ホームページが更新されないのは納品されたものが完成品だと思っているからです

2021年5月25日

通常、納品される商品は全て完成品です

ホームページも納品時点で完成品だと思っている企業

一般的に市場に流通している商品は、プラモデルのような工作商品を除いて全て完成品です。購入すればすぐに商品として機能します。なので、購入した商品に改良を加えると言う考えが元々ありません。

ホームページを納品された企業もホームページを公開すれば、自動販売機のように注文が入ってくると思っています。しかし、ホームページ制作会社に制作を依頼する時点で予算の問題もあって、制作するページ数にも制限があり、さらに、発注する企業側にもコンテンツに対する意識が無いので、コンテンツがほとんど記載されていないホームページが納品されます。

ホームページはGoogleからもユーザーからも評価されないと、注文にはつながりません。通常、ホームページ制作会社から納品された段階では、一般的な企業紹介や商品紹介ていどの内容しか記載されていません。制作会社がコンテンツのヒントになるキーワードを提示してその内容についてのコンテンツの提出を求めることもほとんどありません。

この状態のホームページは、どこにでもあるホームページの情報量で、他社と比べて圧倒的な情報量を持っているホームページではありません。この状態でGoogleやユーザーに評価されるホームページになっているはずが無く、全く情報が不足しているのです。

完成

ホームページで他社に勝つには他社を圧倒する情報量にするしかありません

納品された状態の、どこにでもあるホームページの情報量のままで、注文が入ってくるのを待っていても、それは期待薄です。

他社を圧倒する情報量のホームページにするには、ホームページが納品されてから、自社でコンテンツの追加を繰り返して行くしかありません。

コンテンツはホームページ制作会社で勝手に作り出すことは出来ません。ホームページ制作会社から納品された時点で全く他社に対して競争力の無いホームページを自社でコンテンツを追加して行くしかありません。

ユーザーにとって価値ある情報で圧倒的に他社を凌駕できる程にしないとホームページから注文が入って来るようにはなりません。

ホームページが納品された時点で競争力のあるものでは絶対にありません。発注した企業側はそのことをしっかりと認識して、納品後の更新作業は誰が担当して、どんな情報を公開して行くのかをしっかりと決めて、更新作業を継続して続けて行く体制を作りましょう。

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koji shimizu

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。