良質なコンテンツとは?検索順位の判断基準になるのは理想的なことです

2022年4月10日

悪意のある業者はコンテンツを公開できません

コンテンツが検索順位の基準になるのは理想的です

良質なWEBコンテンツはユーザーにとって嬉しい情報です。ユーザーにとって嬉しい情報は、ユーザー本意で運営している善意に基づいた企業じゃないと公開できません。お客様に少しでも喜んでもらおうと言う気持ちがベースに無いと良質なWEBコンテンツを公開できないのです。

リアルの店舗で一見のお客様を相手にしているお店だったら、お客様に粗悪品を売りつけても、お客様が再来店されることは無いので、全く業績に悪影響はありませんでした。むしろ粗悪品を通常価格で売りつけるので、正直なお店よりも業績が良かったかも知れません。

悪意のあるお店はコンテンツを掲載できません

ユーザーにとって嬉しい情報や、プロとしての高い専門性は、自社のホームページを閲覧したユーザーの人生に良い影響を与えたいと思っているか、自社の商品をお買い上げいただいて、お客様に喜んで頂こうと思う気持ちが無いと掲載できません。

そのコンテンツは真実じゃないと、実際に商品をお買い上げいただいたお客様が、記載されているコンテンツと実際の商品が違うと、SNSで拡散されてしまって、最悪の場合、炎上するかもしれません。

インターネッットが普及する前は、マーケティングの中心はコマーシャルでした。コマーシャルは限られた時間や限られた紙面で、消費化に興味が無いユーザーに商品を印象付けることが目的だったので、キャッチーなコピーでユーザーを引き付けることに重点が置かれました。

しかし、インターネットが普及して、ユーザー自身が抱く疑問や質問の回答を検索エンジンを使って探す時代になったのと、ホームページは契約しているサーバーの容量の範囲であれば、どれだけコンテンツを掲載してもコストが変わらない時代になったことで、良質なコンテンツの掲載が重要になったことが大きなポイントです。

広告がマーケティングの中心だった時代は、商品が良いことだけを訴えていれば良かったので、悪意があっても商品知識が乏しくても問題無く商売が出来ました。

しかし、インターネットが普及して、ユーザーが抱える疑問や問題の解決策を検索エンジンを使って積極的に探すようになりました。このようにユーザーが能動的な行動を起こすようになると、ユーザーの疑問や質問に対する回答を掲載してているサイトが検索結果の上位に表示されるようになり、商品や技術に対して真剣な取り組みをしている企業じゃないとコンテンツを掲載出来なくなったのです。

質の高いコンテンツは、ユーザーに対して、本当に良い商品やサービスを提供するために、商品の品質を見極める方法や、ユーザーにより満足していただくための作り方の工夫や、ユーザーの満足度を高めるサービスの研究を続けてきているはずです。そのようなユーザーに向けた取り組みを画像なども含めてコンテンツとして掲載すると、ユーザーの検索ニーズに応えることになり、そのコンテンツを読んだユーザーは、他のサイトと比較して、その高い専門性に感動し、商品やサービスの購入する判断をするようになります。

理想的

悪意のあるお店は、自分たちが行っている真実を公開するだけで炎上するかも知れません。ユーザーの生活の不満や不便を解消できるように誠実な企業運営をしている企業は、ありのままの企業活動から誠実な内容のコンテンツを掲載出来ますが、悪意のある企業は、自分の企業さえ良ければ良いと言う考えがベースにあるので、ユーザーを騙しても自分は儲けたいと考えているので、ありのままを記載するとユーザーから否定される上に、ユーザーに対して、良質なコンテンツを掲載することもできません。

お客様に喜んで頂きたいと言う考えが根底にある企業が、企業としての姿勢を公開することが、記事となり、それが検索順位に影響することになることは、正直な経営をしている企業が検索で上位に表示され、悪意に満ちた企業はコンテンツを掲載できないので、検索結果に表示されなくなり、経営が継続出来なくなると言うのは、お客様第一で経営している企業にとっては理想的なことで、コンテンツが評価基準になるのを歓迎する理由です。

Googleがコンテンツを検索順位の評価基準にすると言うのは、これまで、お客様第一で経営してきたけれども、お客様にはあまり伝わっていなかった企業にとっては、とても良いチャンスです。

