日本人の奥ゆかしさはホームページ(SEO)に必要ありません

2021年5月25日

持っている技術を記載することは当然のことです

自分自身の凄さを表現しない日本人の奥ゆかしさはホームページ(SEO)では必要ありません

自分に優れた部分があっても、それをひけらかすことをしない日本人の奥ゆかしさは美徳とされるものですが、それは、口で表現しなくても、行動の中から自然に他の人たちに伝わるので、さりげなく自分の能力を伝えることが出来るからです。これは、対象となる人が身近に居ることが条件です。

しかし、ホームページはページに記載されていることが全てです。ホームページに記載されていない情報がページのデザインから自然にユーザーに伝わって、高度な技術を持っていることが伝わるなどと言う事は絶対にありません。ホームページはユーザーと直接接することは出来ませんので、高度なプロとしての専門性などが、さりげない行動から滲み出て、ユーザーに伝わるなどと言う事は有り得ないのです。

自社が持っている技術や、プロとしての高い専門知識を記載することは、技術をひけらかすようで抵抗を感じる方もあるかも知れませんが、記載しなければ、あなたの企業の良さを伝えることは絶対に出来ないのです。

インターネットは日本の商慣行とは全く別次元のツールです。日本的な感覚のまま、ホームページを作成すると、企業の強みを全くユーザーに伝えないページになってしまい、多くの競合他社に埋もれてしまうのです。実際、多くのホームページが詳しい技術的な優位や高いプロとしての専門知識を公開していないホームページばかりになって、どのサイトを見てもほとんど同じようなページばかりになっているのです。

自然

ホームページでは企業の持っているものを表現し尽くして下さい

ホームページは商品カタログとは違います。商品カタログには営業マンが付いて行って、補足説明します。商品カタログに記載されている情報だけでは商談成立にはならないのです。

ホームページはホームページのみで商談成立にならなければ、機能を果たしているとは言えません。ホームページを読んでもユーザーに不明点が残るようでは商談成立にはなりません。営業マンのセールストークもホームページに掲載しないと商談成立にはならないのです。

ホームページには商品や企業の情報を余すことなく、全て掲載されていないといけないのです。ホームページは企業の分身でないといけないのです。

Search console ヘルプ Googleでサイトを見つけやすくする

完全な情報を提供する: 必要事項をすべて記載してください。Google では、ページ内容を推測することはできません。

と記載されています。Googleも必要な情報を全て記載することを推奨しています。

「この程度記載すればあとはユーザーが想像してくれるだろう」と考えるのは、SEOでは間違いです。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。