Fetch as Google送信直後だけ順位が上がる

2019年12月31日

圏外だったページがFetch as Googleを送信してしばらくだけ上位に表示してすぐに圏外に戻る

Fetch as Googleで送信したページのコンテンツが問題です

元々圏外だったページを更新して、Fetch as Googleを送信すると、しばらくだけ上位に表示されるけれど、すぐに圏外に戻ってしまう場合があります。

これは、「ファスト トラック インデックス」のような初期の評価で一旦順位が上がるのが、「プライマリ インデックス」のような正規の評価をした時に正しい順位に落ちるのです。

正規の評価をされた時に順位が圏外になると言う事は、ユーザーに表示すべき良質なコンテンツがページに無いからか、titleとコンテンツが合っていない可能性があります。

仮の評価ではある程度の順位に表示されて、正規のアルゴリズムを適用すると順位が圏外になってしまうと言うことは、仮の評価では、キーワードと合っているからです。仮の評価であっても一時的にある程度の順位になるのは、ペナルティなどの重大な問題は無いと言うことでもあります。もう少しページの質が向上すれば、順位が上がる可能性はあります。

Fetch as Googleを送信して、一時的でも上位に表示されるのは、そのページに上位表示の可能性があるからです。Fetch as Googleを送信しても、そのキーワードと全く合っていないキーワードでは圏外のままなので、一時的でも上位に表示されるページはコンテンツを良質なものにリライトすれば、上位で定着する可能性があります。

圏外に戻るページはコンテンツを充実させましょう

Googleは検索ユーザーにとって価値ある情報が無いページを上位に表示しません。Fetch as Googleを送信して、一時的でも上位に表示されても、すぐに圏外に戻ってしまうページには、ユーザーにとって価値ある情報が無いとGoogleが判断している証拠です。

圏外に戻るページはコンテンツが検索したユーザーが本当に求めている情報を記載しているかを、もう一度吟味してみましょう。

titleとコンテンツが合っていない

titleとページ内のコンテンツが一致していないと、titleに記載されているキーワードで一時的に上位に表示されても、しばらくすると圏外に飛びます。titleに記載されているキーワードで上位に表示したいのであれば、ページ内のコンテンツをtitleと一致する内容にすることが重要です。

titleやdescriptionを読んでクリックしたユーザーがページを訪れた時に望んでいる情報が無いようなページをGoogleは上位に表示しません。

titleやdescriptionがコンテンツと一致するようにコンテンツを書き換えましょう。titleとコンテンツが一致して、コンテンツがユーザーが求めている情報を掲載するようになれば、上位で安定するようになります。

現在は「URL検査」→「インデックス登録をリクエスト」

現在はFetch as Googleの機能はSaerch consoleから廃止されて、「URL検査」→「インデックス登録をリクエスト」でURLを送信すれば、Googlebotがクロールしてくれます。

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清水 康次

過去にインターネット受注で100%稼動する縫製工場を経営しており、平成17年度に経済産業省「IT経営百選」で優秀賞を受賞、翌18年には、最優秀賞を受賞するまでになりましたが、その後縫製工場の経営を止め、飲食店のインターネット担当として勤務いたしました。平成28年11月より独立してSEO対策とWEBコンサルタントとして多くのサイトの検索流入やコンバージョンの改善実績があります。