ユーザーにとって嬉しい情報はどんどん公開しましょう

良質なコンテンツを作成する方法は、ユーザーが検索窓に入れるキーワードをユーザーの疑問や質問と考えて、その質問や疑問への回答を考えて掲載することです。これまでの商品カタログでは伝えられていなかった商品の材料や製造工程の説明。その材料や製造工程がどうして必要なのかの説明や、専門用語の意味など、読者に知ってもらうことで、商品を見極める目を持ってくれるようになることはとても良いことです。

多くのコンテンツを掲載することによって、多くのファンを獲得できる強いサイトに育てて行くことが、webマーケティングに繋がります。

良質なコンテンツはあくまでもユーザーにとって価値のある情報で、ユーザーに喜んでもらおうとする考えが根底にあることが条件です。

例えば、NHKで放送されている「チコちゃんに叱られる」の「何で?」に対する回答です。チコちゃんの質問や疑問に対する回答には、その分野の専門家が回答しますが、その解答には専門性や信頼性が高く、「なるほど」と納得できるもので、この番組は人気があります。「チコちゃんに叱られる」はwebサイトを運営する人にとってはとても参考になるコンテンツです。

企業にとっては当たり前ですが、ユーザーにとっては「何で?」と思うようなことや、企業でもあまりにも当たり前で、「何で?」と考えたことが無かったようなことにもコンテンツがあります。チコちゃんは、予想外のことを「何で?」と聞きますが、ユーザーも様々なので、百人百様の疑問を持ちます。そんなユーザーに対して回答を記載したコンテンツを作り、満足が得られれば、その情報を記載しているサイトのことを「凄いな!」と思うようになります。

自身では、毎日の仕事で繰り返していることなので、何の疑問も持たないことに「何で?」と疑問を投げかけてみると、コンテンツを作るヒントを得ることが出来、コンテンツが作りやすくなります。「何で?」と問いかけることで、ユーザーと同じ目線になることが出来、今まで気付かなかったユーザーが求めるコンテンツを思いつく可能性があります。

プロとしての高い専門性を公開して、そのコンテンツを読まれると、ユーザーから信頼を得ることや、企業として、お客様に喜んでいただくために取り組んでいることなどは、積極的にコンテンツとして公開するようにしましょう。

認知度の低い観光地の旅館や過疎化の悩みに苦しむ地域に、人を呼び込みたい場合は、NHKの「ブラタモリ」のような、地域の歴史や文化の背景を専門家が解説している情報を記載することです。実際にその地域で生活している人も知らないような歴史や文化の変遷や遺構や史跡が何故あるのかなど、さまざまな情報を出来る限り詳しく記載してサイトを制作することです。コンテンツには動画などのメディアも掲載すると、さらに効果が高くなるでしょう。その地域の歴史の中には、面白い情報もあるはずです。

そもそも、その地域に住んでいる者が、その地域の魅力を知らなければ、都会の人に魅力は伝わりません。詳しい情報を記載すればする程、コンテンツを読む人の中から、見てみたいと思う人が増えます。

建築業や造園業は、テレビ朝日の「劇的ビフォーアフター」のような情報が有効です。建築業や造園業は、ホームページでどんなに丁寧な施工を行うと記載しても、実際の作業状況や材料の選定についての詳しい情報が無いと、信用出来ません。その情報を掲載するには、施工段階の時々に応じて、写真や動画と解説のテキストを掲載して、ユーザー本位の施工を行っていることを知らせる情報が有効だと思います。

製造業の場合は、現在は放送されていませんが、NHKの「プロジェクトX」のような情報がコンテンツとして有効です。ユーザーの不満や不便を解消するための開発秘話などを織り込んだコンテンツは、ユーザーに対して高い専門性を伝えることが可能です。

これらのコンテンツを参考に自社のコンテンツを探して見れば、良いコンテンツが見つかると思います。1つ1つ確実にユーザーから信頼が得られるコンテンツを記載するようにしましょう。

