰ってインデックス登録されるまでの時間が短くなるのです。

例えばドメインパワーが弱いサイトは登録だけで1日かかりますが、強いサイトの場合1時間で検索上位を取ることもあるのです。

ドメインパワーを上げる方法

それではドメインパワーを上げるために、具体的にどのような方法があるのかを以下で解説していきます。

記事数を増やす

まずはサイトのブログなどの記事数を増やすことです。キーワードと関連性の高い記事が多いサイトは検索エンジンから信頼を得やすいため、ドメインパワーを上げやすくなります。ただし、ただ記事の数だけを増やしても効果はありません。

最近は検索エンジンで記事の質が評価されるようになり、ユーザーにとって有益な情報を提供する品質の高い記事を作成し、その数を増やすことが重要です。

文字数を増やす

記事の文字数を増やすことも大切です。文字数が少ない記事の場合、「情報が薄くユーザーに価値のある情報を発信していない」と判断されます。

情報量を多くすれと自然に文字数は増え、サイトの滞在時間や直帰率も改善されて検索エンジンからの評価が上がることにつながります。

更新頻度を上げる

ドメインパワーというのはサイト設立の年数が長いほど強い傾向にあります。しかし開設したまま放置し更新がされていないサイトではドメインパワーは上がりません。それがたとえ質の高いコンテンツであっても、更新頻度が少ないと評価につながらないのです。

更新頻度を上げて少しでも継続的に記事を増やすことがポイントです。

被リンクを集める

被リンクとは、自分のサイトが他のサイトにリンクされることを言います。ドメインパワーの大きいメディアに被リンクされると、自社のサイトの信頼度が高まります。

外部リンクの獲得はドメインパワーの向上に大きく役立ちますが、自分でコントロールすることが難しいため、先述したように質の高いコンテンツを継続して発信し続けることが被リンクへの最も近い道となるでしょう。

SEOを強化する

ドメインパワーは、効果的なSEOの施策を行いGoogleに評価されることで上げることが可能です。その中でサイトのデザインにSEOに強いテンプレートを使うことも効果的です。

例えば読者の離脱を防ぐためにもサイトのUIやデザインを改善し、スクロールのスムーズさやページの読み込み速度、文字の読みやすさ等にも気を配ることで、訪れたユーザーの滞在時間や直帰率が改善してドメインパワーを上げる効果が期待できます。

ドメインパワーを上げるには一定の期間がかかる

SEOの特徴でもありますが、たとえ良いコンテンツを作ったとしても公開してから上位表示されるまでには時間がかかります。そのため、新規でドメインを取得した場合、ドメインパワーを上げるには最低でも3ヶ月から半年の運用が必要であると見ておきましょう。そしてその間も良質なコンテンツを継続的に発信する必要があるという点も重要です。

Webサイトを立ち上げたばかりの頃というのはコンテンツの数も少ないため、被リンクも少ない状況でしょう。この場合、被リンクをベースに算出するDRでは0に近い数値となります。

しかし一定の期間を経てサイトを運用し続ければ、良質なコンテンツが増え、次第に被リンクも自然と増えていきます。すると結果的にDRの数字は上がり、各キーワードの検索順位やそこからの流入が増えサイトのドメインパワーが強くなっていることを実感できるはずです。

まとめ:ドメインパワーを上げるなら是非当社へご相談ください

いかがでしたか?

ドメインパワーに強いサイトを目指すなら、ドメインパワーについて理解し専用ツールを利用して調査、分析を行い対策を練り実践しなくてはなりません。

しかし、しっかりと成果につながる対策を実行するには専門の知識やWebマーケティングの経験なども必要となり、初心者では非常に難しい部分もあります。

当社はSEO専門会社として、現在まで全国の企業のWebサイトのアクセス数を大幅に増やしてきた実績がございます。

Webサイトをこれから作る予定の企業様や、公開後のアクセス数に伸び悩みがある企業様などに対し、ドメインパワーを高めるための調査や目的を達成するための的確なアドバイス等のサポートを行いますので、是非お気軽にご相談、お問合せくださいませ。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。