将来、AI(人工知能)がホームページを制作するようになる
目次
AIが自動的にWEBデザイン、改善する
ホームページはAI(人工知能)が自動生成する
現在、ユーザーが管理画面から、テキストや画像をアップロードして、基本色を決めると、最適なサイトをAI(人工知能)が自動生成する仕組みがスタートしました。さらに、公開したコンテンツのユーザーの動きによって、AI(人工知能)がユーザーの動きを分析して、コンバージョンを上げるために定期的に自動更新もするそうです。まだ英語対応のみなので、日本で実用化されるにはまだ時間が必要でしょう。
しかし、この流れはもう確実で止めることは出来ません。将来WEBデザイナーやWEBコンサルタントは必要無くなるかも知れません。さらに、このAI(人工知能)が低価格で提供されるようになると、WEB制作会社そのものが必要なくなり、企業がAI(人工知能)を導入して、自社のホームページを自動生成する時代が来るかも知れません。
将来、ホームページはAI(人工知能)の対決になるのかも
企業がアップロードするテキストや画像の差は根本的な差として残るのでしょうが、AI(人工知能)の能力が高い程、高い効果を生み出すことになるでしょう。AI(人工知能)は自分で学習するので、公開したホームページはどんどんブラッシュアップされて、ユーザーにとってより良いページへと改善されます。そして、GoogleもAIを活用しています。ホームページ制作を行うAI(人工知能)がSEOもすることになると思いますので、検索順位の高いページも分析して、自社のサイトを最適化するようになると、人間が入り込む余地はほとんど無くなってしまいます。
現在のように試行錯誤しながらWEBサイトの改善を行っているようなことを全てAIが行う時代がもうすぐそこまで来ていると言う事です。
コンテンツもaiが作成する
すでにchatGPTニキーワードを入れれば、かなり良い内容のコンテンツを自動で作成してくれます。
このツールを上手く利用すれば、ビジネスの効率も格段に上がると思います。
コンテンツをAI(人工知能)が自動的に作成すると低評価になる可能性も
AI(人工知能)がページの作成を行ってもGoogleは自動生成のコンテンツをあまり評価しません。aiによってホームページを作成するサービスが普及して、手軽にホームページ制作が可能になったとしても、コンテンツを自動生成するのは問題があるかも知れません。
aiはネット上にある情報を収集して文章を作成するので、情報が古かったり、偽の情報をそのまま文章として作成してしまうこともあります。現状では、ファクトチェックが出来ないので、この情報を検証せずにホームページで公開して、検索結果の上位に表示されてしまうと、ユーザーにとって害のある情報となる可能性があるので、ai生成のコンテンツを排除することをGoogleは発表しているのです。
aiが作成するコンテンツが人間が作成するコンテンツよりも良いものが出来るようになれば別ですが、現状のaiが作成するコンテンツではGoogleから低品質な自動生成コンテンツと判断される可能性があります。
また、aiによって作成されたコンテンツはほとんど同じ内容のものになる可能性もあり、類似コンテンツが大量にアップロードされる可能性もあります。
aiを使って簡単にホームページ制作が可能になることは良いことですが、やはりコンテンツは人間が書いた方が良いようです。
ヘルプフルコンテンツアップデートで過度に最適化されたページが落ちた
Googleのヘルプフルコンテンツアップデート以降、スクレイピングツールで上位ページの情報を抽出して、過度に最適化したページの順位が下がりました。
また、キーワードの検索意図と合わないと思われるページの検索順位も落ちているようです。
明確なユーザーを意識して、ユーザーに対して最良の回答を掲載することに集中する必要があるようです。
検索エンジンからの評価を高めようとして、スクレイピングツールの情報を参考にして、キーワードを不自然に入れ込むような事はNGです。
現在はAIが作成したコンテンツに対する見解は分かれている
2023年1月の時点では、aiが作成するコンテンツについては評価が分かれているようで、aiが作成したコンテンツでもaiが作ったと判別出来ない、ユーザーにとって価値ある情報であれば良いコンテンツだと言う意見と、aiであっても人間以上に品質の高いコンテンツを書くことは出来ないと言う意見に分かれています。
ただ、aiが作成したコンテンツで大量のアクセスを稼いだと言う情報も存在します。
2023年2月の段階でGoogleの正式な見解が掲載されました。aiが生成しているかどうかが問題では無く、ユーザーにとって価値ある情報かどうかが重要だとの判断です。
aiが生成したコンテンツをそのまま掲載すれば、執筆者の専門性や経験が記載されていないので、価値は低くなります。aiが生成したコンテンツに掲載する人独自の考察などを追記して、オリジナルでユーザーにとっても良いコンテンツにすることが重要なようです。
清水 康次
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