どれだけお客様のことを大切に思っていても、文章にして伝えないとお客様は分かりません。Googleも文章に書かれていないと、コンテンツを評価出来ないのです。

ユーザーが能動的に検索して情報を求めているものに対しては、ユーザーが理解出来るように、事例なども含めて積極的に詳細な解説をして紹介することが必要です。ユーザーの疑問を解決出来る、ユーザーにとって価値があり役立つ、クオリティの高いオリジナルな情報は検索流入を増やす効果があります。コンテンツの量が多ければ多いほど、多様なキーワードで検索エンジンからの流入が期待できるようになり、アクセスが増えます。

企業で行っていることには、専門用語など、一般のユーザーには分かり難いものもありますので、分かりやすいような適切な表現に心がけましょう。

コンテンツが少なく、売込み(コマーシャル)ばかりが記載されているサイトは、しっかりとしたコンテンツの掲載を始めましょう。コンテンツを掲載すると、商品やサービスに質問や疑問を持つ新たなユーザーの獲得に成功するようになり、アクセスが増えるようになります。さらに良質なコンテンツを読み、その情報に納得したり感動したユーザー自身が運営するブログなどからリンクを設置してくれるかも知れません。そのような被リンクが増えるとGoogleからのサイトの評価がさらに高まりアクセスがどんどん増える要素になります。

人として、お客様に喜んでいただこうと思う気持ちは自然なものです。お客様の生活の役に立つ商品やサービスを提供したいと考えるのが、普通の考えです。webサイトを通じて、お客様に喜んでいただこうとする姿勢を記載することが重要で、それが出来ない企業が市場から退場するようになるのが理想だと思います。

良質なコンテンツを掲載できる企業はどんどんコンテンツを掲載しましょう。コンテンツの掲載を続けていると、検索キーワードのランキングが上昇し、アクセス数が増え、コンバージョンも高まり収益が増え、ビジネスが成り立つようになります。

良質なコンテンツはSNSで拡散されたりシェアされる可能性もあります。

SEOの基本はユーザーのことを第一に考えてサイト運営することで、専門性の高いプロの言葉で、徹底してユーザーが求める情報を書いて、ユーザーから信頼を得らるようにすることをおすすめします。

良質なコンテンツを大量に持っているサイトには、コンテンツを読んだユーザーが持っているブログなどからリンクが張られるようになり、多くのユーザーから注目を集めるようになると、Googleからの評価が高まり、検索順位も上がるようになります。

サイトテーマを統一する

企業のwebサイトの場合、その企業自身の事業ドメインが決められれいれば、サイトテーマは事業分野に統一されると思いますが、多角化していて、色んな商品やサービスを取り扱っている場合は、それらの商材を一つのサイトに記載すると、サイトテーマが何なのか分からなくなってしまいます。

ホームページを作成する場合は、サイトテーマがぼやけてしまわないように、メインの商材をメインサイトに、他の商材はサブドメインに掲載するなどして、サイトテーマの統一を意識して構成するようにしましょう。

また、サイト内でブログを運営する場合も、取り扱っている商材に関連したブログを記載するようにして、日記のような何でもありの内容を記載することは避けましょう。サイトテーマを意識したブログを記載することで、サイトテーマが強化されて、サイト全体がメインキーワードで統一されて強化されるようになります。

Googleは良質なコンテンツの具体的な定義を公開していません

良質なコンテンツがSEOでは重要と言われていますが、Googleのウェブマスター向けガイドラインでも明確な定義は公開されていません。

グーグルさん、「良いコンテンツ」ってどういうもの? 定義を教えて!

の中でも、「良いコンテンツとは何か」というのはそれこそ検索ランキングチームがずっと答えようとしてきた根本的な質問であって、・・・と記載されていて、Googleとしても明確な定義が分からないから、絶えずアルゴリズムを変更しているとのことです。

これからどこへ向かっていくかは、分かりませんが、ユーザー本位でコンテンツを作って行くことが重要です。

今後ネット環境がどのように変化しても、ネットユーザーが検索エンジンを利用して、情報を探す限り、ユーザーの疑問や質問に対する回答を掲載し続けることが最も有効なSEOです。

ユーザーのことを第一に考えて企業運営している会社は、良質なコンテンツが記載できるはずです。良質なコンテンツを掲載していれば、検索順位を上げる効果があり、検索流入も増やしてくれるはずです。

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koji shimizu

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。