Googleにインデックスされない時に考えられる原因と対策
「Googleにインデックスされない」「インデックスされたのにすぐに消えてしまった。」
こんな悩みを抱えていませんか?
広告やアフィリエイトの効果もなかなか出ず、そんな時、まずは下記の基本的な対策を行っていなかったという事例がいくつか発生していますので、チェックを徹底して下さい。
・サイトマップや内部リンクなどを適切に構成し、グーグルがURLを発見できるようにする
・robots.txtやnoindexでクロールやインデックスを妨げていないことを確実にする
もし、これらの対策を行っているにも関わらずインデックスされない、という状況も、最近実は非常に増えています。
そこで今回の記事では、このような悩みをお持ちの方に向け、技術的対策を行っているにも関わらずGoogle検索エンジンにインデックスされない際に考えられる原因とその対処法や手順、仕組みを簡単にまとめ解説いたします。
参考になれば幸いです。

目次
- 1 インデックスされない理由1.サイトの品質の低さ
- 2 インデックスされない理由2:SEOが誤っている
- 2.1 Googleのガイドライン違反によるペナルティを受けていないか?
- 2.2 robots.txtの設定で、クロール拒否の記述をしていないか?
- 2.3 meta robotsタグの記述で、noindexを指定してないか?
- 2.4 canonicalタグの記述でURL正規化の指定が間違っていないか?
- 2.5 新規ドメインのサイトなど、貧弱なリンク構造によってクローラーが巡回しずらくなってないか?
- 2.6 ペナルティを受けてる中古ドメインでサイト運用していないか?
- 2.7 htaccessファイル等にX-Robots-Tagを記述して、インデックス登録しないように設定していないか?
- 2.8 Webサーバーの不具合による500エラーでサイトが閲覧できない状態になっていないか?
- 3 まとめ:Googleの検索エンジンへインデックス登録されやすくするためのポイント
インデックスされない理由1.サイトの品質の低さ
Googleが以前よりインデックスの基準を上げていることにより、これまで以上に高品質なコンテンツが求められています。
インデックスされないということは品質が低いとGoogleから判断されているということ。
その方法としてGoogle側からのアドバイスとしては、
・特定の記事だけではなく、サイト全体を対象に品質を上げる。
・「重要なサイトを見逃している」とGoogleに認識させなければならない。
・ページ数を増やすより、より良いページを作成すること。
といったことが挙げられ、また、SEOコンサルタントからは
・インデックスされない多くのサイトの内、共通することは「低品質、重複コンテンツ、類似したURL」である。
・コンテンツを手動でなく自動生成しているのなら、titleタグを変える、h1タグを修正してもオリジナルで高品質なページを作れている事にはならない。
という指摘があります。
変更頻度の低いまま時間がたっている情報がサイトにある場合はクロール頻度が落ちる可能性がありますが、サイトの管理者は自分のサイトが高品質だと思っていたり、問題が見えにくいものです。そのため、サイト制作に関わっていない第三者によって品質を調べる必要となるでしょう。
インデックスされない理由2:SEOが誤っている
インデックスされない場合、多くの要因としてリンク構造に問題があるケースが見受けられます。Webページの巡回に必要な内部、外部リンクが少ないと、クローラーがページを見つけることが出来ません。
原因を調べるためにはサーチコンソール(Google search console)のカバレッジレポートを活用することも有効です。
このことを踏まえて、以下、考えられる主な原因を更に細かく見ていき、それぞれの対策をご紹介してまいります。
Googleのガイドライン違反によるペナルティを受けていないか?
対策:ユーザーの利便性、価値を考慮したWebサイトを構築する。修正し改善したらサーチコンソールから再審査リクエストを行い、ペナルティを解除する。
robots.txtの設定で、クロール拒否の記述をしていないか?
対策:クロールを拒否する「disallow」の記述があるか確認し、あれば削除して再度アップロードする。
meta robotsタグの記述で、noindexを指定してないか?
対策:検索結果にインデックスさせない指定が可能となる「noindex」属性値を記述されていないか確認。あれば削除し、「URL検査ツール」を活用する。
canonicalタグの記述でURL正規化の指定が間違っていないか?
対策:最も評価してもらいたいURLに修正し、ファイルをアップロードした後「Fetch as Google」機能を活用する。
新規ドメインのサイトなど、貧弱なリンク構造によってクローラーが巡回しずらくなってないか?
対策:TOPページからリンクを貼る。SNSやメルマガなどを使用して被リンクの獲得を促す。
ペナルティを受けてる中古ドメインでサイト運用していないか?
対策:ペナルティ通知が届いている場合は、内容に従ってサイトを修正し再審査リクエストを送信する。
htaccessファイル等にX-Robots-Tagを記述して、インデックス登録しないように設定していないか?
対策:X-Robots-Tagを使った指定が、.htaccessファイルやhttpd.confファイル、HTTPヘッダーにおいて記述されてるか確認。記述があれば該当部分を削除する。
Webサーバーの不具合による500エラーでサイトが閲覧できない状態になっていないか?
対策:ファイルサイズを軽減してサーバーへの負荷を軽くする。HTTPステータスコードを返すようにする。
まとめ:Googleの検索エンジンへインデックス登録されやすくするためのポイント
いかがでしたでしょうか?
上記のようにインデックスされない原因は幾つか考えられ、1つずつ丁寧に確認しながら必要な見直し、修正、改善を加えていきましょう。
インデックスされやすくするポイントとしては、
・質の高いコンテンツを増やす
・内外リンクを充実させる
・XMLサイトマップを設置する
→WordPressでブログを投稿し運営する場合、プラグインであるGoogle XML Sitemapsを導入することで自動的に更新されるのでおすすめ。
・Fetch as Googleを活用する
以上の4つを意識しながら、サイト制作を行ってみて下さい。
SEO対策とは、”検索エンジン最適化”という意味で、Search Engine Optimizationのを短縮した言葉です。
USERの疑問やキーワードに込められた検索意図に合った良質なコンテンツを掲載して、検索結果の順位を上位に表示するようにするためのもの。
SEO対策専門の会社を利用することも、品質の高いサイト作りにおいてより効率よく効果も高いためおすすめです。
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koji shimizu
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