「ほどほど」ではなく、「徹底」したコンテンツの公開を!
「ほどほど」で中途半端な情報なら公開してもしなくても一緒です
他社と同程度で満足してはいけません
コンテンツの公開は、競合他社が公開している情報を見て、その情報と同程度の「ほどほど」の情報を公開して満足してはいけません。Googleは「一つのことをとことん極める」ことを理念の一つとしています。
「ほどほど」の情報を公開することは、「一つのことをとことん極める」とはかなりの違いがあります。
愛を語るときに「ほどほど」で気持ちを伝えることは無いと思います。自分の気持ちを相手に伝えるために、自分が表現できる最大限の表現をするはずです。相手に自分の気持ちを伝えると言うのは、そういうことです。
「ほどほど」の情報を公開しても、閲覧者にはほとんど何も伝わりません。「ほどほど」の情報で閲覧者の気持ちを全く動かさない情報であれば、ホームページが存在している以上の価値はありません。
ホームページは閲覧したユーザーの行動に影響を与えなければ、公開している意味は無く、目的を達成することは出来ません。
ホームページでユーザーの行動に変化を与えたいと思うのであれば、生半可な情報では、変化を与えることは出来ません。企業として公開する情報の一つ一つについて、「とことん極めている」かを問い続けて下さい。
コンテンツがユーザーの判断基準になると、より深いコンテンツを公開しているホームページを探し出し、深い情報を掲載しているホームページのファンになり、そのホームページをブックマークします。
ユーザーにとってより良い情報を公開することに徹する
企業が情報を公開すると言うのは、インターネット以前はコマーシャルしかありませんでした。コマーシャルは放送時間や印刷面積の制限などで、企業が掲載したい情報を全て掲載することは出来ず、削りに削った情報をキャッチコピーのようにユーザーの目を引きやすい形で公開しました。そのコマーシャルは単価の安い商品を除いて、ほぼ来店を促すだけの目的で、クロージングは営業マンの役割でした。
ホームページはクロージングする営業マンの役割も備えていないといけません。営業マンは見込み客に色んなことを話します。営業マンが話している内容の中にもコンテンツがあるかも知れません。
ホームページで商談成立になるほどの情報を掲載していないと、コンバージョンには繋がりません。それは、個々の営業マンによって色んな話しをしているはずで、その全てを網羅するコンテンツを公開する必要があります。
清水 康次
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