コマーシャルを上位表示するのは難しい

2021年5月25日

Googleは良質なコンテンツを評価すると宣言しています

コマーシャルはコンテンツでは無いので評価されません

ホームページを運営する企業側とすれば、企業が扱う商品を上位表示させたいと考えるでしょう。しかし、商品そのものを売り込むページはコンテンツでは無くコマーシャルです。

コマーシャルページはGoogleが評価しないので、SEO施策を行ってもなかなか上位に表示させることは出来ません。WEB担当者はコマーシャルよりもコンテンツを公開することにより、SEOをより簡単にすることが出来ます。

ただ、企業はこれまで、商品を売り込むコマーシャルしか考えて来なかったので、コンテンツを公開することにとまどいを感じることもあるでしょう。

コンテンツとはユーザーにとって嬉しい情報で、検索窓へ入れる質問に対する回答です。企業は商品を売ることを考えていますが、その商品をお買い上げいただければ、必ずユーザーに喜んでもらえる商品であると自信を持っているからです。

つまり、企業で行っている活動は全てユーザーに喜んでもらうための活動のはずで、コマーシャルも視点を変えてユーザー目線で公開するとコンテンツになる可能性があります。

コンテンツ

企業目線からユーザー目線に変える

これまでは「商品を売り込む」と言う言葉があったように、pushで、ユーザーが望んでもいない情報を無理やり見せることが主流でしたが、ユーザーにとって価値ある情報を公開して、コンテンツを読んでもらったユーザーに企業や商品のファンになってもらうのは、pullです。

ひたすら商品を押し込むコマーシャルはネット上の有益な情報では無いとGoogleは判断しています。これ以上コマーシャルが氾濫するようになり、検索結果の上位をコマーシャルが埋め尽くすようになると、検索エンジンの利用者が減ってしまい、Googleのビジネスモデルが崩壊してしまう可能性もあり、コンテンツ重視を打ち出したのです。

ユーザーが求めている情報を公開して、コンテンツを読んだユーザーが嬉しいと思える情報が多くなると、検索で上位に表示するのが簡単になります。

コマーシャルをひたすら公開し続けて、SEOを難しくするよりも、良質なコンテンツを多数公開して、Googleからの評価を高めるとSEOは比較的簡単に出来るようになります。

これまでのコマーシャル中心の情報公開から考えを転換する必要はありますが、企業の中にはユーザーにとって価値があり、知ると嬉しい情報がたくさんあるはずです。

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koji shimizu

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。