コンテンツSEO無料チェックツール「高評価」
どこに問題があるかレーダーチャートで示してくれる「高評価」
ホームページのコンテンツSEOの状況を無料診断してくれる「高評価」。無料のツールなので、診断できる範囲は限られていますが、正しく有効な情報も提供してくれるので、ある程度の問題点は分かります。
利用にあたって、ユーザー登録などの設定も必要無く、役立つ情報を調査出来るので試して見るのも良いでしょう。
評価したいコンテンツのURLとキーワードを入れてチェックをクリックすると情報を取得して、結果が表示されます。自社のwebサイトの改善にも役立ちますが、競合サイトの分析にも使えます。
「高評価」でチェックできる内容は主に内部対策の最適化に関する情報です。表示される各項目を確認して修正すれば、狙っている検索キーワードで上位に表示されるために必要な情報を有ることが出来るツールです。改善の指示に従ってページを修正すればランキングが改善することが期待出来ます。
基本情報で、SEOの概要が標示されます。要素ごとにSEOの適合度合いと詳細な改善点が記載されるので、指示に従って適切にページを修正します。調査結果の「代替テキスト」は全て記載されていても、低い結果になります。キーワードと関連した代替テキスト(alt属性)を記載していないと評価が下がるのでしょうか。
文字数や単語の種類も多く記載する必要があるようです。検索エンジンが評価する項目を総合的に点数で示してくれます。
基本情報のGoogle Analyticsはタグマネージャーを使用しているので、×になっています。titleとdescriptionは△になっていますが、何を修正すれば良いのか明確な指示はありません。descriptionは「ホームページ」が1回しか使用されていないことが問題なのかも知れません。
発リンク(内部)は高い点数になっています。発リンクは本数だけを評価しているのか、リンク元との関連性も評価しているのか分かりませんが、発リンクをある程度設置しないといけないと言うことが分かります。
主題では、キーワードの出現率が表示されます。ターゲットキーワードが上位3位までに入っていることが、SEO上、評価されるページの傾向と記載されています。この項目は問題ないと評価されているようです。
単語数はさらに増やす必要があるとの評価でしょうか。単語を増やして、文章をさらに詳細なものにする必要がありそうです。
見出しタグの一覧が表示されます。見出しタグにキーワードの記載が少ないことが評価を下げているとと考えられます。
代替テキストの評価が低いのは代替テキストにキーワードを記載する必要があると言うことでしょうか?ただ、実際の画像とは関係なく、キーワードを記載することはあまり良くないと思うので、少しだけキーワードの追加をしてみます。それぞれの項目の情報に対してどのような施策を行えば良いのかが明確に示されないことが少し残念です。
発リンクの効果について記載があり、関連が高い発リンクが評価されると記載されています。ただ、発リンクはリンク先が関連の高いページでないと評価を大きく落とす可能性があるので、乱発しないように気を付ける必要があります。
競合サイトとの比較で活用できると思います
「高評価」はSEOの無料の診断ツールなので、多機能ではありませんし、具体的なコンテンツの修正については何も分かりませんし、明確に何を修正すれば良いのか分からないこともありますが、競合サイトとの比較を行って改善点を見つけるには良いツールだと思います。
実際にページを修正して、検索順位が改善するのか調べてみたいと思います。
SEO診断に従いページを修正しました
評価に従ってページを修正しました。基本情報のtitleやdescriptionの影響は大きいと思いますが、修正方法が思いつかなかったので、少しの修正にとどまっていますが、これで順位がどのように変化するのか調べてみたいと思います。
基本的には、ユーザーにとって価値ある情報を自分なりに記載して見て、その作成した内容を確認して、良くなったか悪くなったかを調べて行くしかありません。行う修正の何が良いのか、何が悪いのかが分かる詳細なデータを得ることが出来ないので、修正を積み上げることが出来ないのが難点です。
清水 康次
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