良質なWEBコンテンツが検索エンジンからの評価を高めSEOの効果につながる

2022年10月9日

Googleはコンテンツを被リンクと同等に評価します

良質なWEBコンテンツの掲載は必須です

2012年3月にGoogleは「コンテンツが充実していないのにSEO(検索エンジン最適化)が上手なサイトと、SEOは出来ていないけれど、充実したコンテンツを持っているサイトの条件を平等にする」と発表しています。

それまで、IP分散被リンクの構築などのブラックハットSEOが席巻していましたが、ペンギン・アップデードで軒並みペナルティを食らい圏外へと追いやられました。

さらに低品質なコンテンツに対して、パンダ・アップデートが実施され、中身の無いコンテンツの順位が落とされました。オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページは評価されません。美しい画像だけで作られたWEBサイトは、テキストとしてのコンテンツが無いので、Googleからの評価を得ることは出来ません。さらに低品質なコンテンツと評価されると検索順位が下がる可能性もあります。

コンテンツとはユーザーにとって嬉しい情報です

例えば新聞記事はコンテンツです。広告欄に掲載されているのはコマーシャルです。テレビ番組はコンテンツで、コマーシャルは文字通りコマーシャルです。コンテンツは見たい、読みたいとユーザーが思う情報で、ユーザーにとって嬉しい情報です。

これまでのECサイトには、ただひたすら商品が良いと言い続けるコマーシャルだけが掲載されていました。もしも、テレビ番組がコマーシャルしか放送されなかったらどうしますか?こんな状態がECサイトでは起こっているのです。ユーザーが望んでいないのに一方的に送りつけてくるコマーシャルをユーザーは拒否するようになって来ました。

ユーザーが現在使っている商品に対して漠然とした不満を持っていて、その不満を解決できる商品を探しているとしましょう。あるサイトにその不満の原因について詳しく書かれていたとします。そして、その不満の原因を解決できる構造や商品についても書かれていると、そのショップのことを良いなと思うようになります。

そのようなユーザーが抱えている問題を解決できる情報を掲載して、そのコンテンツを読んだユーザーが嬉しくなるような情報を公開するようになると、長い時間をかけてファンを増やすことが出来るようになります。

商品を取り扱っているからこそ分かる、プロとしての高い専門性をユーザーに伝えることで、この分野の商品なら、この店長が勧める商品なら間違いないと感じさせることができます。このプロとしての専門性は、商品を取り扱っている企業には当然持っている情報のはずで、このプロとしての専門性が無ければアマチュアです。

このような良質なWEBコンテンツを大量に蓄積できるようになると、いろんな疑問に対する解決策を掲載しているので、色んな角度の疑問を感じているたくさんのユーザーをファンとして確保できます。

マーケティングにつながるコンテンツ

ユーザーにとって嬉しい情報は、ユーザーをファンにし、固定客になってくれる情報です。良質なコンテンツを掲載することによって、コマーシャルしか掲載されていないセリングから、マーケティングへと変化し、コンテンツマーケティングが成立するようになります。望まないユーザーに一方的に商品が良いと言い続けるコマーシャルを拒否するユーザーが増える中、コンテンツマーケティングがSEO対策に有効に働くようになって来ています。

コンテンツを掲載するとSNSで共有されたりリンクをもらえるようになります

掲載したコンテンツをユーザーに読んでもらって、ユーザーが納得したり、感心したりすると、SNSで共有されたり、Blogからリンクを張ってもらえる可能性があります。Facebookの「いいね」は非リンクとしてカウントされませんが、はてなブックマークやGoogle+は被リンクとしてカウントされます。さらにBlogからリンクをもらえるようになると、被リンクによってWEBサイトの評価が上がり、検索順位が上がって行きます。さらに良質なコンテンツを掲載することでもGoogleから評価され、相乗効果でSEOの効果が上がります。

コンテンツを増やせば増やすほど、被リンクが増え、Googleからの評価が上がり、コンテンツの評価も上がると言う循環が回り始めて、SEOの効果がどんどん上がって行きます。

コンテンツ

ホームページ、WEB制作を依頼する場合はコンテンツの掲載をする会社に依頼しましょう

ホームページ、WEB制作を依頼する会社がコンテンツの掲載について考えていない会社だと、検索順位が上がって行くスパイラルを作り出すことが出来ません。コンテンツの評価と被リンクの両方の効果を獲得できないと、検索順位を上げるのはとても大変になります。

検索順位について意識していないWEB制作会社だと、コンテンツの掲載にもほとんど意識が無いと思います。コンテンツにも検索順位にも意識が無いWEB制作会社は、ユーザーにデザインやキャッチコピーで訴求しようと考えていると思いますが、それはユーザーの目に触れて初めて効果を発揮するのですが、残念なことにインターネットでは、企業とユーザーの間に検索エンジンが介在するのです。

どんなに美しいデザインのホームページを作っても、ユーザーとの仲介をする検索エンジンが理解できないホームページだと、仲介する検索エンジンが仲介手続きをしてくれません。検索エンジンが仲介してくれないと、そのホームページはインターネット上に存在しないのと同じことになってしまうのです。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。