コマーシャルしか掲載していないと低品質なサイトと評価されます

2022年4月10日

コマーシャルは企業に都合の良い売り込みです

ユーザーが望まない情報しか開催していないと低品質なサイトと評価されます

ECサイトはほとんどがコマーシャルで埋め尽くされています。コマーシャルは企業側にとって都合の良い情報を一方的に主張するもので、ユーザーが求めている情報ではありません。

Googleは良質なコンテンツを掲載しているWEBサイトを評価しますが、コマーシャルは良質なコンテンツではありません。コマーシャルはユーザーにとって価値ある情報では無いからです。

ECサイトの目的は商品を出来るだけ効率的に売ることです。なので、コマーシャルで埋め尽くされるのは当然のことなのですが、Googleで検索するとコマーシャルばかりが表示されるようになると、延々とテレビショッピングばかり放送しているテレビ番組のようになってしまいます。そんな放送をユーザーは望んでいません。

コマーシャルは商品の良さや優位性をユーザーに伝えるもので、ユーザーが抱えている疑問や問題に対しての回答や解説などの深く掘り下げた情報ではありません。コマーシャルの基本は限られた時間や紙面で商品の良さをユーザーに伝えるものなので、商品に関連した掘り下げた詳しい情報を掲載しません。

コマーシャル

検索結果がコマーシャルで埋め尽くされることをGoogleもユーザーも望んでいません

Googleにとっても検索結果がコマーシャルばかりになるとGoogleを利用するユーザーが減ってしまいます。そうなると、検索結果に広告を掲載して広告をクリックされると広告収入が入るビジネスモデルが成り立たなくなります。

なので、Googleは良質なコンテンツを掲載しているWEBサイトを評価するようになりました。ユーザーにとって価値のある良質なコンテンツを掲載することにより、Googleから評価され、さらに良質なコンテンツへリンクが張られるようになり、そのリンクも評価されてGoogleの検索上位に表示されるようになると言うSEO対策の効果が期待できるようになります。

これに対して、コマーシャルしか掲載していないサイトはGoogleからの評価が下がり、リンクももらえないので、他社がコンテンツを掲載する度に検索順位が落ちて行くようになります。

ECサイトにコンテンツを掲載すると言うのは、これまでのECサイトの制作の中には無かった考えなので、なかなか情報が出てこないかも知れませんが、企業の中で行っている事は全てユーザーに喜んでいただくための行為なので、全てがコンテンツです。社内で行っていることから是非コンテンツを見つけ出して下さい。

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koji shimizu

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。