ホームページはコンテンツ不足です
更新を続けられていればコンテンツが豊富にあるはずですが
コンテンツとはユーザーにとって嬉しい情報です
ホームページの基本になるのは商品カタログです。商品カタログはページ数が増えれば増えるほどコストが上昇するので、印刷できる紙の面積の関係で、元々が情報不足です。ほとんどのホームページは商品カタログと同等の情報しか掲載されていません。本来掲載したい情報を削りに削って作った商品カタログと同等の情報では、明らかに情報不足で、その情報だけでは、ユーザーが問い合わせや購入の行動を起こすことはありません。営業マンは商品カタログを持って得意先を訪問すると、補足説明としてセールストークをします。
これは、営業マンが商品カタログの情報だけでは、ユーザーに商品の良さが伝わらないと知っているからです。
このセールストークも含めてホームページに掲載しないと、ホームページで商談成立とはなりません。しかし、セールストークまでは掲載されておらず、ホームページは完結しません。さらに、セールストークはコンテンツでは無く、コマーシャルです。
ホームページの運営を続けていると、コマーシャルばかりが増えて行きます。商品は本来、お客様にとって嬉しいものであったり、問題を解決してくれるものであったりするはずですが、企業目線で情報発信すると、コマーシャル(売込み)ばかりになってしまいます。
ユーザーは企業から一方的に商品の良さを伝えるコマーシャルを拒否する傾向になっています。しかし、ユーザーはユーザー自身の生活の中で感じる問題や疑問を解決できる方法などを検索していて、その回答を求めているのです。
企業目線でただひたすらに商品が良いと言い続けるコマーシャルでは無く、ユーザーの疑問や問題を解決できる情報の公開を続けることが出来れば、コンテンツがたくさん積み上がった、良質なサイトになります。
良質なWEBコンテンツを大量に持っているサイトはユーザーもファンになってくれますし、Googleもコンテンツを評価して検索順位を上位に表示してくれるようになります。
同じ情報を掲載するにも、企業目線では無く、ユーザー目線で情報を公開するようにして行けば、コンテンツがどんどん増えて行くはずです。
完全な情報を提供する: 必要事項をすべて記載してください。Google では、ページ内容を推測することはできません。とSearch consoleのヘルプに記載されています。情報を発信する企業側は、商品やサービスを十分知っているので、自社のホームページを読んでも、背景の技術などについて推測することができるので、ホームページの内容を理解できますが、ユーザーやGoogleは予備知識が全く無いので、ホームページに記載されている情報ただけで判断するしかありません。
そのホームページが欠落している情報がたくさんあると、ユーザーには何も伝わらないのです。
清水 康次
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